見抜く力――びびらない、騙されない。

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833451635

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌『プレジデント』(2007年4月~2020年5月)の記事を基に
    加筆・再構成したもの。

    佐藤優さんがそれまであまり縁のなかった企業経営者から直接話を聞き
    内容そのままインタビュー集として載せるのではなく
    彼が何をどのように学んだかを読者に伝える、
    つまりインタビューをインテリジェンスの観点から読み直し
    読者の役に立つ形で、読者に再提示するというもの。

    個人的には8年3か月の間に佐藤優さんの本100冊以上読み
    無意識のうちに自分の中にビタミンやミネラルのように入ってきました。
    この3年間で、ズルい男5人(間接的には+数人)の足を積極的に引っ張りました。
    私がいなければ彼らは無事ズルい行為を達成
    そしてその後も続けていたのです。

    私はずっと自己肯定感の低い人でしたが、
    彼ら5人と佐藤優さんのおかげで天命を知りました。
    ありがとうございました。
    最初の2人はその数年前から悩みの種で大リベンジとなりましたが
    後の3人はたまたま転がり込んできたというか
    目についてしまったというか。
    だからこれからも、そういう事件があるかもしれない
    佐藤優さんの本を引き続き読みます。

    この本は今までのように「知らないうちに栄養になっていた」ではなくて具体的です、タイトルにあるように。
    また事件が起きたら、真っ先に手に取らなければ。

  • ビジネス誌プレジデントで連載されている
    内容の単行本です。

    しかしコロナ禍で出版されるに当たって、
    再構成されています。

    当時の対談内容をそのまま掲載するのでは
    なく、まさしく今の不透明な時代を生き抜
    くための「見抜く力」に関わる部分だけを
    引用しています。

    そしてビジネスパーソンに向けて「諸君、
    このくらいを力は蓄えないと、この現代
    社会の荒波を生きていけないよ」とハッパ
    をかけています。

    佐藤節満載の一冊です。

  • タイトルは「見抜く力」だが、著者の他の著作のようにテーマを深く掘り下げている訳ではなく、どちらかというと広く浅い内容となっている。

    ただ、記述されているのは基本的なことだが重要なことでもある。エッセイのように気楽に読める文体でもあるので、時間は無いが著者の考えに触れてみたい、という人にお勧めできる。

    自分としては「威圧的な人に対するとき…「うるせーな、頭悪そうだな」と思うだけで、感情的になることもありません。」「真偽を確かめるときには、その情報の周辺について探りを入れる」「自分で責任を負える範囲で適宜独断専行するのは、どの国や組織においても成功の秘訣」「損か得かではなく、善か悪かで考えようと説得する」といった点は非常に示唆に富む話だった。

  • 「プレジゼント」での連載を書籍化したもの。
    タイトルと内容があまりリンクしてないことが少し残念と思うのは私だけだろうか。
    多作家である著者だが経済界、実業界で活躍する著名人との対談をネタにした書籍は今まであまりなかったように思うのでそこは新鮮だった。
    ガンを公表した著者には少しでも生きながらえ、その思想や哲学をより多くの人たちに伝えてほしいと心から願っている。

  • 今、佐藤優にはまっている。今までほとんど文庫化された作品を読んでいたが、この本は今年1月刊行の新作。予想以上にいい内容だった。この厳しい現代をどのように生きていくか、具体的な内容が紹介されており、とても参考になる。知の巨人、佐藤優が言うことは説得力がある。何度も読み返したいと思う本だ。

  • 「見抜く力」が身につく本ではなく、著者の今までの経験を引き合いに、世の中の話題に合わせて編纂した雑記。内容は面白い。

  • 雑誌「PRESIDENT」に掲載された記事を書籍化したもの。
    第1章は、タイトルそのままの内容だが、第2章と第3章は、間接的には関連するかもしれないが、リンクしてない内容だと思う。
    しかし、第3章の「考える力」が身につく育て方は、身近に対象者がいることもあり、非常に参考になった。

  • 勉強が大事なことを再認識させられた本であったた。
    文系理系関係無く教養としてどちらも学ばなければならないし、大人になっても語学を継続して学ばなければならない。
    とりあえず子供の時に読むべきだと著者が挙げる本
    ・偉人伝
    ・二十四の瞳
    ・次郎物語
    これを読みたくなった。

    1日4時間のインプットを自分もやりたいと感じた。
    意識が高くなる本。
    素晴らしいと思った。

  • インテリジェンスがテーマ。
    常識を疑うことや、人の機微を見抜くこと、かなりレベルが高いことが書いてある。
    再現性は高くはないけれど、行動するときの参考になると思います。

  • 常識・情報・人の本質を見抜き、ビジネスや生活に結びつける力を身につけたい人におすすめ。

    【概要】
    ●見抜く力とは
    ●他人・常識・情報に振り回されない7つの極意
    ●リーダーになる人に知っておいてほしいこと
    ●「考える力」身につく育て方

    【感想】
    ●情報が溢れる現代社会において、その情報の真意を見抜く力が必要だと改めて感じた。
    ●合理性を追求した先に不条理があり、組織に大きなマイナスをもたらすリスクがあることは頷ける。なぜなら自分がいる組織もそのような行動になっているからである。「取引コスト」が発生するために、非効率で不正な現状を維持隠蔽したほうが合理的という不条理が生まれる。わかっていても隠蔽に走る上司はどこにでもいる。ここに気づくことは重要なのだろう。
    ●時間管理術6大ルールの「1日を振り返り、記録する」は従前から実施しており同意である。「明日できることは今日やらない」のは目から鱗だった。理由を見ると「なるほど」と思える。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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