- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833417822
作品紹介・あらすじ
歩く、見る、買う、食べる、憩う、遊ぶ、泊まる。値段から辿る京都案内。「初心者」には頼りになる指南役。「京都好き」には手放せない豆事典。古都の達人になるための知的道標。
感想・レビュー・書評
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そのものズバリ、京都でお財布を開けるときに支払う金額が、安いものから順に載っている。
2003年の発行なので、お値段そのものは大きく変わっているだろうが、ここに載っている、「買」「食」「歩見」「憩」「遊」「泊」が、最高のオススメであることは変わっていないだろう。
見開きで、右ページにエッセイ、左ページに写真…というスタイルで通されている。
読み易く、写真が大きいので細部までよく見える。
もちろん、写真もとても素晴らしい。
京都へ行って、自分で払った気分になるもよろし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都の名品を値段と共に紹介するというアプローチを新鮮に感じました。
「京都の旅は水で始まり、水で終わる」という文章と共に、まずは0円の名水から始まります。
ページをめくるたびに、紹介される逸品の金額がどんどん上がっていきます。
錦市場のひろうすが紹介されていました。
がんもどきのことを、京都では「ひろうす」というそうです。
漢字だと飛龍頭となり、恰好いいですが、実はポルトガル語から来た言葉だそうです。
鳩居堂は、今では歴史ある文具店として知られていますが、もともとは熊谷直実の子孫が始めた薬種商なのだとか。
個人的にはずせないふたばの豆餅が載っていました。
また、以前より気になっている船岡温泉が紹介されており、凝った内装写真を楽しみました。
18000円まで値段が上がったところで、とつぜん0円の「賀茂川の石」がはさまります。
老舗旅館の一泊料金が最高額でした。
京都といったら「一見さんお断り」のお店ですが、掲載されていたお茶屋バーでは、馴染み客相手のみでありながら、この本持参でもOKと書かれており、(え?)と思いました。
意外とそういう単純な、ゆるいものなんでしょうか。
ガイドブックには載っていない、しかし京都ならではの品々の写真を眺めているだけでも楽しい一冊です。 -
京都の魅力が非常にコンパクトにまとまっている。
左に写真、右に文章。その見やすさたるや絶妙。
京都らしい美しい写真が多いので、見て楽しめる。 -
2008.3/5-6
prinzにて。値段から京都を見る。出町ふたばの豆餅はこれを参考にした。 -
『京都の旅は水で始まり、水で終わる』
写真も素敵だし、文章もとてもおもしろいです。
なんか上品な感じ…。
京都の値段その2も買います。 -
京都にいくときには必ずチェックします。
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書店でひとめぼれした本です(笑)。
京都旅行時には、この本を見ながら行きたいお店・場所を計画しました。0円から始まる旅、してみませんか?