裏方ほどおいしい仕事はない!

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  • プレジデント社
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本棚登録 : 254
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419192

作品紹介・あらすじ

本当に大事な仕事は村上春樹に聞け!なぜ「2行長いメール」は必ず読んでもらえるのか?一発で提案を通す人は何が違うのか?みんなが喜ぶ「サプライズ内職」の極意。

感想・レビュー・書評

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  • 事務局力を侮ってはいけないが、こういった事ばかりに手間をとられるのは随分と面倒な話でもある。
    個人の事務レベルで収まる規模の集団に所属したいなぁ。
    事前準備の方法、言い方、議事録の取り方、司会の進め方などは具体例があって参考になる。

  • ”タイトルとテーマに興味があって買うことを決めたら、なんと著者はKDI野村さんだった!事務局力。
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    T:
    P:
    O:
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    <読書メモ>
    ・雪かき仕事
    ・恩義の銀行
    ・1本だけ上向きの矢印
    ・タコツボの職場は「宝の山」
    ・事務局力の7つの仕掛け
     内職プレゼンのテンプレート”

  • 組織で働いている人なら、
    年齢、職種、職位に関わらず、
    「事務局力」という概念をかませる事で
    改革に取り組める、という斬新な指摘。

    一方で、アメーバ経営とか、
    脱タコツボ提案は、これまでも
    いろいろあったよな、と思ってしまった。

    現代の組織は
    軍隊型目標管理+個の競争原理、という
    指摘や、
    リーダーが方針を示す、ではなく、
    リーダーは正しいプロセスを守る、など
    参考になる指摘も多い。

  • 『事務局力』=ちょっとした仕掛け+勇気&知恵。上司は「他人を助ける」仕事をしているか、「他人を活用して」仕事をしているかを見ている。提案する時は完璧を求めず関係者から意見を引き出しやすいものを提示する。

  • 表題どおり、裏方=XXX事務局の方向けの啓発書である。

    事務局というのは、企業内の事務局のみならず、社会全体の事務局(PTA役員や自治体役員など)である。

    書かれている内容は、一般的には「ファシリテーション」と呼ばれているものに相当する。

    率直な感想を3つ。
    ・書かれている内容はその通り。ページ数について約1/4、場面を想定したケースが7つ書かれており、分かりやすい。参考になることもある。
    ・既存の企業組織を痛烈に批判している。企業内部の人がここまで書いてしまって大丈夫なのか?と返って心配してしまう。私自身は痛快に感じたが、読者によっては反感を感じてしまわないだろうか?もっとも、この本のターゲット読者層には、これぐらいのスパイスが良いかもしれない。
    ・反面、日本語文章が時々おかしい。よいことを言っているのに、残念である。すーっと体の中に入ってこない。特にp38,p41の部分。自分の読解力のなさが原因かもしれないので、再度そこの部分を読んでみた。恐らく端折りすぎている。文脈が十分伝わらない(★一つ減点)。

    この本でなければ得られない、というものは正直少なかった。

    合わせて読むとよいお薦めする本
    https://booklog.jp/users/nsugiura/archives/1/4344980530会社の品格など、利益至上主義、成果主義に問題提起をしている企業組織論の本
    https://booklog.jp/users/nsugiura/archives/1/4478360715ザ・ファシリテーターなどのファシリテーション系の本
    ・ドラッカーのhttps://booklog.jp/users/nsugiura/archives/1/4478300593プロフェッショナルの条件―はじめて読むドラッカー (自己実現編)

  • 裏方から会社のあらゆる人を動かす能力を「事務局力」と定義.
    事務局が戦略的に動けば,組織を巧みに動かすことができる.
    会社組織を念頭におかけれて書かれているがNPOで事務局をに関わる人なども参考になる.

  • ・同世代の誰よりも成長してきたと言えるか(P12)
    ・よくできるマネジメントはまず環境から整える(P24)
    ・今求められているのは、自ら言い出して改革に取り組む人間(P38)
    ・バカな人=自分が間違っているかもしれないことを思いつかない人。
     自己批判能力がない(45P)
    ・雪かき仕事(P47)=誰かがやらないといけない種類の仕事なのだけれど、達成感が得られるわけではなく、賃金が払われるわけではなく、社会的敬意が払われるものではい。プラス加算されるチャンスはほとんどない。でも人知れず雪かきをしている人のおかげで、世の中からマイナスの芽(滑って・転んで・怪我をする)が少しだけ摘まれている。
    仕事は何のためにやるのか?褒められたくて・かっこいい仕事だけをやりたがる人が増えている。しかし、誰もの役に立つ仕事をやる人こそが皆に貢献できるし、逆に雪かき仕事のような仕事を率先できる人は(希少な存在)だから逆に目立つ。もし評価されていのであれば、雪かき仕事を自らやる事が大切(ただし黙々と)

  • 事務職としてできることの幅を広げられた

  • カバーのそで部分に全てが書かれていた。
    内容は本文参照。

    1.「ケア」するメール
    2.アガペー(神の愛)モード
    3.鍋奉行ホワイトボード
    4.付箋ワークセッション
    5.内職プレゼンテーション
    6.あこがれベンチマーキング
    7.あとづけバイオグラフィー

    方法論ではあるが、一番大切なのはやはり「アガペー(神の愛)」ですね。

  • 事務局力で自分がやりたいことをチームがやりたいことにする、それを部門がやりたいことにする、そして会社がやりたいことにする!!
    という本。

    前半だけでも再読しよう。

    以下、メモ。

    ●権限がなくても人は動かせる
    ⇒あらゆる企業で過度の生産性や効率性向上のために組織の縦割り化が進んだ。
    ⇒そのため組織横断でなければ解けない「本質的な仕事」が手付かずで残ってる状態
    ⇒MTGのセッティングや議事録作成、契約書の作成など目立たない仕事をしてる人ほど目立つ。
    これらの社内の情報をとりにいき、他人の困ってることを解決することで情報はその人のところに集まる。
    ⇒自分の提案もさりげなく通りやすくなる

    ●事務極力の7つのしかけ
    1.ケアするメール。個人個人をきにかけるメールを送る
    2.略
    3.鍋奉行ホワイトボード。板書する役を!
    4.付箋ワークセッション。参加者を歩き回らせよう
    5.司会しながら会議終了までに1枚ものの結論を作成して説明しよう
    6.他社の成功事例を見せることで他人の意識を変える
    7.議事録を伝記に!全員の納得感のある文書を。なぜこのプロジェクトが発足し、どいう経緯でメンバーが集まったのか、どう各人が貢献したなどストーリーを。


    ●参加者の意識を変えるには
    ・お祭り化する。非日常を作る。
    ・損得抜きに何かを頼める人間関係を作る
    ・ユーザーに提供する新しい体験を物語、漫画、ビデオなどで(ビジョンマップ)示し社内外のステークホルダーに発信
    ⇒大きく壁に貼ったビジョンマップに現在位置を記載して目標日なども記載して非日常のイベント化する

  • フューチャーセンター(フューチャーセッション)の可能性を学ばせていただいたFUTURE SESSIONSの野村恭彦さんによる『裏方ほどおいしい仕事はない!』を読了しました。野村さんとの出会い以降、気になっていた一冊。一昨年、2012年10月に当時のチームメンバーがレポートしてくれたこともあり、ずっと気になり続けていた一冊でした。

    最近、今まで以上にファシリテーションする機会が増えたこともあり、ようやくではありますが、読んだ次第でした。
    読んでみて感じたのは、職場という誰もが毎日過ごしている空間&時間の中で繰り広げられるリアルな描写故に共感度合いMAXということ。評論ではなく、企業人の心を「ここまでも!?」というくらい理解してくださった上で、アドバイスを促してくださっている実践の本。「事務局力」を活用して、裏方という表舞台の楽しさを学ばせていただきました。オススメの一冊です。

  • タイトルから裏方仕事のすすめ的なものをイメージしていたが、裏方としての立ち位置から入ることでうまく仕事を進めていくためのノウハウが主になっている。プロジェクト関係者や若手社員に参考になると思われる。

  • 組織を動かすのはトップのように見えるが、トップは孤独と不安であり、裏方しだいでトップも組織も動かせる。「置き石、水やり、待ち伏せ」は何となくやっていた部分もあるが、こうして論理付けされると自信になる。裏方魂を揺さぶられる本。

  • 組織を動かすのはトップのように見えるが、トップは孤独と不安であり、裏方しだいでトップも組織も動かせる。「置き石、水やり、待ち伏せ」は何となくやっていた部分もあるが、こうして論理付けされると自信になる。裏方魂を揺さぶられる本。
    私の大学職員生活に大きな影響を与えてくれた本。以下私のブログ。
    http://tanto.eshizuoka.jp/e1281104.html

  • 偉くならなくても、事務局力を磨くことで会社を動かすことができる、という本。そのとおりだと思います。

  • 何かの書評で気になり読んでみた。
    書かれている事は自分に不足している事ばかりで、しばらく繰り返して読み返しそう。

  • 自宅ソファーで読了。

    今まで読んできたビジネス書で、一番グッと来たし、普段の心構えを後押ししてくれた感多々あり。
    周りのメンバーに買って配りたい位也。

  • 確かに言ってることは一理ある。
    しかしながら、現在所属している会社では通用しないルール。。。
    普通の会社なら活かせると思けど。。

  • 著者が以前書いた「サラサラの組織」も当時の悩みに答えてくれるものであったが、今回もまた苦しんでいることで、この本に出会う。つまり前から成長していない、ということ。現職はカタチがないので、この本でいうところの事務局に近い。私の周りもすっかりタコツボ化しているので、事務局力を発揮するチャンスなのだろう。自然とそれに近い動きをしていたが、この本を読んで、「あー、雑だったな」という反省。権限がなくても人を動かす方法が、読みやすく書いてあるので参考にしよう。「偉い人」より「ビジネスプロデューサー」を目指そう。

  • もっと会社の事務方のテクニック集かと 思っていましたが もっと広域な意味の みんなで楽しくなる方法論な内容でした。
    アガペーなのですね…がんばってみます…

  • 76 必要に応じて社外のリソースも使って「能力の拡大」をしてつくったアウトプットに魅力を感じる。

    83 「置石・水やり・待ち伏せ」

    88 管理的事務局は、上から言われたことをこなし、役員を喜ばせるデータを集めることを目的化する。

    89 「いい事務局」とは戦略的事務局のことである。上から言われることをやるだけではなく、自分たちの想いを持っている。それを伝播させ、組織全体を熱く、やる気のある集団に変えていく。そういう力を持った事務局は、権限に頼らず、他人に貢献する雪かき仕事を続けてきた人たちによってのみつくられる。彼らは仕方なく雑用係をやっているのでもなければ、虎の威を借りる狐たちの集団でもない。「じゃあその仕事、私がやりますよ」の一言が言える人たちなのである。

  • 野村さんは、同じ会社の人で、HAYST本の共著者の仙石さんと同じKDIなのでたまにお会いし挨拶くらいはするといった関係の人です。『サラサラの組織』を読んで気に入ったという人ならこの本も気に入るんじゃないかなと思います。

    逆に、『サラサラの組織』が嘘っぽい話だと思う人は、こちらの本はもっと嘘っぽく感じることでしょう。

    この本では、課長や部長など、肩書きを持たずとも「事務局力」さえあれば組織は変えられる。むしろ、肩書きよりも事務局力こそが大切だということを主張しています。

    また、
    事務局力は得意、不得意で測れる種類の能力ではなく、繰り返しの動作により身体が覚える「型」や「作法」のようなものだ。

    と言います。つまり誰もがリーダになれるわけではないが、誰でも事務局力の「型」と「作法」にトライし身に付けさえすれば「裏方」という立場で世界を変えることができるというのです。

    事務局力の本質は、本書にある、
    ありたい方向に人を説得して向かわせるのではなく、そちらに向かってしまうような状況をつくっておくのだ。

    という言葉に集約されるような気がしています。

    つまり「リーダ」としてリーディングしていくのではなく、「ビジネスプロデューサー」としてみんなを気持ちよく動かし成果をあげる力が事務局力なのです。

    周りを変えたい、でも、どうしたらよいかわからないという若手社員に是非読んでもらいたい一冊です。

    自分がやりたいと思っていることをチームがやりたいこと、部門がやりたいこと、会社がやりたいこと、社会がやりたいことにすることができる方法が書かれています。そしてそうなれば、自身の成長につながることでしょう。

  • 事務の仕事をしていて、仕事はまさしく裏方作業。でも裏方だからこそ大事なんだと本書は書かれてあった。「ほめられたいなら雪かき仕事をしたらいい。ただし黙々と。」ほめられる仕事ならやる人と、ほめられないけど必要な仕事ならやる人。やはり目標は後者でしょう。次の日からすぐに仕事に実践しています。

  • 事務局力って何だ!?と思ったら、みんなが楽しく働いて成果を最大限に
    しようということ。その過程で自分の評価もあがる、と。若手だから権限なくて…とよく言われるし言うこともあるが、できることもある。少し気をつけるだけで『自分がこうしたい』が実現していくことができるんじゃないか!?何もしないで愚痴言ってんじゃねぇぞ!!という視点を与えてくれる前半がハイライト。後半のテクニック(!?)にはあまり興味をひかれなかったけど、あまりにも事務的にメールしてるところとか寛容でないところとかは直していきたい。

  •  題名の「裏方」や本文にも「事務局」などが出てきて、「スタッフ向き?」と思うが、実際にはそんなことはありません。

     むしろ若手から中堅が活動フィールドを広げて、成果を出していくためにはどういうマインドで、どういうアクションをして行けば良いか?というのを提案しています。

     作者の情熱的な文章のせいもあり、肯定感が強く、やる気にもさせてくれる効果もあります。

     自分としてはこの手のは(やり方云々ももちろんありますが)結局は「自分がそのやる気を維持できるか?」だと思います。
     その点ではこういう本を時には読むというのも良いやる気の維持方法だと思います。

  • 事務局は単なる裏方ではない、人を動かし会社を変えうる創造的な仕事でありうると気づかされる。その要諦は関係者の心理プロセスにとことん配慮すること。仕事に役立てたい一冊です。

  • かなり今の自分に当てはまる一冊。

    かなりぐさっと来たね。ちょっと痛すぎます。

    組織が蛸壺化している事実もそうなんだけれども、自分も蛸壺化している。自分を守るって言葉を上手いこと遣っている。

    でも、それが短絡的すぎる考え方のような気がする。たしかにこのような状態は結構辛いんだけれども、地道にやることが大事なんじゃねぇのということに気がつかされる一冊。

    とりあえず、できることからコツコツと。西川きよし師匠も「小さなことからコツコツと」と言っているではないか。この本を読んでふとその言葉を思い出した。

    何でも一発逆転を狙いすぎていた気がする。ちょっと(だいぶ?)反省。

  • 静かな革命、という言葉(中野民夫さん、など)を想起させる内容。

    組織を変えたいのだけど無力感に覆われている人、読んでみてください。

    タイトルが惜しいと思う。

  • 「分業化された組織では、あらゆる仕事は個人に分業され、責任が課せされる。つまり、個人の達成目標の総和が、組織の達成目標そのものを表すように設計されている。逆に言えば、個人が自分の達成目標を怠れば、組織全体でそのことが達成できないことを意味する。」
    ごく当然な目標管理する意味に大納得し。

    「問題を20日で解決しなければならないとしたら、私は19日かけてその問題を定義する」何を解くべきかが重要で、仕事の生産性を議論する前に何をすべきかを考える必要がある。という、アインシュタインの言葉に、悩む時間がたくさんあっていいんだ!とちょっと救われて。

    『会社はひとりひとりの心理で動いてる「その人の立場で、その人の感情を想像する」と、自分ができること、やりたいことが見えてくる』
    と聞いたら、少し視点が変わってもやもやがはれてきた。

    考え方のヒントがありました。

  • 社内の権限がなくても会社は変えられる。そのための本気の方法を本書は教えてくれる。若い人必読。

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