とらっく とらっく とらっく

著者 :
  • 福音館書店
3.56
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本棚登録 : 911
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000641

感想・レビュー・書評

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  • いっぱい車が出てきて、弟が大好きだった本!
    今日はお腹の子とわんこに読み聞かせしました。
    「たばこ」が出てきたところに時代を感じました。

  • 人物は何故かクラッセンが描くような絵ですが、走り出したトラック、出会う働く乗り物たちがリアルで、躍動感がすごい! 

  • 母親の読書記録より転載。
    二歳の時に読んでいた本。

    本の最後にある、道路標識20種類を全部覚えてしまった私を見て、親はこの子は天才か、とすごい期待をしたらしいけど、いやいやいや(笑) 平成の現代では、20種どころか、数百匹いるポケットモンスターを丸暗記していて当たり前、ですから。

    未だにトミカショップにいくと心がときめいてしまうのは、絶対にこの本に原因があると思う……。改めて見るとトラックの疾走感、「たばこをうまそうにすう」という言い回し(でも最近だと、これに噛み付く人がいそうでいやだなあ……)、スピード違反で注意されるとか、内容盛りだくさんで、夢中になって読んだのもわかる気がする。

  • 渡辺茂男さく 山本忠敬え
    あの、マニアックなリアルな自動車の絵を描く山本さんが、この本のようなくずした絵を描いているとは思わなかったので、びっくり。自動車の疾走感がすごい。りょーまも、絵のタイヤを指して、「ま。ま。(回ってる回ってる)」と言っていた。工事現場のくるまは写実的な絵じゃないのに車体の質感とかはすごく本物の感じが伝わってくる。
    工事現場の文は山本さんの他の本にもあるようなマニア度が入っている説明文がさりげなさそうにかかれている。
    最後のページの深いみどりに黄色のおつきさまと幽かな街の明かりが見えるところが叙情的。
    終わりのページに標識が18個並べてある。本文の中に出てくるのもあるけど、殆どが出てこないもの。りょーまは1個1個指差して「ん」、「ん」と言って何の標識か聞きたがった。(H21.6.13 1才9ヶ月)

    良い本だなあと思ったので購入した。
    図書館の本と並べてみたら、違いがいくつかあった。まず、?新しい方が少し版が大きい。18.7×26.2と19.4×26.4。なので、絵も、原画のより大きい部分が印刷されている。本ではどちらも20×27cmということになっている。?絵がくっきり鮮明。テレビでいうと丁度アナログとデジタルの違いと同じ。やけにはっきり見えている。?これが一番大きい違いなのだが、5ページの「どうろこうじうんてんちゅういのひょうしき」が古いのはつるはしのマーク、新しいのは人が土を盛っているマーク。古い方でも最後のページには「こうじちゅう」の標識として盛り土の標識が挙げられている。古いほう2001年第74刷り、新しい方87刷り。
    1961年 月刊「こどものとも」発刊
    1966年 「こどものとも傑作集 第1刷
    2008年 第87刷。第85刷より新規製版して、シリーズ名を「こどものとも傑作集」から「こどものとも絵本」に変更。
    (H21・6・26)

    以前はストーリーの全体を追うというよりも、気に入ったページを見ることが多かったが、最近1ページずつ順に、文章を読めと言うようになった。読まずに黙っていると、「まま」とかわいい声で言って本を上にあげてくる。で、そのページのを読み終わると自分でページをめくったり、絵を指差したりする。気に入っているようで、一日に何回も持ってくる。(H21.8.5 1歳10ヶ月)


  • 福音館書店ではじめて出した横版横書きの絵本が、この『とらっく とらっく とらっく』なんだそうだ。それまで絵本といえば、縦版の縦書きが当然で、最初に横版を作ったときには、絵本界に相当衝撃が走ったらしい(あくまで伝聞です)。今じゃあ横長い絵本なんて当たり前だけどね。この本は、横長だったからこそうまくいった本だなぁとしみじみ思います。トラックのスピード感は、縦長じゃあやっぱり出せないものね。男の子って、こういう絵本にものすごく夢中になるんだろうなぁ。[2005.1.31]

  • 「なんだ さか! こんな さか! トラックは いきが きれそうでした」

    躍動感のあるイラストが好きです。(7分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #とらっくとらっくとらっく #渡辺茂男 #山本忠敏 #福音館書店

  •  時代を感じる。「あの頃」を走っていた、トラック野郎。


     可愛らしい絵とは裏腹に、スピード感のある「トラック」の絵本です。トラック以外にも色々な乗り物が出てくるので、乗り物好きには堪らない1冊になるかもしれません。

     スピードを出しすぎて白バイに止められたり、「うまそうに」煙草を吸うおじさんたちなど、「今の絵本に、こういう表現ってできるのかな?」と……絵本が出版された1976年頃に思いを馳せたりもしました……っ。

     時代を感じるといえば、ガソリンを運ぶトラックには、「電気の火花でガソリンが爆発しないように」するための配慮があるなど、今では「?」と首をかしげる「当時の常識」とご対面できます。ちょっとタイムスリップしたような感覚を味わいたい方は、どうぞ。

  • 爽快な物語でした。
    トラックはすごいな。

  • 背景は削った線で描かれていたり、色づかいは綺麗。
    なぜか爆発しそうなローリーを追い越そうとしたり、白バイに捕まったり、終点は標識の紹介しかなかったり、ストーリーはなぞ。

  • 3歳3ヶ月


    お気に入りの本。

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著者プロフィール

渡辺茂男

「1988年 『エルマーのぼうけんセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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