作品紹介・あらすじ

辰巳ヨシヒロ・手塚治虫・花村えい子
らが築いた漫画・アニメの源流。
“マンガ出版社"、“漫画家"を大研究! !

戦後、手塚治虫や辰巳ヨシヒロ、花村えい子……らが築いたまんが大国OSAKAは、貸本まんがの衰退とともに終焉をむかえた……かにみえた。
しかし、その後、大手出版社とは一線を画した独立系の若者たちが地道な活動をつづけ、やがてそのことが関西の美大に世界でも珍しいアニメ学科・学部誕生へと発展してゆく。
新たな才能がプロとして続々と芽吹きはじめた今、まんが大国OSAKA再生への道が少しずつ拓けてきたのではないだろうか。

世界のマンガ文化の雄、フランスで今、注目され、再評価される。

マンガ、アニメをこよなく愛する人たちへ贈る、マンガ、アニメの源流を創った漫画家からのメッセージ。

二度と集められない、漫画家たちの生の声。
稀有な研究資料群。
文化を深耕する『新なにわ塾叢書』から、漫画本出る。

アングレーム国際漫画祭( フランス) 特別賞受賞
……辰巳ヨシヒロ『劇画大学』『劇画漂流』など
アングレーム国際漫画祭( フランス)Patrimoine 賞
(文化遺産賞)ノミネート。
……松本正彦『隣室の男』『劇画バカたち! ! 』など
ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール展( フランス)特別賞受賞
ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール正規会員
……花村えい子『霧のなかの少女』『花影の女』『花びらの塔』など

感想・レビュー・書評

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  • 戦後、手塚治虫や辰巳ヨシヒロ、花村えい子…らが築いたまんが大国OSAKAは、貸本まんがの衰退とともに終焉をむかえた…かにみえた。しかし、その後、大手出版社とは一線を画した独立系の若者たちが地道な活動をつづけ、やがてそのことが関西の美大に世界でも珍しいアニメ学科・学部誕生へと発展していった。新たな才能がプロとして続々と芽吹きはじめた今、まんが大国OSAKA再生への道が少しずつ拓けてきたのではないか。

    松本正彦(まつもと・まさひこ)
    漫画家。日の丸文庫が創刊した短編集『影』に発表した『隣室の男』で見せた新たな手法を「駒画」と呼んだ。近年再評価が進み、短編集『たばこ屋の娘』『劇画バカたち! ! 』はフランスでも翻訳出版された。2005年没。

    辰巳ヨシヒロ(たつみ・よしひろ)
    漫画家。リアルな表現を追求しその手法を「劇画」と名付ける。以降、社会の底辺を描いた短編連作を手がける。仏アングレーム国際BDフェスティバル遺産賞、米ウィル・アイズナー賞、手塚治虫文化賞大賞など受賞歴多数。主な著書は『劇画大学』『劇画漂流』など。

    斧田小(おのだ・しょう)
    劇画史研究会主宰。貸本劇画および貸本劇画家の研究を続ける傍ら、執筆活動も。

    助野嘉昭(すけの・よしあき)
    漫画家。2008年から2013年まで『ジャンプSQ.』誌上にて『貧乏神が! 』を連載。2013年12月号から『ジャンプSQ.』にて『双星の陰陽師』を連載中。

    谷岡曜子(たにおか・ようこ)
    漫画家。神戸芸術工科大学非常勤講師。2010年『コミック怪』でデビュー後、同誌及び『サムライエース』にて『死舞能』を連載。

    森下真(もりした・まこと)
    漫画家。2011年『鴉檻~レイヴンケイジ~』でスクエアエニックスマンガ大賞・準大賞を受賞しデビュー。それ以降は、読み切り『Im~イム~』を掲載。

    吉村和真(よしむら・かずま)
    京都精華大学マンガ学部教授。京都国際マンガミュージアム研究センター長。専門は思想史・まんが研究。主な業績に『差別と向き合うマンガたち』『マンガの教科書』など。

    中野晴行(なかの・はるゆき)
    編集者・ライター。京都精華大学客員教授。日本漫画家協会、日本SF作家クラブ会員。『マンガ産業論』で、日本児童文学学会賞奨励賞、日本出版学会奨励賞、『謎のマンガ家酒井七馬伝』で、日本漫画家協会特別賞を受賞。

    花村えい子(はなむら・えいこ)
    漫画家。日本漫画家協会理事。SNBA正会員。大阪で貸本漫画『虹』でデビュー。代表作は『霧のなかの少女』『花影の女』『花びらの塔』など。最近刊ではマンガ古典文学『源氏物語 全3巻』がある。

    竹内オサム(たけうち・おさむ)
    同志社大学社会学部メディア学科教授。評論研究誌『ビランジ』主宰。手塚治虫につけてもらった、おさ・たけしのペンネームでまんがを執筆。著書は『手塚治虫論』『戦後マンガ50年史』など。

    ビッグ錠(びっぐ・じょう)
    漫画家。大阪で貸本漫画『ばくだんくん』でデビュー。週刊少年マガジンに『釘師サブやん』を連載。大ヒット作品『包丁人味平』のほか、『どくろ坊主』『一本包丁満太郎』など著作多数。

    村上知彦(むらかみ・ともひこ)
    まんが評論家・編集者。神戸松蔭女子学院大学教授。スポーツニッポン新聞大阪本社文化部、チャンネルゼロ取締役、プレイガイドジャーナル編集長などを経て現職。著書は『黄昏通信・同時代まんがのために』など。

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著者プロフィール

1934年大阪生まれ。漫画家。中学時代に級友の影響で手塚治虫作品にのめり込み、53年、高校在学時に描き上げたマンガを東洋出版社(のちの八興/日の丸文庫)に持ち込み「坊ちゃん先生」でデビュー。翌年、同じく日の丸文庫でデビューした辰巳ヨシヒロと知り合い、交流が始まる。56年、日の丸文庫が創刊した短編集「影」に発表した短編「隣室の男」で見せた新たな手法で、辰巳をはじめとする作家たちに大きな影響を与え、56年、自らの手法を「駒画」と呼ぶようになる。その後80年代半ば以降はマンガから遠ざかっていたが、近年再評価が進み、短編集「たばこ屋の娘」、初期劇画シーンを描いた「劇画バカたち!!」はフランスでも翻訳出版された。2005年没。

「2014年 『再び大阪が まんが大国に甦る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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再び大阪が まんが大国に甦る日 (新なにわ塾叢書)を本棚に登録しているひと

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