わがセブン秘録

著者 :
制作 : 勝見 明 
  • プレジデント社
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本棚登録 : 105
感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833422123

感想・レビュー・書評

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  • 良書 分かりやすく、腑に落ちました。

    これまで、セブンイレブンを描いた書籍を幾つか読んできましたが、どうも腑に落ちませんでした 。

    だけどこの本は、途中で引っ掛からずに最後までに読み終えることができました。

    お辞めになられてからでないと話せないことがあったのだと思います。

    POSと単品管理、オムニチャネル、ストアATM、IT業界で、飯を食ってきたものとして、鈴木氏の未来を起点にした発想にあったのかなと考えてしまいます。

    一時代を築かれた方の、伝記として読ませて頂きました。

  • 若い方が読むとおじいさんの自慢話にしか聞こえないと思います。でもこの方の、この思考があったからこそ今のコンビニがあり、日本を代表するイノベーターであることに異論の余地がないことを感じられます。

    でも一番の読みどころは最終章。目的と手段を混同しない、誰もが未来とお客様から宿題をもらっている。言葉に力があります。

    今、何を思う、、、

  • さすが一つの時代を作った人。
    至言の宝庫。
    熱さはなく淡々としてるところが最初は物足りないですが、徐々に沁みてきます。

    ・みんなに反対されることはたいてい成功し、みんなに賛成されることはたいてい失敗する
    ・現代の消費社会は経済学だけでなく、心理学で考えなければならない
    ・これからの流通業はネットとリアルの融合へと進化する
    ・「無」から「有」を生むには「未来を起点にした発想」
    ・「お客様のために」ではなく「お客様の立場で」考える
    ・売り手にとって都合の良いことは、買い手にとっては不都合なことが多く、買い手にとって都合の良いことは、売り手にとって不都合なことが多い
    ・お客様の心理は「わがまま」です
    ・お客様の心理は「矛盾」しています
    ・「目的」と「手段」を混同してはならない
    ・人は手段が目的化すると必要以上のことをやり始める

  • 言わずと知れた、7&iの鈴木元会長。

    セブンを始める時に言われた事。
    おにぎりや弁当について、「そういうのは家で作るのが常識だから売れるわけがない」と否定されたそうである。よく、マーケティングでリサーチの裏付けがないと新しい製品やサービスの開発が進められない事があるが、ソニーのウォークマンの例と並び、消費者は既存の理解でのみしか答えることができない例の典型であろう。最初は、1店舗で1日2,3個しか売れなったそうだが、今や年間17億個も売れるコンビニには欠かせない商品となっている。

    衣料品の現金下取りセールについての記述も面白い。5000円のものを1000円ダイレクトに割引するよりも、同じ金額を下取りセールする方が好評だということだ。どちらも同じ2割り引きだが、通常の2割引きセールよりも売上2〜3割もアップしたそうである。なかなか捨てられない心理→たんすが空かないから買わないという心理を、下取りという形で解消してあげる事で、消費者の不満足を解消し、満足へと転換したのである。

  • コンビニで好きなのは、セブンイレブンです。お弁当美味しいし、高級感があるから。金の食パンが超絶好きです(是非食べてみて)。


    いつだって判断の尺度を『お客様』に合わせる。
    大切にしてきたことが明確だから、オンラインストアでマーケットを掴み、どんなときも求められているものを作り、ヒット商品を生み出してきた。


    わたしの良いところは行動力があるとこる(自分で言っちゃった 笑)で、弱点は決断力が鈍い。超超超悩む。悩むのが趣味なのかってくらい。
    でも、1番大切にしたいことは、生徒さんが何を求めていて、どうしたたら生徒さんが喜んでくれるのか。それだけは見失わないようにしてきました。
    コンビニ最大手のセブンイレブンさんもそうだなんて、嬉しいですね♪

    鈴木敏文さんの決して順調ではない半生もみどころ♪

  • 日本のコンビニエンスストアシステムを作り上げた鈴木氏の言葉は、どれひとつとして読み飛ばすところがない。
    小売業他、すべてのサービスに関わる人間は必読すべきだ。どの章にも優れたビジネスのエッセンスが詰まっている。

    例えばPOSデータを駆使し、「単品管理」のシステムを作り上げたセブンイレブンは、日本の小売業におけるデータ分析の先駆者と言える。

    そのPOSを導入した経緯も述べられているが、データにおける数字が一人歩きしないように、常に「仮説」を立て、その検証に使うことを心がけたという。
    POS導入は顧客が真に求める商品を知るための手段であって、目的ではない、それを徹底させることに腐心したという。
    AIの時代に於いても仮説を立てるのはあくまでも人間であるとの言葉は、データを徹底活用し、日本一の小売業を作り上げた実績があるだけに重みがある。

    その他、「失敗してもそこからまた始めればいい」、「できない理由をあげるより、実現する方法を考えよう」、「仕事の分母をお客様に置く」「お客様の立場で考える」「判断の尺度をお客様に合わせれば迷わず決断できる」。
    座右の銘にしたい言葉が満載である。

  • 現代における偉人中の偉人のひとりだとは思います。
    また仕事上も、ほとんど関係ありませんが、全く
    無関係でもなく。鈴木さんがいたから、我々の仕事も
    あるのかもと思う部分も一部あると思います。
    でも。この本の内容としては、あまり思い入れを持って
    読めませんでした。なんとなく自慢話や、老害的な印象、
    ちょっと陳腐な自己啓発的な、もっというと新興宗教的な
    内容のような感じを受けました。

  • ほぼ6000万円分の商品を破棄した話し

  • お客様のために、ではなく、お客様の立場で
    主体を自分に置かない

  • 言わずと知れた、7&iの鈴木元会長。

    セブンを始める時に言われた事。
    おにぎりや弁当について、「そういうのは家で作るのが常識だから売れるわけがない」と否定されたそうである。よく、マーケティングでリサーチの裏付けがないと新しい製品やサービスの開発が進められない事があるが、ソニーのウォークマンの例と並び、消費者は既存の理解でのみしか答えることができない例の典型であろう。最初は、1店舗で1日2,3個しか売れなったそうだが、今や年間17億個も売れるコンビニには欠かせない商品となっている。

    衣料品の現金下取りセールについての記述も面白い。5000円のものを1000円ダイレクトに割引するよりも、同じ金額を下取りセールする方が好評だということだ。どちらも同じ2割り引きだが、通常の2割引きセールよりも売上2〜3割もアップしたそうである。なかなか捨てられない心理→たんすが空かないから買わないという心理を、下取りという形で解消してあげる事で、消費者の不満足を解消し、満足へと転換したのである。

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著者プロフィール

鈴木敏文(すずき・としふみ)
セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEO。
1932年、長野県生まれ。1956年、中央大学経済学部卒業後、書籍取次大手の東京出版販売(現・トーハン)に入社。1963年、ヨーカ堂(現・イトーヨーカ堂)へ移る。1973年、セブン‐イレブン・ジャパンを設立し、コンビニエンスストアを全国に広め、日本一の流通グループとして今日まで流通業界を牽引。2003年、勲一等瑞宝章を受章。同年11月、中央大学名誉博士学位授与。経団連副会長、中央大学理事長などを歴任。
著書には『朝令暮改の発想―仕事の壁を突破する95の直言』(新潮文庫)、『売る力―心をつかむ仕事術』(文春新書)、『挑戦 我がロマン』 (日経ビジネス人文庫) ほかがある。

「2016年 『働く力を君に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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