医者が教える最強の解毒術

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833440325

感想・レビュー・書評

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  • 医師による間違った治療も多いし、通院のタイミングや自己分析の間違いも多い。
    医師とのコミュニケーションも大事だし、早期発見早期治療で「ピンピンころり」を目指したいところ。

    この本では腎臓がキモと書いてある。
    全くノーマークだった腎臓に興味を持ちました。
    数年前に急性肝炎に罹りやっとくすりと通院から解放された過去があるので、消化器系の大切さは理解したし少し勉強もしました。
    専門用語もでてきて、初めてのひとはそうなんだ位かも知れないけど、知るというきっかけには良いと思います。

    健康長寿17ヶ条は結構気になるものでした。

  • 解毒術…?
    どこに書いてあるの?と、読み返してしまいました。

    「腎臓の検査の真実!」とか「最強の私のクリニック」というタイトルの方が適しているなと思いました。

  • 尿アルブミンとeGFRの2点を調べる。
    尿アルブミン値→300を超えるかどうか。

  •  食事は教養!(古稀頃から理解できるようにw)。健康管理の最大のカギは「血糖値」。病気や不調の原因の9割は「血糖値」の問題。糖尿病専門医、牧田善二「医者が教える食事術 最強の教科書」、2017.9発行。血糖値を上げるのは、ひとえに糖質。缶コーヒー(砂糖の塊が溶けた液体)はその典型。清涼飲料水も同じ。ごはん、パン、麺類、果物などの噛んで食べる糖質はそれほどの害はないけど、咀嚼しないで食べる(飲む)糖質は控えるべき。

  • 腎臓はあらゆる病気の元となっている。
    腎臓が有害物質などの濾過機能を担っているがそこが機能しなくなると身体の至る所に障害が出てくる。

    慢性腎臓病は2100万人。
    慢性腎臓病になるとAGE(終末糖化産物)という老化促進物質が大量に放出される。
    腎臓が機能しなくなると人工透析をしなくてはいけない。
    週3回、5時間の治療が必要だし、
    透析を始まると血管が痛み動脈硬化が進む。
    それだけでなく透析に入ってしまうと5年以内に40%は死んでしまう。

    腎臓を守るために出来ること
    1.健康診断を鵜呑みにしない
    腎臓の面では血清クレアチニン値を用いてると参考にならない
    尿アルブミン検査を受ければ分かる。
    一般的なクリニックで受けられるがそもそも普通やってないところが多いので説明が必要。

    2.プロテインを飲まない
    プロテインは胃からすぐ小腸に進み、一気に吸収し血液中に入り込む。
    過剰になったアミノ酸を尿素に変えて尿から排泄しなくてはいけないから腎臓を酷使してしまう。
    それによって腎機能を低下する。

    3.高温調理よりは低温調理がベター
    揚げる、焼くなどの高温調理であるほどAGEが溜まりやすくなる。

    4.休憩する
    6-8時間を寝てる人が慢性腎臓病になる確率が一番低い。
    腎臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど、負荷が掛かってもアラートを出さない。

    5.身体を冷やさない


    検査の重要性
    既出の尿アルブミン検査や、
    eGFRという世界基準の「推定される腎機能」の数値がある。
    これは健康診断で出てくる血清クレアチニン値からも算出できる。

  • 沈黙の臓器と呼ばれている腎臓を守り人生100年時代を健康に生きるための手法を解説した一冊(著者は医学博士の牧田善二さん)。腎臓の病気である慢性腎臓病は、日本の成人の5人に1人がかかっていると言われているが、その症状に気付いていない人も多いという。高血圧や糖尿病などが起因となり腎臓を傷めてしまうということで、日頃から運動や良質な食事をして、血圧や血糖を適切に保っておくことが腎臓の健康に繋がる。

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著者プロフィール

牧田善二(まきた ぜんじ)
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。1979年、北海道大学医学部卒業。
ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。この間、血中AGEの測定法を世界で初めて開発し、『The New England Journal of Medicine』『Science』『THE LANCET』等のトップジャーナルにAGEに関する論文を第一著者として発表。
1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。
著書は『決定版 糖質オフの教科書』『老けない人はこれを食べている』(ともに新星出版社)、『医者が教える食事術 最強の教科書』『医者が教える食事術2 実践バイブル』(ともにダイヤモンド社)、『糖質中毒』(文藝春秋)、『人間ドックの9割は間違い』(幻冬舎)などベストセラー多数。

「2023年 『医療に殺されない 病院・医者の正しい選び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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