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- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784833478960
感想・レビュー・書評
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昨今再注目されている稀代の名政治家”田中角栄”の語録集です。
当時は”政界のブルドーザー”などといった異名を持っていましたが
ブルドーザーとはかけ離れた
緻密で繊細、おおらかで人情味の厚い
そんな人柄が垣間見ることの出来る一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
田中角栄の本は2冊目だ。
政治家とか、権力者とか大嫌いなはずなのに、
なぜ田中角栄に惹かれるのだろうか。
カネをきれいにつかえるようになって一人前。
駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋をつくる人。
社会は下で支える人で成り立っている。
仕事をすれば批判があって当然だ。
何もしなければ責任回避を見抜かれるだけ。
人間はみな出来損ないだ。神様みたいな人はいない。その出来損ないの人間を愛せるかどうか。
確固たる意志、親分肌、明晰な頭脳、ブルドーザーのような実行力、人間味、人への思いやりの深さ…
自分にないものをたくさん持っているから、
やはり憧れるんだろう。
ロッキード汚職事件で倒れたんだから、
悪いこともたくさんやったのかもしれないけど、この人のことだから、きっと国のためを思ってやったんだろうな。
角さんが生きてたら、きっと会いに行ったと思う。
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