本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833422239
感想・レビュー・書評
-
伊藤肇(1926~1980)著「現代の帝王学」(2017.4)、1979.4刊行されたものの新装版化だそうです。宰相、エリートなどへの人間学でしょうか、3つの柱が重要とのことです。安倍さん、いかがでしょう(^-^) ①原理原則の師匠 ②直言してくれる側近 ③良き幕賓(顧問:浪人的風格と気骨のある人物)。やや理屈っぽいです。20~30代での読書がいい感じがします。本趣旨とは外れますが、オスカー・ワイルドの言葉:結婚して3日は夢中、3ヶ月間はお互いを研究、3年間は愛し合う、30年我慢。そして、それからの30年、お互いにすっかり鼻についてから夫婦の本当の愛情とか。長生きをしないと味わえませんね(^-^)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オーディオブックで読了
著者の師匠が安岡正篤氏かつ新装丁というぐらいなので、一昔前の時代背景の書物であり、割と儒教的。古典からの引用や、歴史的ビッグネームが次々と飛び出してくるので、なんというか「おぉっ・・」と気圧される。
著者曰く帝王学の大事なポイントは以下の3つ。
・原理原則を教えてもらう師をもつこと
・直言してくれる側近をもつこと
・よき幕賓をもつこと
本書の一番の魅力は、戦後すぐの名経営者たちを題材にこれらのポイントを解説していくところかと。伝記や伝聞ではなく、同じ時代を生きた著者ならではのリアリティある名経営者達の描写は、中々に楽しかった。
全2件中 1 - 2件を表示