もしも虫と話せたら:昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15

  • プレジデント社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833423793

感想・レビュー・書評

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  • 空気感の温かい、生きる気持ちがジワジワ湧いてくる、どちらかというと、哲学書の部類に入るのではないでしょうか。

    ページをめくる時のワクワク効果を、最大限に活用しています。

  • 人は人の本音に弱い
    素直相手に伝えるのも大事!
    虫に教わった

  • 人生相談のような雰囲気の、ユニークな昆虫図鑑。
    素朴なイラストが結構かわいい。和む。

  • 落ち込んだ男性と色んな虫との会話形式で進む。虫がそれぞれの特徴に絡めて人生への向き合い方を語る。まとめ的な四コマ漫画と虫の生態とかの豆知識がそれぞれの話にコラム的に挟まれている構成。メッセージが表面的というか、一般論というか、なんか当たり前過ぎて響かない。駄洒落満載の会話と併せて全体を通して受け取るメッセージは陳腐な印象だな。豆知識はトリビアとして面白いのと、文字も頁も少なく30分の読書で、某かの感想が浮かぶ世界観が味わえるとこは良かった。

  • とことん、とことん、好きなことに没頭するということは、自分の目で見て考え、動いていける。ということなんだなと感じました。
    親はじっと見守る。重要だなと思うのと同時に親にも気づきを与えてくれました。

  • 和むイラストと、ユーモアのある文章。
    現代の悩みを、温かく聞いてくれた一冊。
    ラストのアリさんのお話しにハッと気付かされ、涙がにじんだ。
    上ばかり見ず、たまには下も見てみたい。
    昆虫がすぐそこで頑張って生きている。

  • ふむ

  • 一緒に購入した『正直、仕事のこと考えると憂鬱すぎて眠れない。』にくらべ、人材育成指南の専門家が構成している分、構成としてはあり得る感じがしたが、それでも中身は薄い。

  • じゅえき太郎さんの絵も好きですが,内容が「響く」.
    ムシできないコラムでは虫の知識がつきます!
    外で見る蟻は若い蟻じゃなくて年を取った蟻とか,羽じゃなくて翅が正しい表記とか.

    オオクロアリ:「何かほしい」と思ったら、まずは「何かあげる」。
     ☞自分の利益を考えるのなら,まずは相手に利益を与える

    サバクトビバッタ:一番変えやすいのは自分自身だぞ。
     ☞つらいとき,周りを変えようとしないこと.自分を変えるほうが間違いなく簡単だから.

    サカダチゴミムシダマシ:どんな生き物も結局、「つらい」と「うれしい」を繰り返していくしかないんです。
     ☞「つらい」がないと,本当の「楽しい」「うれしい」もない

    サハラサバクアリ:「逆にチャンスじゃね?」
     ☞「ピンチはチャンス」ってありきたりの言葉だけど生き物の心理をよく表している.

    カイコガ:生き物はね、慣れちゃうの。
     ☞頼りになる人がそばにいるのはリスク.その人に頼る生活に慣れて,いつの間にか一人では何もできなくなっちゃう.

    ナナホシテントウ:自分が相手を責めたくなった時は、大抵自分も責めたい時だって。
     ☞世の中にある争いのほとんどは「正義」と「正義」がぶつかっているんだから,相手だけが悪いとは言えない.

    オオコノハムシ:長所の裏には必ず短所がある
     ☞人に誇れる長所があっても,その裏には必ず短所があると自覚しておくこと

    ヘラクレスオオカブト:好きになってもらえたら、短所に注目されることは少ないんだ。
     ☞「特徴×特徴」で勝負する.アピールポイントは2つかけあわせて,存在感を際立たせる.

    ピーコックスパイダー:伝えなければ、相手からすれば思っていないのと同じなのさ。
     ☞相手に対して「なんで分かってくれないんだ」と不満を抱いたとき,そもそも相手が本心に気づいているかはとても重要.

    クサカゲロウ:基本的に生き物って、近くにいる存在と衝突してしまうんです。
     ☞「1対1」の問題をひとまず置いておいて,「二人」にとっての共通の問題を見つける

    ニホンミツバチ:「みんなの幸せ」と「個人の不幸せ」はせっとなの。
     ☞集団で生活している限り,理不尽な犠牲は必ずあるもの

    ウラナミシジミ:そこまでこだわりのない部分は、積極的に妥協する。
     ☞優先順位の低いことは積極的に妥協したほうがよい

    エダナナフシ:生き物は大きくなると、凝り固まって、変化に対応できなくなるんじゃ。
     ☞本当の強さとは,「傷つかないこと」ではなく「傷ついても再生して前に進めること」

  • 【静大OPACへのリンクはこちら】
    https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BC02162919

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著者プロフィール

1988年東京都生まれ。第19回岡本太郎現代芸術賞入選。身近な虫をモチーフにさまざまな作品を制作している。SNS総フォロワー数は約30万人。著書に『ゆるふわ昆虫図鑑』(宝島社)、『昆虫戯画びっくり雑学事典』(丸山宗利氏共著/大泉書店)、『ゆるふわ昆虫図鑑 ボクらはゆるく生きている』(KADOKAWA)など多数。

「2022年 『ゆるふわカエル図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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