これからの中国ビジネス: 現場で見た、聞いた、体感した

著者 : 杉山定久

• プレジデント社 (2004年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Gaijin Pressさんの感想 · 2008年9月30日]

以下、概要。

中国経済をリードしているガンガン金を稼いでいる層はわずか１％程度。

この１％と残りの９９％との所得格差は非常に大きい。

日本では社長と平社員の給料差はせいぜい５〜１０倍程度。

中国では、その差が１００倍にもなる。

○中国人が人を評価する基準は、まず「友として信頼できるか否か」。同時に「力と知識を持っているかどうか」も重要。

人的ネットワークを活かして展開する中国ビジネスはやはり、信頼関係が大事だし、力や知識をもっていない人だとビジネスの話をしてもしょうがないと思われる。

著者プロフィール

1943年静岡県生まれ。南富士株式会社代表取締役社長。清華大・武漢大など中国トップ大学16校の客座教授を務める。
日本一の施工量を誇る住宅屋根外壁工事業を展開する一方、30年以上にわたる中国・アジアでの人づくりで培ったネットワークや経験を活かし、
2005年、グローバル経営リーダーを無料で育成する私塾GMC(Global Management College)を中国・武漢に設立。これまでに200名以上の人財を輩出し、企業・大学をはじめ幅広い方面から高い評価を受ける。

「2019年 『世界で活躍するリーダーを目指す君へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」