一倉定の社長学

著者 :
  • プレジデント社
3.94
  • (3)
  • (9)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 123
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833423472

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (メモ)
    ①社員と社長の違い
    社長は業績の結果責任を負い、社員は社長が決めたことを確実に実行する。うまくいかなかった時の言い訳(人口減少、価格競争、不況等)はNG。

    ②社長がやらねばならぬこと
    -経営計画書に「方針」「目指す会社像」「ビジョン」等を文書に表し、発表すること
    -「会社の存続と繁栄の根幹」に関わるところをどう決めて、どう将来像を描いていくかに掛かってくる。新しい付加価値を生み出す「次の事業づくり」こそが、社長が備えなければならない経営力

    ③社長自らが顧客へ訪問することの大切さ
    -久しぶりに来た社長にズケズケと文句を言う人はいない。
    -全国の販売店を訪問した社長は、店頭の声に耳を傾け販売戦略を再構築
    -社員が行った場合は、必ず日報を読んで後日自身が訪問するときの備忘録(=ネタ帳)にする
    -日報は、「お客に言われたこと」と「自分の意見」を混同しないシンプルな様式で

    ④社員の幸せ
    一生続けられる仕事があり、自分の職場がなくらないこと

    ⑤商品企画の原則
    1どんな市場で、どんな市場の組み合わせにするか
    2どんな商品で、どんなグレードにするか
    3どんな得意先構成とするか
    4どんな店舗展開をするか
    5どんな供給体制にするか(内外作区分、仕入体制)
    6どんな未来事業の推進体制にするか
    7人員構成をどうするか

    ⑥参入障壁の作り方
    価格の主導権のために、原材料、素材、設計、部品加工、組み立て、卸、販売、アプターメンテ、廃棄、リサイクル という商品の一生のどこを握るか。自分の業種、商品に合わせて誰よりも早く動くこと。

    ⑦中小企業は大手に勝つ方法
    社長が初期段階から情報収集に動き、海外の先進事例に触れてみること。日本は全国一律の販売戦略で勝てるほど単純なマーケットでは無くなってきているので、地元中小企業は有利。競争力の源泉は社員と設備で、それらでしか粗付加価値は生み出せない。

    ⑧仕事の手離れ
    営業時間外に電話を出ることは手離れが悪いが、お客様のファンづくりには必要。最強の戦略は定期訪問。

    ⑨ブランディング
    安値にしたり、事業範囲を広げすぎるととブランド価値が下がり、2流扱いになってしまう。まずはブランドを確立し、徐々に範囲を広げる。高単価/高付加価値は、職人に代表される人か、最高スペックの機械を持つしかない。高額商品を買うお客さんは目が肥えているから、商品、製法、素材について幅広い知識が必要。売るのは商品だけでなく、自治は節税アドバイスかも。社員の立ち振る舞い、仕草、一般常識や政治経済、時事ネタ、人格も磨く必要があるし、お客様の趣味を把握し、自身の容姿、スタイルも保つ。

    ⑩主要取引先をランク付け
    訪問回数を見直す

    11 3-5年後のbsをつくる
    いつ特別損失を出すのか、一括償却ができる設備の有無、公の補助金の有無、助成金の有無の確認
    遊休地も固定資産税がかかったり、ツタも処分保養でバカにならない。売ってしまえばまとまった現金が入るのでプラスの場合も。

    12 社員の禁止行為を定義する
    未訪問、訪問禁止、取引不可

    13 次世代社長の役目
    商品事業、お客様。幹部の3つを自分の代のmlのとすること
    商品は時代に合わせてニーズが変わるので、開発を続けること。お客様は新規顧客の開拓。あとは自分の幹部を作ること。会長元気?を聞かれなくなったら、自分の世代に代わったということ。

    14 会長の一代記を作ってもらう


  • 血肉だな mbaが軽く見える

  • 社長学シリーズの一冊を読んで完全にはまったので手に取った。著者目線で一倉さんの思考を語られているが、シンプルで分かりやすい。社長でなくてもいくつかのビジネス本やフレームワークを覚える前に一倉さんの本を読むべき。
    主張は全くその通りと思うが実行が難しいんだろうなと共感。自分を客観視して、言い訳言いかけたら一倉さんの顔を思い浮かべようかな。

  • ・スタートアップ時点で、イグジット(出口)を考え経営することも否定はしないが、経営の主流になることはない。
    ・親父は「インフレ育ち、売上至上主義」VS 倅は「デフレ育ち、利益至上主義」
    ・同じ話でも、こっちの聴き方で、気づきが毎回違ってくる。
    ・「人間関係論」は「会社が潰れないことを前提にした平和な春の野のピクニック理論」
    ・中小企業は、社長の一つの決断ミスが、破綻の引き金になりやすい。
    ・貪欲な社長は、後輩の社長の困りごとを聴くことさえも、自らの勉強にしてしまう。
    ・アメリカで経営学と称される「内部管理学」「人間関係論」「大手企業の組織論」を、経営現場を知らない学者が、最新の経営学として紹介している現状に対して怒っている。
    ・社長定位置は、お客様のところ。
    ・緊急時には、収益よりも、資金が優先する。
    ・「次の事業」を創る力こそ、社長が備えなければならない経営力。
    ・経営数字は、社長にとっても通信簿である。
    ・リピート顧客に圧倒的に支持されている事業が一番強い。
    ・高価格戦略は、中小、小企業のほうがとりやすい。
    ・限られたお客様に、圧倒的に支持される会社を作り、小規模ながら確実に利益を出す体制を築く以外に道はない。
    ・「自分の性格に合わないと思ったら、やめろ」
    ・大手企業の協力事業をしている会社の事業定義は「高級サラリーマンの出世支援業」
    ・最強の販売戦略は、定期訪問。
    ・社長業は、一見派手に見えるが、本質的には極めて地道な作業の積み重ね。
    ・新しいことをやってみて、お客様に買って頂いて、売上利益が伸びれば正解。伸びなければ失敗、再挑戦である。審判はお客さまに、お願い。
    ・お客様が、会社の支配者である。
    ○やっぱり、一倉定先生の言葉を読むと、身が引き締まる。

  • 会社経営と社長(特に中小企業の)はどうあるべきかが書かれている。昭和の香りがしないでもないが、理論よりも実践の重要さが強調されている。
    誰にも叱られることも指摘されることもない社長という生き物に対して、徹底的にしごくような内容。

    事例も多くわかりやすい。

  • 社長が、動かないと何も変わらない。
    営業、現場に種がある。自分の眼で見ること。
    長期のバランスシートを手作りする。
    社長とは、事業を経営する人。継栄者。

全7件中 1 - 7件を表示

作間信司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
ベン・ホロウィッ...
三谷 宏治
エリック・リース
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×