京都、パリ ―この美しくもイケズな街

  • プレジデント社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833422987

感想・レビュー・書評

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  • 経済的な力が落ちてくると観光に走り始めるという指摘が面白かった。
    コロナ後にこれがどう変化するか、また語っていただきたい。

  • 面白いとも言える。
    歴史そして雑学が読み手の中にあればもっと愉快に読めたのかも…
    注釈を読みながら時に吹き出したりして読み終えた。

    まっ 知識人同士の雑談 って感じがしないわけでもない…^ ^;

  •  フランス文学者の鹿島氏と、「京都ぎらい」の著者でもある井上氏の二人による対談集です。姉妹都市でもある「京都市」と「パリ」について、歴史や文化風俗、教科書には載らない話まで、両氏の幅広い知識で語られます。一癖も二癖もあるイケズなこの二つの都市、比べてみると色々と見えてくるのではないでしょうか。特に興味深かったのは、「洛外」育ちの井上氏が語る、「洛中」の人にとって「京都」とはどこなのか、というところです。「祇園祭」をやるところが「京都」だという人もいれば、「御所」を中心としたところを「京都」という人もいる。皆さんにとっての「京都」とはどこですか?

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:630779 請求記号:293.5||Kas

  • 下世話。下世話でないパートは面白い。

  • 鹿島先生が知的で学術的な方向に話を進めてるのに、下世話な方へ引っ張り続ける人が、、、鹿島先生の話は★5なんだけど、、、対談相手の人が下品すぎて無理でした。

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著者プロフィール

1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2008年より明治大学国際日本学部教授。20年、退任。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、04年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「All REVIEWS」を主宰。22年、神保町に共同書店「PASSAGE」を開店した。

「2022年 『神田神保町書肆街考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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