エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

制作 : ルース・クリスマン・ガネット  わたなべ しげお  子どもの本研究会 
  • 福音館書店
4.04
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レビュー : 329
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000139

感想・レビュー・書評

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  • 先日台所で夕食の支度をしていると、息子がやって来て「宿題できない〜」と言う。作文の宿題で、お題は「宝島の冒険」。「主人公が宝島に行って動物と出会い、宝物を手に入れて帰る」という物語を作れ、という課題だ。授業中に書ききれなかったので宿題として持ち帰ったらしい。国語の時間に発表しなければならないという。

    こういう課題を思いつく人って、きっと物語なんか好きじゃないんだろうなと思う。1時間弱の授業時間内に、隣にクラスメイトがいる環境で物語を作れなんて、大学生でも難しい。しかも字数制限400字って、プロ作家なみの無駄のない構成力が必要だよ。さらにそれを皆の前で朗読って、ハードル高すぎ。きっと養いたいのは創造力じゃなくて、プレゼン技術なんだろうな。

    …と、文科省に八つ当たりしてても仕方ないので、参考までにと本書を引っぱりだしてきた。勇敢で頭のいい少年・エルマーが、危険な動物たちの住む島に冒険に出かけ、動物たちに囚われている竜の子どもを助けてあげるというお話。

    久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い。エルマーがリュックに入れる持ち物とか、「何故それをその数?」と思うんだけど、ちゃんとあとで、その設定が活きてくる。悪者のはずの動物たちも、みんなヘンテコで抜けてて憎めない。しかも優しく賢いエルマーは、動物たちを一匹も殺さずに目的を達成するのだ(ワニに喰われてなければ、だけど)。スリリングだけど全体としてはほのぼのしてて、ほんと児童文学のお手本のような作品だと思う。こんなお話、よく思いつくなぁ。作家って凄い!

    …だけど、凄すぎて宿題の参考には全然ならなかった。こんな話とても思いつかないし、そもそも原稿用紙1枚に収めるには、こんな複雑なストーリーにはできない。息子は「も一度じぶんで考えてみる」と机に戻っていった。役に立てなくてスマン。

  • 子供がまだ小さい頃、何度も読んでとせがませた本です。そのうち自分で読むようになり、本は表紙がボロボロになっていました。挿絵にある地図を見つめ、ここが河で、このうらが滝、ボートの到着と、エルマーが通った密林と、子供は空想の世界に夢を膨らませます。広場の資材置き場が冒険の世界であったのと同じように、本好きの少年、少女たちはわくわくする冒険の世界に夢を広げます。そんな素敵なお話しの一つでした。

  • チビちゃんに読もうと思ってたのに、時間がとれず久しぶりに読んでみた。
    ジャングルの動物たちの人間臭いところにニヤニヤしてしまう。
    角が黄色くて機嫌が悪いサイとか。
    ぜんぜんあてにできないワニとか。
    ドキドキハラハラもあるのにクスリと笑える。
    やっぱりチビちゃんにも読んでみよう。
    続編も読もう。

    エルマーはどうぶつ島から帰ってきた人間第一号だね。
    くじらが寝てて踏んでも起きないとこ面白かった。
    あと、ワニが気まぐれでさ、猛獣をのせて川の真ん中に行っちゃうとことか。ごちそうを背中にのせてるって!
    (S9)

  • とても懐かしい絵本。子供の頃に読んだ冒険ストーリーは楽しい絵本であったと記憶に残る代表的なものがこのエルマーシリーズ。
    この絵本にはマップがあり、何度かそのマップを見返していた。それだけでなんだかワクワクしたことを覚えています。

  • 昔に読んだけど印象がまだ残っているんです

  • ・これはエルマーという少年が竜を助けに行く冒険物語です。途中で会う動物たちに驚くようなことをさせ先に進んでいくところが面白いです。

  • 昔からある名作本
    地図もついてるし難題をクリアしていく感じが本当に面白

    今回はダイジェスト版を読んでいただいたので
    さらにチムになれたかも(^^)

  • ペロペロキャンディ、歯ブラシ、くし、リボン、チューインガム、虫メガネ。

    なんでこんなものが探検に必要なの?
    という謎が次々解けてゆくこ気味良さ。
    エルマーの機転と同様に感動する。笑

    なぞなぞの好きな女の子を読んだ時に似ているな。
    涼しい顔でさらりと機転を利かせる主人公に感じる、爽やかな爽快感。

  • 1匹のねことの出会いから始まる1人の少年の冒険の物語。
    動物たちとの出会いや障害を知恵と勇気で乗り越えて、かわいそうな竜の子を助けに向かう主人公の少年エルマーの姿を描いています。
    50年以上の長きに渡り、子ども達に愛される名作。まだ長文を読むことが苦手なお子さんにもおすすめです。

  • 昔読んだような…読んでいないような…
    小学校1年生の息子に読み聞かせついでに一緒に楽しんでみようかと。
    お話は長いけど、場面ごとに章が分かれていて読みやすい。

    ひょんなことから始まったエルマーの冒険。
    持ち物は、チューインガム、ももいろの棒付きキャンディー2ダース、輪ゴム1箱……何に使うのか見当もつかない物ばかり。
    次々と起こる出来事にエルマーが機転をきかせるその様子、どんどんと物語の中に引き込まれていく。

    結局息子は私が読み聞かせるのを待っていられず、最後何章かは自分で。1日で読みきってしまった。
    私は息子から遅れること2日、ようやく読了。笑。

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