諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

著者 :
  • プレジデント社
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レビュー : 120
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833420488

感想・レビュー・書評

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  • なかなかおもしろかったです。著者の合理的な視点は共感できました。ただ、結局言ってる中身の総量はそんなに多くはないのかなあと感じました。(2017年11月19日読了)

  • 「諦める」とは本来「明らめる」というのは初耳だった。
    「諦める」と聞くと負のイメージが大きいが確かに根本を考えると明らかにするという意味もしっくりくる。
    時間は有限だからこそ一番効率の良い、成果の出るものに徹底したほうが良いのかもしれない。

  • 目的を捉えなおすことによって「諦める」ではなく「可能性の高い手段を選ぶ」になる。

  • 「諦める」という言葉にはネガティブなイメージがつきまとうが、その語源は「明らめる」である。心理や道理を明らかにしてよく見極める、という意味で使われていた言葉である。
    オリンピック銅メダリストの為末大さんが語る「諦めたくないから諦めてきた」数々の経験。一見ドライなようにも思えるが、何かをやめる、終わらせることに対して後ろ向きにならずに済む考え方だなと、あらゆる箇所で共感することができた。

  • 1.踏ん張ったら勝てる領域を見つける
    サンクコスト 気がすんだ 別の分野が向いている 納得感 
    2.トップレベルの常識に触れる 客観的な目と練習プランのアウトソース なにを勝ちとする ヒエラルキーは誰が作ったの 
    3.努力にはどれだけ、なにを、どうがんばるかという方向性がある 
    4.負けない工夫より、負けにふてぶてしくなる工夫 
    5.一番になる範囲 あなたは僕がつづけた場合、どのくらいいくと思う? 
    6.ノブレスオブリージュ  頑張らなくてもできることは?  
    7.トレードオフの感覚 全能感と期待への演技 多面性を引き立たせるもの 
    8.人間に優劣はないが能力に優劣はある 
    9.自分らしさは結果からくる。
    10. ルサンチマン 嫉妬
    11.高倉健は心境と観客の反応のギャップを理解することがなにか。 世の中の評価は移ろいやすい 限るあるものを納得いくように。 
    12.他人由来の幸福は世界に振り回される未来の幸福は掴めば消える。 
    13.手放す幸福 何者かになれている自分を見失う。 
    14.子供に自発性に報酬いらない。 楽しいことがすでに報酬である。努力するうえでの遊び 
    15.なんでも知ってる偉い人はいない 平等原理主義は可哀想というもの 
    16.不安の種は棄てる 仕方がある

  • 元400mハードル選手の為末さんの本。

    自分がいたスポーツの世界を通して「諦める」ことを書いてあります。
    この本では、ネガティブなイメージの「諦めること」を違う世界や人生があることを気づけるチャンスと捉えています。
    このくらい時間をかけたのだからという「サンクスコスト」、成功者のうまくいった面ばかり信じる事はどうなのか。などスポーツだけでなく、仕事や恋愛にも活かせるのではないでしょうか。
    「何か一つだ諦めないことをしっかり決める。」「日々淡々と自分のできることをやっていく人生もある。」
    フラットな生き方の難しさを感じた本でした。

  • 純粋に思ったことを冷静に書いている点は良し。
    途中、ページ稼ぎの箇所が散見されたので一つ減点。

  • いやまあ、これはやはりアスリート向けの本でしょう。スポーツにしがみつき過ぎて人生を台無しにするなという。凡人はこんな本読む必要なし。だって凡人の持ってる唯一の才能が「諦める力」なんだから。

  • 為末さんのツイッターを見ていて、共感することが多かったので、ずっと読みたいと思っていた・・・のに積ん読してしまっていた^^;。期待どおり、各所うなづきながら読んでいた。折に触れて読み返したい本にまた1冊加わった。

  • p24
    「手段を諦めることと目的を諦めることの違い」
    「勝つことを諦めたくないから、勝てるフィールドに変えた」

    p59
    「全力で試してみた経験が少ない人は、「自分ができる範囲」について体感値がない。ありえない目標を掲げて自信を失ったり、低すぎる目標ばかりを立てて成長できなかったりしがちである。
    転ぶことや失敗を恐れて全力で挑むことを避けてきた人は、この自分の範囲に対してのセンスを欠きがちで、僕はそれこそが一番のリスクだと思っている。」
    →仕事の上では、常に全力で挑み、「自分ができる範囲」のセンスを磨いていこう。

    p63
    「「この道が唯一の道ではない」と意識しておくこと、そして自分が走っているこの道がどこにつながっているのかを考えてみることによって、選択肢が広がるのは確かなのだ。

    p99
    「なぜ負けたのか分からない」
    「短時間で技術的な修正をするのはほとんど無理である。最後の最後は、どうやって吹っ切るか。よけいなことを考えない自分に入り込むかに尽きるのだと思う。」
    →ある程度考えても原因が分からないのであれば、「じゃあどうするか?」「シンプルに考えること。思いっきりやること。」を意識しよう。

    p133
    「「どっちがいいか」という選択を毎日意識的にしてみる」そうすることで、「自分にとって一番大切なランキングは何かを決める」
    「自問自答をずっと繰り返していくことによって、自分は何を大事と思っているかということがだんだん見えてくるのだと思う」
    →常に自問自答せねば。

    p225
    「どうにかなることをどうにかする」
    「「仕方がある」ことに自分の気持ちを向けるために、あえて「仕方がない」ことを直視するのだ。」
    →どうにかなることをどうにかするために、どうにもできないことを見極める。

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