CROSSED カッシアの物語2

制作 : 高橋 啓 
  • プレジデント社
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本棚登録 : 75
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833420372

感想・レビュー・書評

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  • カイを追って、「ソサエティ」の外に出たカッシア。
    労働しながら、各地を転々と運ばれるうちにカイの近くにいけるのではと願うカッシア。
    やがて機会は訪れ、逃亡し、カイと出会う。
    カッシアとカイは、ソサエティに対抗する、反乱軍に入る。

    今回はうまくはまれない。たとえば、川を渡るシーンでは、どんな大きさの川で流れの強さなど、特に明記されていないのでイメージがつかみにくい。
    ここはハラハラするシーンなはずだけど、あれ?なんでこんなアッサリしてるの?と思うことも多かった。
    個人的には1話目の設定が面白く、2からは特に目新しいこともなかったので残念な感じ。

  • 前半ネタバレなし、後半ネタバレありで書きます。
    前作とテイストが変わり、冒険と旅の物語。そのため前回より物語に起伏があり、ページを繰る手ははやくなる。
    が、描写不足は否めない。過酷な旅のはずだが全然過酷さが感じられないし、キャラクターの息遣いとか峡谷の空気感が全然伝わってこない。今巻が冒険小説風味なだけに勿体ないが、あっさりさくさく読みやすいという見方もあるかも。良くも悪くもティーン向けだなあ、と。



    ここからネタバレありで。



    いくらなんでもご都合主義すぎ、広大な大峡谷を地図なしで歩いてそう都合よく会えるか?たとえば峡谷の北側に村があるらしいとかを事前に共有していて、例のコンパスを使ってとにかく北に進んだ、そしたら奇跡的に会えた、とかならまだわかる。一体カッシアはどういう根拠でどの方向に向かったのかがまったくわからない。そこの判断が書かれていないのもおままごとみたいな旅と冒険に見える原因になっている。ていうかコンパスがただの交換に使われるって、一巻の時点で誰が予想したろうか…。
    あともうひとつ、なんでこの世界の人(特にカッシア)は他人の表情見ただけで考えてることわかるんだろう。「その顔は〜〜と言っているように見えた」みたいな描写が多用されてて、エスパーなの?って感じだった。
    でももしかしたら、本音を言えない管理社会で生きてきたために思考を読み取る能力が私たちより遥かに高い、という裏設定があるのかも??

  • 3を読むのに併せて再読。

  • カイの影響で、自分の意志に基づいて行動することに気づいた1巻。

    2巻は、行動についてくる結果と、どう向き合うのか。どうやって行動に伴う困難に立ち向かうのか。そんな物語だったんだな、と思います。

    覚悟を学んだ2巻。

  • ディストピア小説であり、恋愛ものでもある物語の続きです。
    前作では完璧に管理された「ソサエティ」を舞台として、主人公のカッシアが婚約と恋愛をきっかけに自分を取り巻く世界の歪みに気付き、恋人であるカイを追って「ソサエティ」の外に出るところまでが描かれていました。
    今回は、実際に出た後、過酷な労働を強いられ、更には囮として死ぬために戦地に送られるところからはじまります。
    辛い状況を頑張りぬいてカイと再会し、「ソサエティ」と戦っている反乱軍の存在を知って、彼らに加わるために探し始めるというストーリーでした。
    カイの過去やカイ以外の逸脱者、「ソサエティ」に支配されない人々、「ソサエティ」のより残酷なシステムなどがどんどん明らかになっていき、更に物語は続いていくようです。
    今作も面白いことは面白いのですが、やはりディストピア小説の一番の面白さは、何も知らなかった主人公の目が開かれ、真実を知っていくというところにあると思います。
    そういう面では、一作目で完結していた方がきれいだったような気もします。
    恋愛小説としては、恋人同士が離れ離れでは終われなかったのでしょうが、正直蛇足のようにも感じました。
    最後まで読むとまだまだ物語はこれから、という予感を感じさせられましたが、続きを読みたいかというと、微妙なところです。
    個人的に、前作以上に面白くなる期待性はありません。

  • 3部作らしい

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