「超」勉強力

  • プレジデント社
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本棚登録 : 730
感想 : 68
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833440240

感想・レビュー・書評

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  • 二人の著者が、子供の頃からどのように勉強してきたのかを振り返りつつ、読者にも応用できるよう一般化を目指した本。勉強を楽しんでいる子供の特徴に、父親の教育への関わり方が共通していると言われているところが、興味深かった。父親が積極的に子供への教育に関わり、しかもよく話をする父親の子供は勉強をしっかりやっているというのだ。おしゃべり上手で教育パパ。

    山口さんの勉強法の一つ、一冊の本を七回読み理解を深める「7回読み勉強法」が紹介されている。こんな方法をどうやって思いついたのか?とも思うのだが、論より証拠で実践してみたいと思った。詳細知りたい人は是非本書でご確認を。
    著者のお二人はともに東大をご卒業されている。しかも超優秀な成績で。でも、天才ではなく、人一倍勉強に時間をかけてきて、脳みそを磨き上げてきたという。こんな人達でも、かなわないようなすごい人はいるというコメントがあった。そんな人達がいてくれるおかげで、我々凡人も助けられていることがあるのだろうなぁ。

  • 東大卒の二人が勉強を軸に過去を振り返り、勉強と自分の関りを話し合う本。

    印象に残っているのは彼女たちの勉強エピソードで、自分の想像の遥か上を行くものであり、強烈で圧倒された。とても真似できない。
    歩きながらでも勉強するし、スキマ時間を見つけて勉強するし(時間効率に対する執着が、時間に「スキマ」があることを発見させるのだ!)、もっと言えばストレスで血尿が出ても勉強するし、どれだけ辛くても努力することを止めない。なんかもう無茶苦茶な修行して、リミッター外して、傷つきながらも強くなっていく、そんなストーリーを読んでいるような感覚だった…
    なるほど。だから"超"勉強力なのか。確かに一般の勉強力を超えている。

  • この手の本はよくあります。私も何冊か読んだことがあります。
    本を読んでないなと思うと、こういう本を読んでモチベートさせます。
    ただ、この本は今までのものよりよかったと感じています。

    山口真由さんのことが非常に参考になりました。
    東大卒の頭の良い方でテレビでもよく見かける方ですが、
    天才型ではなく、根っからの努力型ということがわかります。
    特に、自身でそれを言ってるだけの人は説得力に欠きますが、
    それを中野信子さんが言っている点が説得力になります。

    その努力の方向性がとにかく本やテキストを読むことと言っています。
    1回でわからなければ、2、3回、そして、7回読むと書いてあります。
    回数はどうでも良いですが、最初はどういう目的で読み、
    次にはどういう目的で読み、最後はどういう目的で読むのかが参考になります。
    それが記憶の定着にも繋がるとのことです。

    ただ、そのベースになるのは読解力です。
    その読解力は幼少期からの読書によるものということです。
    それは今更、私には追いつけないですが、それでも参考になりました。

    今からでもできることとしては、飛ばし読みをしないということ。
    少なくとも内容をしっかり理解する読み方をする場合には読み飛ばしは厳禁。
    理解ができてない人は読み飛ばしていることが少なくないとのこと。
    実際に、私もそれだと思います。勝手に推測してしまうことで誤解するのです。

    最後に、このやり方は山口さんのやり方で皆に当てはまらないことを
    伝えています。私もそう思うが、アレンジすれば、私も使えると感じました。

    以下は私の備忘メモとして、1〜7回目の読み方を残しておきます。

    1回目、文章を1行1行読むのではなく、情報が集中している箇所、漢字を拾っていくように流し読むイメージです。
    2回目、全体の構造がより頭に入ってきて全体像がとらえられるようになります。
    3回目、全体の構造、アウトラインがより鮮明になります。
    4回目、頻出するキーワードに注目しながら普通のスピードで読んでいきます。
    5回目、キーワードとキーワードのつながりに注目します。
    要旨を掴む作業が読書においてとても重要なので、4,5回目の2回に分けて行うわけです。
    6回目、細部に目を向けていきます。キーワードの意味、関連性や具体例を正しく理解していきます。
    6,7回目は内容を要約し、記憶に定着させます。

  • 勉強を好きになること、よろこびとしての学び、天才でなければ努力型になるしかない、7回読み、先に全体を読んで地図を作る。
    たしかに学生時代、教科書が届いたら好きな科目はザーッと読んで安心感を味わおうとしてた記憶がある。好きなんだと思うことで頑張れた気もする。
    81冊目読了。

  • 山口さんが書かれてい事は以前読んだ本にも載っていた事が殆どだったので新たにビビっと感じる文章は無かったのだが、中野さんの勉強法「義務としての学び・喜びとしての学び」の二層構造の話や「エピソード記憶」勉強前に「地図を作る」等、自分に役立つ情報が多かった。その中でも「どんなことでも楽しんだもの勝ち」という言葉はこれからの自分のテーマにしたいと思っている。

  • テレビや本の中での、意見と考えの広さにいつも驚かされるお二人の本。
    勉強が出来る反動から生まれる少し孤独さも書きつつ、より深く広い学びを持つための視点が学べます。

  • 山口さんの7回読みは恐るべし!と感じた。
    しかし、「知り合いになる」というのはたしかに重要で、わからないことはじっくり読んでもわからなかったり、わかって進んだとしても1冊に何日もかかると前半のことを忘れてしまう。
    本の要約的なところをまずつかめ!ということかなと解釈しました。

    また、子どもが何度も同じ絵本を読むというのも
    これに近いことが起きてるのかな?と思い勝手に納得しました。
    なぜあんなに興味なかった本でもペラペラページをめくりだし、飛ばし読みしたり途中でおわったりしてるのだろうと思っていましたが…
    知らないものに興味がないのは確かに大人も同じですし、何度も読むことでその面白さがわかってきて好きになっていくのかなと想像すると、こどもの行動が、少し腑に落ちました。

  • お二人の勉強法を大変興味深く読みました。

    本で読んだことなどをノートにまとめる、誰もが一度は試したことがある勉強法ではないでしょうか。
    ノートを作成しただけ満足してしまう罠がある、耳が痛いです。もっとも、私はその非効率性に音を上げて、ノートにまとめる勉強法も完遂した記憶もありませんが…

    記憶方法として、「自分ごと化」するのは、実生活で実践してみようと思いました。
    あと、7回読み、これも仕事で試してみます。

    要は、これと決めた本を何度も繰り返して読んだり、解いたりする、これが王道だと思います。
    色々な参考書に手を出していた過去の自分に、迷走していたなと苦笑するばかりです。

    学ぶことが人生においていかなる意味を持つものか、改めて生涯を通じて学び続けようと思わせてくれる本でした。

    今でも読んでよかったと思いますが、正直、学生時代にこの本に出会っていたら、もっと効率よく勉強に向かい合うことができたかもしれないと思いました。
    よって、学生の方こそ、この本を一読し、自分の勉強方法を省みられることをおすすめします。

  • 分からないことは理解できない。当たり前だけど、何処か蔑ろにしてた気がする。その通りだな。理解しようとするんじゃなくて、これは何なんだろうって分かるようにしないとだなって、そう思った。

  • 読書7回読みはどんな勉強にも応用可能

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著者プロフィール

【原案】中野 信子(なかの・のぶこ)
1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授。著書に『人は、なぜ他人を許せないのか?』『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)、『サイコパス』(文藝春秋)、『空気を読む脳』『ペルソナ 脳に潜む闇』(講談社)、『「嫌いっ! 」の運用』『フェイク』(小学館)など多数。また、テレビコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『人生がうまくいく脳の使い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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