- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833423953
感想・レビュー・書評
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内容が古い。相対的に今の時代の流れがものすごく速いんだと実感できたのが唯一の糧。
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恐らく時代に遅れている。大前先生
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とにかく読みやすくて面白い!時事問題をわかりやすく解説されている。
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年始はこれ。一年遅れで読むのが良いのだ。
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大前研一氏の論点解説。日本編、世界編の二部構成で論じられる。時流柄コロナについての考察が多め。 氏の考察は多領域の深い知見と研ぎ澄まされたロジカルシンキングにより立体的で、自分の無知と思考力の低さを思い知らされた。 普段見るニュースでのキャスターの解説や、新聞社の解説とも一線を画しており非常に説得力がある。 時事ネタへの理解が深まると共に、自分もこのような考察が出来る様になりたい、とモチベーションを上げてくれる本。 短編で移動中にも読みやすく、オススメ。
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p203 強者同士のM&Aは1+1=2いかになることも珍しくない
p261 中国には、当時のソニーやホンダのように自分からアメリカに攻め込んで、設計やマーケティングを行い、あるいは販路を築いて、自らのブランドでアメリカに商品を輸出している企業というのは、私の知る限り一社もない
統計上、アメリカの対中貿易が60兆円規模まで含んらんでいる最大の理由は中国企業が売りつけるからではない。アメリカ企業が買うからである
p263 気の毒なのは中国で、そもそも中国企業がアメリカに直接売り込んだことはないし、アメリカ人の子料を奪っているわけではないのに、叩かれているのだ。
雇用を守りたければ、アメリカが自分で調整すればいい。中国企業に発注しているアメリカ企業を制裁するしかないのだ。
p271 きっかけになった逃亡犯の改正は、2018年2月起こった、香港人が台湾で恋人の女性を殺害して、台湾当局に逮捕させる前に香港に戻ったという事件がそもそもの発端だ。台湾当局は容疑者の身柄の引き渡しを求めたが、香港と台湾は犯罪人の身柄の引き渡し協定を締結していない。そこで、香港政府は逃亡犯条例を改正して容疑者を台湾に引き渡せるようにしようとした。つまり、当初は香港と台湾の問題だったのだ。これを中国政府が嗅ぎつけて、まったをかけた。台湾は中国の一部なのだから、台湾と引き渡し協定を結ぶのはおかしい、中国との引き渡し協定に改正案を書き直せというわけである。
p329 イラクがシーア派に塗り替えられたことで、レバノン、シリア、イラク、イランにまたがるシーア派の三日月地帯が完成したと言われる
p333 ソレイマーニー殺害で世界で一番恐怖したのは金正恩 -
毎年初めに大前研一氏の本シリーズを読むのを習慣化していたのですが、コロナ禍で非常に動きの速くなった2021年、正直週刊連載のまとめである本書の情報量ではいかんともしがたく、いかに世界の流れが速く・専門化されていることに驚きを禁じ得ない。残念ながら来年からは本シリーズを読むことはないと思うが、大前氏が云々というよりもパッケージの問題である(2021.04.29読了)
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今までの大前本のなかで圧倒的コスパが悪い。
時期的に仕方ないのかもしれないが、大前さんが書籍として出版したことが残念。
次回期待。