成功はゴミ箱の中に: レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833418454

感想・レビュー・書評

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  • 世界一、億万長者を生んだ男。ただレイクロックの本質は、社会的課題に正面から向き合う、すなわち利他の精神であり、その結果がマクドナルドグループの成功なのだろう。

  • レイ・クロックの仕事に対する情熱を学べます。ただ、読み進めているとマックが食べたくなるのでダイエット中の方にはおすすめ出来ません。。
    個人的には本編よりも、付録の孫正義と柳井正の対談の方がすんなり理解できました。

  • マクドナルドを広めた人の話。
    病気を患いながらも52歳にして夢を目指した。仲間は決して裕福ではなく、超優秀というわけでもないが、夢に向かってとことん進んでいく。
    良くも悪くも細かいシーンまで書かれていて長く感じ。

  • マクドナルドの創業者、レイクロックの自伝

    資本主義社会に生きる男って感じで、かなり過激な人物像にみえてしまうところが多々あり。

    それでも守銭奴ではなく、ただ、ひたむきにマクドナルドを大きくしたい一心で行動していることがよくわかる。

    ビジネスにおいて大事なのはやはりマインド執着心。
    食うか食われるかの世界ですね。

    be daring, be first, be difficult
    勇気を持って誰よりも先に違うことを

  • 52歳で始めたマクドナルドを世界最大のファーストフード・チェーンにした、稀代の経営者レイ・クロックの自伝である。

    この新装版には、レイ・クロックを尊敬してやまない2人の経営者――ファーストリテイリングの柳井正とソフトバンクの孫正義の対談も掲載されている。

    帯には「成長のバイブルが映画化!」という惹句とともに、レイ・クロックの伝記映画『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』(2017年)の広告が載っている。

    たしかに、あの映画の脚本家はこの本にかなり依拠してはいる。が、映画と本書を比べると、印象はかなり違う。

    映画は、大元の「マクドナルド」を始めたマクドナルド兄弟に同情的で、クロックのことは“あとからやってきて店を乗っ取った男”というイメージで描いている。

    一方、本書から受ける印象は逆だ。
    マクドナルド兄弟は事業のことがわかっていないくせに頑迷かつ強欲で、チェーンを拡大しようとするクロックの邪魔をする困った存在として描かれている。

    当然、自伝だからそういう書き方になるわなァ。
    まあ、クロックにもマクドナルド兄弟にも、それぞれ言い分はあるだろう。

    クロックがかなりえげつない人物として描かれている映画『ファウンダー』に、マクドナルド社は協力を拒否したという。

    ただ、自己正当化の面が多少あるとはいえ、クロックは本書で、己をことさら美化しようとはしていない。

    たとえば、彼は糟糠の妻エセルを捨て、事業拡大の途上で出会った美しい人妻(夫はマクドナルドのフランチャイジーの一人)・ジョアンと略奪婚するのだが、その経緯も赤裸々に明かしている。

    しかも、映画にはエセルとジョアンしか登場しないが、その間にもう一人別の女性と再婚・離婚していたことまで、本書には綴られている。

    そのように、キレイゴトの偉人伝ではなく、全体にかなり生々しい自伝なのである。

    柳井正は本書を「僕の人生のバイブル」(「はじめに」)とまで呼ぶのだが、正直、経営者の自伝としてそれほど面白いものではない。

    クロックがマクドナルドに出合うまでの前半生を綴った序盤は退屈だし、その後も、古臭いアメリカン・ジョークをちりばめた文章が何とも野暮ったい。

  • マクドナルドの成長の歴史が知れてとても勉強になりました

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/64712

  • 「私は52歳だった。ビジネスに身体を酷使し、糖尿病と関節炎を患い、胆嚢のすべてと甲状腺の大半を失っていた。だが、生涯で最高のビジネスが私の行く先に待ち受けていると信じて疑わなかった。私は未熟で、成長の途中にあり、空を飛行しているような心持ちで人生を歩んでいた。」

    このフレーズを読んだだけでも、ゾクゾクする。ミルクセーキのマルチミキサーのセールスだった52歳の男が、地方にある得意先のハンバーガーショップを訪れた時に、その将来性を見出して、飲食業の経験もないくせに、自分がチェーン展開すると決断したときの心境を、そう語っているのだ。頭、おかしい。でも、彼こそがマクドナルドの創業者なのだ。

  • 積読になっていた紙の本を読了。

    マクドナルドをフランチャイズビジネスとして大成功させたレイ・クロックの自伝。

    映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は視聴済で楽しかったので、本も楽しいだろうと思っていたが予想以上に良かった。

    レイ・クロックの商売への情熱が伝わってすごく伝わってくる内容だった。

    ・夢を見続けることの大切さ。
    ・失敗を恐れずにチャレンジすることの大切さ。
    ・小さなことを積み重ねることの大切さ。

    世の中から「成功者」と言われている人たちは、上記の3つをどんな困難に直面しても乗り越え実行している人。そして、それを楽しんでいる人。

    孫さんや、柳井さんがバイブル本だと帯を書いていた理由がよくわかります!

    お二人の特別対談をにて日本にマクドナルドを持ってきた、藤田田さんの本もソッコーでぽちりました。楽しみ。

  • 成功はゴミ箱の中に

    マクドナルドの創業者であるレイ・クロック氏の自伝です。
    生い立ち、マクドナルド兄弟との出会いから会社が大きくなり死去するまでが語られています。
    成功談というより、レイ・クロックという人の信条、人間性を前面に出した内容になっています。
    巻末には、孫正義 氏と柳井正 氏の対談やそれぞれの解説が収められており、そちらも興味深い内容でした。


    【本書で学べること・考えること】
    - チャンスを掴むのは自分次第
    be daring, be first, be different
    - 忍耐力の重要性
    - 契約内容には注意
    - Win-Winの作り方
    - 理想の組織
    - トップの孤独
    - ヒット商品の作り方

    読んでみての感想です。

    事業で成功する人は、趣味=仕事といった人間なのだと改めて思いました。
    このエネルギーは、一流アスリートと一緒で、才能+努力+運のなせる業です。
    これは、誰にでも当てはまるものではないです。

    レイ・クロック氏は、非常にフェアな取引、Win-Winを意識した取引を心がける人物だと思いました。
    個人的になリベートや接待を嫌い、その分、値引きしてくれという考えが代表的です。
    藤田田 氏の藤田商店でも同じことをやっており、有名な逸話だったと記憶していますが、ルーツはここだったことを知りました。
    節税にも興味を持たず、公共益を考える姿勢は好きです。

    巻末の柳井正 氏のまとめが秀逸でした。
    そこを読めばポイントが押さえられるので、柳井 氏の凄さを改めて知りました。

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