臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話

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  • プレジデント社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833450881

感想・レビュー・書評

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  • 投資って何なの?危なくないの?
    という、初心者向けに丁寧に書かれた1冊。
    とても読みやすく、11人の体験談も書かれているので非常に楽しい。投資の方法なんて正解がなくて人それぞれですが、だからこそ他の人はどうやっているの?というのは気になるもの。

    投資を始めようと思った経緯やどんな商品を買っているのか、なんていう本当に気になる部分が書かれているのがいいです。
    それに「確定拠出年金」とか、「バランス型投信」とか、よく目にするけど実際どういうものなの?と気になることがわかりやすく書かれていて、自分の知識をきちんとつけるのにも役立ちます。

    私も今はお金の悩みからは解放されていますが、今の自分の方法がベストだとは思っていなくて、随時見直しをしていきたいと思っています。
    確定拠出年金だって、時期がきたら始めたい。
    だからこそ、自分がやりたいことを実現させてくれる道具の1つである「お金」と、じっくり向き合うためにも本書はとてもありがたい存在です。

    さて、本書を読んで改めて資産配分を決めたり、投資方針書を作ってみたりしたいなと思いました。何か支柱となるものがある方がブレなくて済みそう。
    今の私の投資先は日本株にかなり偏っているので、これも見直していきたい。債券をあまり持っていないので、不況になると一気に資産を失いそうで危ういポートフォリオなんですよね。
    個別株の売買はとても楽しいし、私はあまりストレスを感じないけど資産形成という意味では、一度立ち止まって方針を考えていくことがきっと必要。

    本書は投資初心者に特におすすめですが、おすすめの投資本がたくさん掲載されているというのも理由の1つです。読んだことはないけど、名前は見たことがある本もいっぱい。早速探して読んでいきたいところです。

    読み終わったら売ろうと思ってましたが、家に常に置いておいてたまに見返そうと思います。

  • 年金を運用している共済組合が前提にしている各資産の期待リターンとリスクとかもあって勉強になったけど、まだeMAXISがslimsじゃなかった(笑)2016年の本だからしょうがないですね。

  • 読みやすく初心者向けの本。
    11の実例からベンチマークを決めてやってみるという使い方もできそう。
    ただ、ある程度知識があると新たな発見はほとんどないかも。初心者の1冊目におすすめです。

  • 予想外に良書!
    2016年3月発行と、情報が古いのは仕方がない。
    11人の個人投資家へのインタビュー内容を因数分解して、インデックスファンド、バランス、DC、アクティブファンドに章立てをしている。
    決して、インデックスファンド万歳の本ではない。
    脚注に補足があり、大変読みやすい。
    個人投資家向けのイベント、サークルも紹介されている。

  • * 読了日20180501
    * 入手日20180430
    * Amazonで購入した。

    # 読書メモ
    * 投資方針書を作成するというアイディアがいいと思った。『30歳からはじめる「品格のあるお金持ち」になれる資産形成マニュアル』と『敗者のゲーム』に投資方針書について書いてあるとのこと。
    * 「おわりに」で著者自身の投資状況についても軽く触れてある。
    * バランスシートは「マネーフォワード」を利用
    * 資産形成のコア(中核)は、ローコストなインデックスファンドやETFを活用し、株式を中心に国際分散投資
    * 基本は毎月コツコツ積み立て(暴落時には買い増すことも)
    * 日本株については、個別株やアクティブファンドも保有
    * 個人型DCや小規模企業共済など、税優遇のある制度は積極的に利用

  • インデックス投資を中心に行っている、実際の人たちの方法やそこに至るまでのそれぞれの考え方が載っています。人数が多いので参考になりました。

  • 長期積立が重要。リスクはあるが、それは理解しながらも行う

  • <目次>
    ●はじめに 投資をこわいと思っているあなたへ
    ●第1章 投資信託を使った積み立て投資はなぜ、最適の資産形成法なのか?
    ●第2章 低コストのインデックスファンドを組み合わせて、世界に丸ごと分散投資する方法
    ●第3章 たった1本保有するだけで、簡単&手軽に国際分散投資ができるバランス型投信の活用法
    ●第4章 「非課税」という武器を最大限に生かす確定拠出年金を使った投資法
    ●第5章 自分が応援したい会社や事業を投資家という立場でサポートし、長期的なリターンを得る方法
    ●第6章 コツコツ投資を始める前に押さえておきたい7つのこと
    ●おわりに あなたもコツコツ投資家になろう!

  • ★長期的に金融資産を増やすには3つのバランスが大切。①しっかり本業で稼ぐ②支出(ムダ)を抑える③貯蓄+投資をする
    ★低コストのインデックスファンドやETFを組み合わせた運用
    ★竹川氏の投資
    ・資産形成の中核は低コストなインデックスファンドやETFを活用し、株式を中心に国際分散投資
    ・基本は毎月コツコツ積立(暴落時には買い増すことも)
    ・日本株については個別株やアクティブファンドも保有
    ・個人型DCや小規模企業共済など税優遇のある制度は積極的に利用
    ★コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ2010〜
    ★情報収集(ネット)
    ・梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
    ・GPIFの資産配分
    ・個人投資家の投資方針書
    ★情報収集(書籍)
    30歳からはじめる「品格のあるお金持ち」になれる資産形成マニュアル(岡本和久)
    ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン)
    日本人が知らなかったETF投資(カンチュンド)
    資産設計塾(山崎元)
    株式投資(ジェレミー)
    インデックスファンドの時代(ジョンボーグル)
    (ピーターリンチ)
    (フィリップフィッシャー)
    ★投資を始めた頃の精神状態は日々相手の動向が気になって気になって仕方がない。少し価格が動いただけで動揺してしまう。その状態から抜け出すのに3〜6ヶ月もしくは1年以上かかる。
    ★当初決めた比率が大きく崩れたらリバランス。値上がりしている投信を解約して、値下がりしている投信を買い増しする。また、投資金額が少ないうちは解約せずに値下がりした資産を買い増して調整を行う。
    ★日本、先進国、新興国株式のインデックスファンドは毎月一定額積立まとまった金額になったら解約しそのお金で同じタイプのETFを購入。インデックスファンドよりETFの方が保有コストが安い為。
    ★オススメ投信
    ・eMAXISシリーズ三菱UFJ国際投信
    ・SMTインデックスファンドシリーズ三井住友
    ・購入換金手数料なしニッセイ外国株インデックスファンド
    ・購入換金手数料なしニッセイインデックスバランスファンド4資産均等型
    ・野村インデックスファンド新興国株式Funds-i
    ・バークシャーハサウェイ株
    ★投資を始める前に必ず「自分はどの位投資に回さないお金が手元にあると安心なのか」をイメージする事が大切。
    ★一時的に半分くらい減る事を許容できたら、過去の歴史において年率平均5〜6%程度のリターンが得られるので、投資しないのは勿体無い。

  • やっぱり投信なんてって。。。
    その思いは変わらない。

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著者プロフィール

LIFE MAP 合同会社 代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年にFP資格を取得。取材執筆活動を行うほか、投資信託や確定拠出年金(企業型DCやiDeCo)、マネープランセミナーの講師などを務める。「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」共同幹事などを務め、資産形成・投資の裾野を広げる活動に取り組んでいる。2022年8月~金融庁 金融審議会「顧客本位タスクフォース」委員。主な著書に『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』(日本経済新聞出版)、『改訂版一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』『[改訂新版]一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』(以上、ダイヤモンド社)、『臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話』(プレジデント社)などがある。

「2023年 『大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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