世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60

  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833450744

作品紹介・あらすじ

ウォール街で利回り4200%、伝説の男が語る投資哲学集。分散投資はしない/歴史と哲学に学べ/北米に投資ならカナダ/通貨危機はすでに起こっている…特別コラム「儲かる株情報」の読み方。

感想・レビュー・書評

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  • "効率的に動けるのは、本当に忙しいとき
    細部に注意を払え
    正しい決断のためには、運動して、しっかり寝ること
    大事なことを決めるなら、夜ではなく朝(運動しているとき)
    二つか三つの仕事は同時に回す
    メールはすぐに返信せよ
    「後でやる」とか「怠ける」なんて考えたこともない
    何でテレビなんか見るのかわからない
    お金を使うときは、賢明な頭で価値を考えてから
    稼ぎや消費を自慢しない
    たいていの問題について正しい答えは自分の中にある
    大好きなことを見つければ、お金は自然に入ってくる

    投資で大成功するための小さなヒント
    歴史と哲学を学べ
    まったく新しいことなど何一つ起こらない
    自分自身で経験し、自分の頭で考える
    わからないことをわからないままにしない
    複数の情報を知ることで真実が見えてくる
    変化を起こす「触媒」を、注意深く探す
    次は、どんな人たちが儲けるか見極めよう
    関心ある分野にターゲットを絞れ
    商品投資は、株よりシンプル
    街を歩いているとき、「何か」を感じ取れるか

    北米に投資するならアメリカよりカナダ
    カナダは、アメリカのような巨額の負債がなく、資源も豊富

    アジアに暮らし、中国語を学べ
    MBAを取りに行くなら、農業学を専攻すべき
    好きなことを探して、それを極めろ
    私はとにかく前進し続けた
    利益とはなにもお金だけではない
    「知識を得た」と思える瞬間まで学び続ける

    大失敗というものは、傲慢から生まれる"

  • 図書館でなんども気になって手に取ってはパラ読みしてた本。
    やっと重い腰を上げて読んでみたけど、パラ読みしてた時点である程度内容を知っていたから新鮮味がなかった。
    書いてあることはよくある自己啓発、という印象。成功者に多いお金と時間に対してケチ、子供や身内を何より大切にする、運動を欠かさない、という共通の点がこの本にも書かれていた。
    投資の具体的なことは書かれていないけど、しっかり調べあげるといったこれまた多くの本に共通して書かれている内容だった。
    自己啓発本が内容が似通ってくるのは、国や時代を超えて普天的なポイントがあるからなんだろう。それを再確認出来た本だった。

  • 投資をする頭はない為、全部が参考になった訳ではないが、真似したいと思える考え方がいくつかあった。
    娘にお金の大切さをわかってもらうため、小遣い制ではなく、労働の対価として与える所や、効率的に動けるのは、本当に忙しいからで、暇な人ほど時間がないと言ってるというのはグサっときた。

  • よく言えばギュッと中身が詰まった一冊、悪く言えば端折りすぎ。
    自分の感想は後者。

  • 70歳を超えても学びを止めないジム・ロジャーズ。投資家としての生き方。株式をやっている人にこそオススメです。
    あまり難しいことは書いていません。

    彼はお金を得たおかげで、世界中を冒険するという自由を手に入れました。豪華な車に乗っているわけでもなければ、自分が住む家以外は持っていません。

    幸せは人それぞれであって、お金と労働で頭がいっぱいにならない人生を送るための、投資なんだと思います。

    こうした人たちが言っていることって、だいたい共通していますね。

  • 冒険投資家の肩書きを持つ著者による、格言(?)とその解説集。
    歴史と哲学を学べば世界の様々な動きが読めるという。
    他にも様々なヒントがあるものの、残念ながら自分にはあまり響かなかった。

  • 20分以内でサクッと読める一冊。でも内容を活かすとなると、じっくり時間という人生をかける必要があります。

    歴史から大局をつかむ、最高の投資先は子どもと教育、15億人が使う中国語を学ぶ…

    私は「欲しいものの効果が一過性のものか考えて見極める」が一番響きました。いきあたりばったり、の衝動買いは少なくしたいぞ!

  • 中国の大気汚染
    哲学や歴史の重要性

  •  投資家ジム・ロジャーズの著書。
     ジョージ・ソロスと共同設立したクォンタム・ファンドの大成功と、37歳のリタイアで有名だが、その後の投資アドバイスの内容とその後の実際の相場の動きを見る限りは、言うことを鵜呑みにしていいとも思えない人物ではある。

     本書の内容自体は至極まともで、「投資においては投資対象を徹底的に調べ上げること」とか、「きちんと寝た後のほうが正しい決断を下せる」とか、参考になる部分が多い。
     給料より「好きな仕事」を選ぶほうが大切、というのは長期的に見ればその通りだと思う。
     「アラブの春」と呼ばれた民主化のドミノ倒しに対する、「政治思想から起きたものではなく、悪性インフレで暮らしが苦しくなったから起きた」という解釈は腑に落ちた。
     また、「お金持ちになるために最も大切な資源は情熱」とも。

     ただ、投資ターゲットに関して、「分散投資は、破産は避けられるが大儲けもできない」というのは、それは確かにその通りなのだけど、個人的には、ほとんど大多数の一般庶民にとっては、大儲けのわずかなチャンスに賭けて破産のリスクを取るのは賢明ではないと考えているので、ここは、「やっぱり投資で大儲けするような人物はちょっと普通じゃないよな」としか思わなかった。
     なので、投資アドバイス本と捉えたら、このアドバイスに沿った投資をして成功できる人は少数派のように感じる。
     人生の指南書と捉えれば良書なのだけど。

  • すぐ、読み終わりました。

    なるほど。

    ・メールはすぐに返信せよ。
     …してないな。

    ・忙しいときほど効率的に動く。
     …確かに。でもしてないな。

    ・子供こそ最高の投資対象。
     …そうありたい。

    ・教育こそが人生を変える
     …そう思う。

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著者プロフィール

■著者略歴
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。 主な著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』(日経ビジネス人文庫)、『危機の時代』(日経BP)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)『大転換の時代』(プレジデント社)がある。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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