疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座

著者 :
  • プレジデント社
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感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833421607

作品紹介・あらすじ

グーグルも注目!!自分を「最高の状態」にして結果を出す!瞑想、姿勢、睡眠、食事の最新科学。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、東大医学部からハーバード大公衆衛生大学院に進んだ予防医学研究者。
    研究一本で進む道もあったはずだが、いまはあえて研究者と一般人を結ぶインタープリター的役割を選び、一般向けのわかりやすい啓蒙的著作を量産している。

    この人の著作は、前に『友だちの数で寿命はきまる』というのを読んだことがある。キャッチーなタイトルが示すように、わかりやすさ重視のユニークな予防医学本であった。

    本書も、とてもわかりやすい。マインドフルネスによる簡便な瞑想を軸に、「疲れない脳をつくる生活習慣」を教えてくれる本である。

    瞑想以外には、質のよい睡眠を取るコツ・姿勢をよくして体幹を鍛えるコツ・血糖値コントロールのコツが、各一章を割いて語られている。そして、それぞれの「コツ」にはちゃんとしたエビデンスがあることが示される。

    この手の本を読み慣れている者にとってはすでに知っていることも多いが、生活に取り入れやすい秘訣集として価値がある。

    マインドフルネスの入門書としても上出来だ。

  • ●内容
    ・疲れない脳を作るための生活習慣
    ・マインドフルネス「いまここ」が大事
    ・睡眠は6時間以上
    ・糖のコントロールが大事
    ・異性化糖は良くない
    ・3食とった方が血糖値を上げにくい
    ・水をたくさん飲むことも大事
    ・座位での生活時間が長いと寿命が短くなる
    ・姿勢は、坂本龍馬を真似しろ

    ●学び
    ・頭脳労働が増えてきている現代だからこそ、脳の休め方が非常に大事。
    ・血糖値を上げにくい食事に心がける
    ・グーグル社員の3大スキルは、料理、睡眠、運動

  • マインドフルネス
    呼吸器などに意識を向ける集中瞑想
    外から自分を見て受け止める観察瞑想
    瞑想 食事 睡眠 姿勢

  • マインドフルネスと脳の仕組みが知りたくて選んだ本。実生活寄りに言及しているので実践しやすいと思いました。

  • 面白い

  • 「マインドフルネス」の効果と、その効果をさらに高めるための「睡眠」「姿勢」「食事」の方法が近年のエビデンスと共に解説されている。
    具体例が載っているので、色々と習慣化したい点があった。

  • Googleの瞑想プログラムをベースに料理・運動・食事の大切さをコンパクトにまとめてある。

  • この本を読めば瞑想の効果がわかる。
    あとはアプリ等を活用して習慣化するだけだ。

  • マインドフルネス関連の本を読むのはこれが初めてです。入門として読むには分かりやすく読んで良かったです。

    考え方を変えるとか極端な意識改革ではなく、注意の向け方を変える、今のあり方のままで良いという点が受け入れやすくて良いなと思いました。

  • 実践したいことがたくさん!行動に移すことがきでそう。
    わかりやすい。

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著者プロフィール

予防医学研究者、医学博士。1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念進化論など。近著は、『フルライフ』(NewsPicks Publishing)、『考え続ける力』(ちくま新書)など。

「2022年 『むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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