青春支援企業 ドリームインキュベータは挑戦する

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  • プレジデント社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833418478

感想・レビュー・書評

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  • 古い本だがDIのやってることは一番よく分かる。

  • 新卒の時にインターンをした縁で買いました。

    よくあるビジネス本ではあるのですが、なんというかジャンプ、それもワンピース的な匂いがします。青春時代の躁的なドライブ感というか、視野が狭くなる代わりにどこまでも先が見通せてくる独特の感覚というか。おそらくインタビュアーがうまいのだと思いますが、その疾走する感じがとても心地よい構成の本です。

    内容としては出来上がった大企業の診断と処方箋を書いていくいわゆるコンサル要素と、筋はいいけどよちよち歩きのベンチャーの良き先達となるインキュベーション要素と、そこから金を生むために試行錯誤するインベストメント要素を、DIはどうバランスするのか、という難題に焦点を当てて個別事例や内部社員の生い立ちを紹介しながらそこにDIを投影して掘り下げていく進行となっています。

    けっきょくのところ、能力はもちろんですが執念と累積経験が生み出す力が一番大切なようです。

  • ドリームインキュベータのビジネスプロデューサーの経歴や信念が多く書かれており、読んでいて熱くなるものがあった。また読みなおそう。

  • 掘紘一氏が設立したコンサルティングファームであるドリームインキュベータについて紹介した書籍である。

    ドリームインキュベータの事業について深く知ることができるというのは言うまでもない。
    それに加えれ、大企業コンサルとは?ベンチャーコンサルとは?ベンチャーキャピタルとは?投資銀行とは?コンサルタントに必要な能力とは?という疑問に対し、DIのコンサルタントのキャリアを踏まえながら記述し、一定の視座を提供してくれる書籍である。

  • ドリームインキュベータという会社に関する本。
    単なる戦略コンサルにとどまらず、日本を良くしたい、そのためにはソニーや本田のような企業をベンチャーから育てることが大事と考え、インキュベーションまでも行っている。
    色々な思惑の従業員がいるが、みなが熱い想いを持っていることは十分伝わった。

  • 2010年1月 DIはわくわくさせる会社だと思った。ただし、自分はDIの一面しか理解してないように感じる。おそらく、DIも外資同様に厳しい会社であるのだろう。コンサルが身につけるべきスキルを学べた気がする。(”たとえ”を用いる力。図を書く力)これらは日々考え、鍛錬しなければいけない。

  • 僕が受けた印象としてすべてのコンサルティング会社の中でずば抜けた頭の切れ味を持つDIの創業理念及びその発展について書かれた本。

    DIはベンチャー企業育成を行うコンサルティングファームである。

    コンサルティングファームがなにを行うかだけではなく、大企業への経営戦略の策定とベンチャーへの育成の違い、ベンチャーに必要なのは戦略ではないこと、ベンチャー企業を取り巻く劣悪な環境が事細かに書かれている。

    コンサルタント及びコンサルタントが描く戦略は完ぺきではないし、人を動かすには他の要素がたくさん必要であることを改めて認識させてくれた本。

    とても読み応えがありますのでぜひ読んでください。

    夏にDIのインターン行けばよかったなー。。。

  • ご存知DIの本。コンサルティングファームに関する書籍はそのフレームワークに関する書物が多い。だが、本書は企業の内部をドキュメンタリー風に綴っている本で、企業内部が非常にイメージしやすいという点で良い。また、複雑なDIのビジネスモデルも本書を読めば簡単に理解できる。

  • これまじ名著。タイトルはセンスないけどwそしてこの本を読むと、もう少し先のキャリアのどっかでDIに行きたくなる。というか、インターンでお話した社員さんが普通に出ててすげー親近感沸くわ。この本には、コンサルタント、IBバンカー、ベンチャー、そして自己啓発についての側面がある。新卒でコンサル行く人には是非読んで欲しい。

  • 堀さん率いるドリームインキュベーションの本です。ベンチャー好きで、ベンチャー企業の支援をしたいと思っている自分ですが、その想いをロジカルに且つ分かりやすく体系化されていて、自分の考えを体系的に整理することができた

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著者プロフィール

ノンフィクション作家

「2019年 『パラアスリート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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