なぜ、コメダ珈琲店はいつも行列なのか? ―「お客が長居する」のに儲かるコメダのひみつ

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  • プレジデント社
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833422031

作品紹介・あらすじ

「コメダ珈琲店」人気の秘密を大解剖!「昭和レトロなコーヒー」と「ボリュームたっぷりパンメニュー」、全世代の心をつかむ接客のアイデア、"アンチスタバ派"が好きな「昭和型喫茶店」の魅力-コメダの企業としての「強み」を大解明!

感想・レビュー・書評

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  • 昨日コメダ珈琲に滞在して、改めてその繁盛ぶりと落ち着いた店内に感動した

    スターバックス、ドトールコーヒーに次ぐ国内3位の店舗数まで拡大
    スタバの大半が直営店なのと比べ、コメダの98%がFC店であり、地域特性を考慮して心地良い空間にしようと試行錯誤した結果、今の業態になっているとのこと

    通常のコーヒー店の逆の戦略を取り、企業の応接間や自宅の居間代わりに利用されている「貸席屋」として
    午前中の高齢者、昼時の子連れ主婦、午後は商談のビジネスパーソン、夕方には学生で、夜となると食事の家族客と、朝から夜までまんべんなく客席が回転することで、平均滞在時間の長さという不利を補っている

    徹底的にコストを抑えたフードメニューと、
    本部へ支払うロイヤリティの定額化(1席あたり1,500円)によるFC店の創意工夫
    そして、FC店へのパンやコーヒーの卸売により売上収益の約70%を生み出すビジネススタイルこそ儲かりの秘訣である

  • ・コメダの理念は「くつろぐ、いちばんいいところ」
    ・コメダはスタバに比べ客の滞在時間が倍と回転率は良くないが、全時間帯でまんべんなく客席が回る。朝、高齢者、昼、子連れの主婦、午後、ビジネスパーソン。
    ・ゆったり過ごせる店内スペース、一般誌やスポーツ新聞などが読み放題であるため、コーヒー一杯400円でも居心地料金も含まれていると考え売れる。

  • 【No.241】「人気の理由=喫茶店で落ち着いて過ごしたい、日本人の琴線に合っている。コメダは来店客のくつろぎを理念に掲げているので、よほどのことがない限り、店内で過ごす客に”そろそろ・・・”と退出を促すことはしない」「セルフカフェの座席は長時間座るとお尻が痛くなるし、コンビニのイートイン席も10~15分過ごすのには向く程度のイス。それに比べれば、コメダの座席は座り心地もよく、間仕切りもあるので落ち着く。これでこそ喫茶店だよね、という気分になる」「シロノワールの由来=フランス語で”黒い”ことをノワール(noir)といい、黒っぽいデニッシュパンの上に”白い”ソフトクリームが載っていることから”シロ+ノワール”でつけられた」「コメダのメニューはすべてコーヒーを中心に構成されています。喫茶店としてのスタンスにこだわり、定食屋さんではないので、ごはんモノは置いてありません」「コーヒーに豆菓子がつくのは、戦後の高度成長期以降に浸透した名古屋流”オマケ文化”の1つ」「スタバは”意識高い系”の利用者が増えた。モバイル機器を駆使して作業し、周囲にデキる自分を見せつけているような人。コメダの利用客に、そうしたタイプは少ない。日常生活の延長線で喫茶店を使う名古屋人と向き合ってきたので、肩ひじを張らないで来店してもらえる店にしている」

  • コメダ珈琲の戦略がわかる。
    ここでは詳しい内容は控えますが、コメダ珈琲の全てが理解できる。

    決してビジネス書などの類ではないため、人生のノウハウを得る、という点でも活用できる!

    またこの本を読んだ後絶対コメダ珈琲に行きたくなって、さらには店内や、メニュー表をジロジロ眺めたくなる笑

  • 珈琲チェーン店舗数ではスターバックス、ドトールに続いて全国3位のコメダ珈琲。

    個人的にはドトール派ですが、コメダ珈琲も毎週利用しています。

    ゆったりとした座席は長時間の滞在もくつろぎやすいし、金のアイスコーヒーはお気に入りです。

    そんなコメダの裏側が色々とわかってとても興味深かったです。

    うちの近所にもコメダ珈琲かドトール出来ないかな~。

  • 業界3位の店舗数を誇るコメダ珈琲店

    スターバックスともドトールとも違う“昭和の街の喫茶店”が
    業績好調、人気の理由をリポートする

    ・なぜ、コメダは「お客の滞在時間」が長くても儲かるのか?
    ・なぜ、メニューに「ごはんモノ」がないのか?
    ・なぜ、コメダは「喫茶店」でなく「珈琲所」なのか?
    ・なぜ、店舗を「駐車場から設計する」のか?
    ・なぜ、座席は「左右の幅が52センチ」なのか?

    などなど、40の“コメダス”を読むと
    コメダに行きたくなってくる

  • 近所にコメダ出店。何度か利用しました。
    昔懐かしい居心地のいい「喫茶店」。私含めたおじさんおばさん達には、ホントこんなお店できて嬉しい限りです。

    ただ、「こだわり」のパンは好みではないかなぁ。
    地元名古屋では、かなりボリューム感あるモーニングを出す喫茶店があると聞いてます。
    行ってみたい。
    ・・・そういえば名曲喫茶、どこに行ってしまったのか。
    そんな場所も復活を期待。御茶ノ水あたりにありそうか!?

  • 2016年11月刊。コメダのコーヒーがお店で淹れずに工場で一括製造するスタイルだとは知らなかった。食べ物もおいしいし落ち着く。

    ◆【引用メモ】(シロノワールに載っている)名古屋人にとってソフトクリームはソウルフードでもある。そうなったのはコメダではなく、ラーメン店として当地では有名な「スガキヤ」(Sugakiya)の功績だと思う。(p.35)
    ◆(建物に)気を多く用いるのにも理由がある。「木視率(建築用語で室内を見渡した時に木が見える割合)が40%を超えると、やすらぎ感が格段に高まると言われます」(p.89)

  • コメダ珈琲店に備え付けのものを読了。滞在時間が長くても、全時間帯回転するから大丈夫、平易なメニューを万人に受け入れられらものに近づけ、居心地よく、またきてもらえるお店に。買いてみると簡単そうだけど、実現はなかなかに大変。いまでも定期的に現場に出る社長、いまはすべての株式を手放している創業者のインタビューなど興味深かった。

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著者プロフィール

たかい・なおゆき 経済ジャーナリスト・経営コンサルタント。1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を活かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。2007年からカフェ取材も始め、専門誌の連載のほか、放送メディアでも解説を行う。『「解」は己の中にあり』 (講談社)、『なぜ「高くても売れる」のか』 (文藝春秋)、『日本カフェ興亡記』 (日本経済新聞出版社)など著書多数。

「2014年 『カフェと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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