もしアドラーが上司だったら

著者 :
  • プレジデント社
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感想 : 131
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833451123

感想・レビュー・書評

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  • ●機能価値と存在価値
    機能価値=仕事がどのくらいできるか、売上をどれだけあたげたか、能力で評価される
    存在価値=能力や優劣関係なく存在することじたいに価値がある
    この2つをごっちゃにしてる人は余裕がなくなる。
    何かミスをしたからといって自分の存在価値は変わらない。

    ●やりたくないならやめる
    やらされている仕事ってあると思うけど、それは深堀すれば自分がやりたい仕事。
    やらないことで不利益が起こるから、やっている。ほんとに嫌ならいつでもやめれるのに。自分がその仕事を選択しているんだ。

    ●目先の共同体よりも、もっと大きな共同体を大切にする

    ●自分を勇気づけるには
    毎日誰かを喜ばせることで、相手も自分も勇気づけられる
    豚もおだてりゃ木に登る

    ●感想
    アドラー心理学が、実践的な使われ方をしていてとてもわかりやすかった!
    特に機能価値と存在価値を別で考えるというのが、自分にささった。いくら失敗したとしても、自分の存在する価値は変わらないと思うと勇気づけられる。
    アドラー心理学は、勇気を大事にしているみたい。勇気があると人は勝手にやる気が出て、頑張ろうとする。
    そのために、自分を常に勇気づけることが大切。
    自分を大切にしようと思った。

  • 主人公と自分を重ねながら、上司からアドラー理論学ぶ、ストーリー仕立てのビジネス実用書。

    読んでよかった。
    個人的に一番響いたのは、「機能価値と存在価値を一緒にしない」というくだり。
    仕事のできる・できないと、自分がそこにいていい・いけないは、別問題だということ。

    転職して以来1年ちょっと、即戦力として期待されるような成果が出せない中、私は会社の中で小さく小さくなってすごしていた。
    成果も出せてないのに、楽しそうに談笑しちゃいけない、みたいな。

    でもこの本を読んで、会社で笑っててもいいんだなと思えた。
    他にも、胸に刻んでおきたいことがたくさんあった。
    またくよくよしそうになったら、立ち返りたい。

    ありがとうございました。

  • ランニング中にaudibleで。
    アドラーのエッセンスを物語形式で知ることができたのは良かった。
    ただ、ところどころのツッコミや無駄なストーリーは要らなかったように思う。

  • 「アドラー心理学をビジネスに応用する架け橋」
    まさに明日から実践できる内容でした。何度でも読み返したいです。この本をきっかけにアドラーについて学びたいと思いました!

  • audibleにて。
    何度も読み返したい一冊。
    一つのストーリーでアドラー心理学で
    大切なことを学べる。

  • アドラー心理学を働く人がよりよく生かすためにアドラー(ドラさん)が主人公の上司としてアドラー心理学の考え方を適材適所に伝授していくという物語が分かりやすく具体的な場面などが語られており難しくなかった。
    本作品の中で特に存在価値と機能価値を別にして考えることが大切だと感じた。自分は弱い生き物であるため何かできないことや周りと比べて劣ってしまうことがあるとすぐに「自分には生きる価値はあるのか」など考えてしまうためこの考え方が自身に染み込めば仕事も人生もより前向きに生きられると感じた。
    課題の分離の説明から一人相撲だとしても良いことを続けるべきという考えは心から納得した。
    好感度狙い、余計なお世話などと言われたとしても自身が本当に良いことだと信じていて見返りがなくても続けることは有益な人になるために必要だと考えた。
    リフレーミング(物事を様々な側面で見てネガティブな部分を凝視しない)は仕事を長く続ける上でのメンタルの保ち方に大事なので私生活にも活かしていきたい。

  • アドラー心理学は人生でとても安に立ちます。この本はアドラー心理学を実社会で活用しやすくしてくれています。
    アドラー心理学で私が特に有益だと思うのは課題の分離です。人の課題に介入したり、他人から自分の課題に介入させる。それを回避できれば人生の難易度は圧倒的に下がります。圧倒的に。

  • アドラー心理学の信者です。
    わかりやすいし、ストーリーも面白く、さらっと読めるのでおすすめです。
    ドラさんが、気持ちを楽しくさせてくれます。

  • 嫌われる勇気はアドラー心理学を
    分かりやすく解説している本。

    そしてこの本は、
    アドラー心理学を会社生活で上手く
    使う方法を書いてる本です。。

    主人公のリョウ君が、
    アドラーオタク上司のドラさんと出会い、
    成長していく物語形式の内容です。

    会社生活ぎきつい人はこの
    本を読むと気持ちが楽になると思います!

  • シンプルに物語としてもサクセスストーリーとしても面白かった。

    失敗してずっとヘコむか失敗を受け入れて次に活かすか。
    自分の心持ち次第で、良い方向にも悪い方向にも
    変わっていくんだというのを改めて学べた。

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著者プロフィール

小倉広事務所代表取締役 心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。 リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇し、一年先まで予約が取れないほどの人気を博している。 著書に、『任せるリーダーが実践している 1on1の技術』『任せる技術』(日本経済新聞出版)『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)など多数。著書発行部数累計は100万部超。

「2021年 『コーチングよりも大切な カウンセリングの技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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