仕事はもっと楽しくできる 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833451345

感想・レビュー・書評

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  • 僕も20代の頃、当時の会社で本社勤務の同期で勉強会を開催してみたけど、みんな忙しくて続けられなかった。そして、僕らの目的は情報交換を通じて自分たちの「期」のプレゼンスを高めるレベルだったけど、本書で紹介されている人達はアウトプットをしなければ認められないことをよく理解して、社外まで巻き込んで活動しているところが素晴らしい。僕らは、自分たちの活動に予算をつけてもらおうなんて考えもしなかったなぁ(笑)。

  • この本は、大企業に勤めていながら自分の境遇に不満を感じている若手社員が、どうやって自分を変えたか、いかにして周囲の人を巻き込んで会社を動かしたか、その結果、自分の仕事や生活の何が良くなったか、その実体験が紹介されたドキュメンタリーです。

    自分の会社に不満を抱いている社員ができることは3つのうちのどれか。
    「辞める」か「染まる」か「変える」か。

    どの選択をするにしても体力も精神力もいるけれど、辞める気もないし、かと言って染まるつもりもないんだったら、じゃあ「変える」しかない。
    ただ、「変える」と言ったって、大企業の中に埋もれている自分に一体何ができるんだろう、と試行錯誤しながら、しかし行動力を発揮して周りを少しずつ巻き込みながら自分の会社に刺激を与えていった過程と結果が、当事者の実体験ベースで語られている本です。

    この本の中で紹介されている「ONE JAPAN」という組織。
    これは、自分と会社の現状に対して同じような悩みをもった人たちが、企業という垣根を越えて集まった組織だそうです。
    このONE JAPANに入って、社外の人と知り合い、悩みを共有し、繋がりを深めたことで、アイデアを持ちよって企業間コラボで新しい製品やサービスを産み出したり、自社を変えるヒントを得て活動につなげることに成功した人の体験は、同じく企業に勤めていながら現状に不満を抱いている多くの読者を勇気づけてくれます(僕もそう)。

    この本が教えてくれるのは、抱えている悩みはみんな大体同じだけど、解決へのアプローチは人によっても会社によっても様々だということ。
    たとえばある人は、「どんな仕事をするにしても、知っている人に話を通すのと、知らない人にアプローチするのでは、対応もスピード感もぜんぜん違う」という問題意識を持って、自社の社員同士の風通しを良くする活動をしてみたり。
    別の人は、「自分たちが価値があると思っているものと、顧客にとって価値があるものとの間にはギャップがある」という問題意識を持って、顧客とエンジニアが直接気軽に話す機会を増やす活動をしてみたり。
    かと思えばまた別の人は、自分たちは「意識高い系」じゃないからゴリゴリ前に進む活動は苦手だからといって、共通の趣味をもった人たちだけでアウトプットを求めずゆるく楽しく繋がるだけの活動をしてみたり。
    企業に勤めていながら、そういった成果が求められない自分たちなりのやり方で行動するのってとても勇気がいるけれど、それをやれるだけの「心理的安全性」が保証された環境を作る、というのを前述のONE JAPANは重要視していて、まさにこれって僕の会社も含めて多くの会社員が欲していることなんじゃないかな、と感じました。

  • ONE JAPANという大企業に所属している若手有志が参加する団体についての本。
    所属するメンバーは、今いる会社がつまらないと思った時、辞めるか、染まるか、変えるかという選択肢のうち、「変える」を選んだ人ばかりだとのこと。どのメンバーの話も、行動力がすごいと思った。自分なら、つまらないと思いながらも、「染まる」を選びそうな気がする(次点で「辞める」)。
    大企業に所属している人の話だから、うちみたいな中小企業とはちょっと違う(例えば、お金や時間について裁量が与えられるというのはちょっと考えにくい)けど、こうやってまずは社内で有志をつのって活動するというのはある程度の規模(数十人以上)の会社ならどこでも参考になるのではないかなと思った。
    活動の指針なんかも紹介されてあって、そのうちの一つ、ダニエル・キム氏が提唱した、組織の成功循環モデルというのが興味深い。「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」という順番で高めていくのが重要とのこと。もし、「結果の質」から高めていこうとすると、他も悪くなってしまうのだとか。確かにそういわれてみると、まずは従業員の関係性を高めていくのが重要なのだろうなと思う。
    ONE JAPANに参加している企業は大企業ばかりとあって、自分も知っている企業ばかりなのだけど、唯一「マッキャン・ワールドグループ」という会社は知らなかった。世界最大の広告代理店らしい。覚えておきたい。

  • ・辞めるか、染まるか、変えるか 変える側に立つなら自ら動くことが重要。
    ・若手はとにかくバッターボックスに立つのが多く立つことが大事。
    ・何気ない会話、心理的安全性の担保重要。

    本の構成上、致し方ないがone japanの活動に繋げてくるのがやや蛇足感あり。また、 大企業 である必要があるのか?

  • 取り組み内容を知るには良いきっかけ。さっと読みたい

  • ・会社は、辞めるか染まるか変えるか。変えるを選んだ時のその一歩目は、小さな一歩でいい
    ・結果よりも関係を重視する組織の方が成果は出やすい

  • 世間的に言われる「大企業」の中で、若手がいかにイノベーティブな事例を起こしてきたか綴られている一冊。就活をしている自分にとっては、大企業=動きが少ない、自由度が少ないというイメージがあるが、その中でいかに自分から行動するか、また大企業の中でも若手の推進を快く思っている人たちもいる、ということを学んだ。あくまで今回のものは一事例に過ぎないし大企業でも自由は効く!とはならないので一つの参考にしてキャリアをどう歩むか考えさせられた。

  • 会社風土を変えようとする意識や行動は賞賛に値するが、この活動が継続するのか疑問。よくも悪くもOneJapanに参加できるのが大手企業ってところがポイント。この中から吐出した人物が出てくるのだろうが、それぞれの会社風土がどう変わっていくのかを見守りたい。

  • 積読していた本書をようやく読破。今の仕事のおかげで著者の中のたくさんに人と出会えた幸運をあらためて感じる体験となった。大企業変革は各業界の特性、人間関係など共通項を見出すことが特に日本企業では困難だった実情を打破するためのパワーをONE JAPANが提言してくれた。
    一方で大企業変革はHowとも言え、Whatをそれぞれ創り出すことが、若手の領域を飛び出した中堅世代が実行しなければということもまた真と言えて、自戒の念。

  • 自分自身をかえたくて転職を試みる人はたくさんいると思う。でも、その前に自社のリソースを使い倒してみようと思わせてくれる本。

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