はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

制作 : マーク・シーモント  きじま はじめ 
  • 福音館書店
3.70
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本棚登録 : 831
レビュー : 123
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000955

感想・レビュー・書評

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  • のねずみも、くまも、かたつむりも、りすも、やまねずみも、みんな眠っている寒い冬。

     だけど「あれっ?」みんな何かに気がついて「はなをくんくん」。みんなが走り出したその先にあったのは、小さなお花。

     小さな黄色いお花以外はモノクロで描かれていますが、動物たちの静から動への躍動感が暗さを感じさせません。春を待ちわびる気持ち、小さな春を見つけた喜びが伝わってくる絵本です。  

    • pink@trdさん
      お花のいい香りが伝わってきました。寒い冬が終わり春への季節の移り変わりを感じさせてくれますね。
      お花のいい香りが伝わってきました。寒い冬が終わり春への季節の移り変わりを感じさせてくれますね。
      2012/03/02
  • 雪がふりつもる森の中ではのねずみ、くま、ちっちゃなかたつむりまでぐっすりねむっています。すると、はなをくんくんさせながら、みんながいっせいに走りだしました。ぴたりと止まったところには、お花がたったひとつ。動物たちは歓声をあげます。雪景色のモノクロの世界に、お花の鮮やかな黄色が映えて印象的です。動物たちのわくわくする気持ちがリズミカルな言葉にのって、読み手に伝わることでしょう。やわらかな線の美しい絵は、春のぬくもりを感じさせてくれます。春が待ち遠しい季節におすすめの1冊です.

  • グレーを基調とした鉛筆画のようにやわらかいさの感じられる絵本。春を思わせる黄色い表紙が印象的。森の動物たちが、なにやらはなをくんくんさせながら何かに引き寄せられるように向かっていくと、春を知らせる一輪の花がひっそりと咲いている。印象的な黄色い花は小さくはあるが見事なまでに咲き誇り、見開きの絵本いっぱいに春を感じさせてくれる一冊。ふわっと笑顔がこぼれる絵本。【2歳くらいから】

  • やわらかい黄色と薄い墨で描かれた本です。寒い冬の間、雪の下で、木の中で、地面の中で眠っていた動物たちがゆっくりゆっくり目をさまします。
    動物たちが、みんな向かった先は?そこには、一輪の黄色い花。雪の中で、咲いていました。
    薄い墨の中に、その、一輪の黄色い花が見開いた絵本を引き立たせてくれます。
    春はすぐそこまできています。3月になると読みたくなる一冊。

  • 【ぽとんぽとんはなんのおと】とセットで読みたい早春の定番。
    ただ、コチラの方がモノクロの挿し絵が細かいので、大人数には向かない。
    【ぽとんぽとん・・】は聴覚から入る春の訪れだが、こちらは嗅覚から入る。
    眠っていたのねずみも、くまも、かたつむりも、りすも、やまねずみも、
    鼻をくんくんさせながら一斉に走り出す。
    その先にあったものは、一輪の黄色い花。ここだけ色が入る鮮やかさが素敵だ。
    小さな動物の「くんくん」は小さく。
    大きな動物の「くんくん」は大きく力強く。
    始めは眠そうな動物たちが、鼻をくんくんさせながらどんどん表情が生き生きしてくる。
    花にたどり着くまでの小さな旅が楽しい。
    最後はもちろん、みんな大喜びでダンスまでしている。
    可愛くて可愛くて、可愛いお話(笑)。
    約3分。3歳くらいから。
    春先のお話会の導入にでも。

  • 春の訪れを森中の動物たちみんなで感じ、見つけ、喜ぶお話。ことばにリズムがあり、モノクロの絵がいきいきと動きだす。年少から。

  • 「はなをくんくん」 原題は「THE HAPPY DAY」
    のねずみが、くまが土の中で、りすが木の穴で、
    ちっちゃなカタツムリが殻の中で、眠っています。
    動物達はこんな風に冬眠しているのでしょうか
    白と黒の音のない静かな冬の森の世界が描かれています。
    ある日、動物達が鼻をくんくんさせて、目を覚まします。
    くんくん、くんくん、匂いに誘われて皆がかけて行きます
    詩のようにリズムのある言葉が、春に近づいていくようです
    皆が春を見つけたそんな 「THE HAPPY DAY」のお話です。

    対象年齢 3歳から

  • 一つ、雪の下から咲いた花を目指して、皆が喜び勇んで駆け出していく。くんくん、のリズムの良さとユーモラスなダンスの絵で楽しめました。(3歳1か月)

  • 冬眠していた動物たちが、春の匂いを嗅ぎつけて、はなをくんくん。春はもうすぐ。

  • 大きい絵本だけど、大人数の読み聞かせにはあまりむかないような気がします。
    冬眠中の動物や虫たちの絵は、子どもを膝にのせて一緒にゆっくりじっくり眺めていたいです。
    一対一の読み聞かせに、とてもいいと思います。
    寒い寒い2,3月に、ストーブであったまりながら自分の子どもとゆったり読むとか。いいですね。

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著者プロフィール

1911年、アメリカ、メリーランド州ボルチモアに生まれる。ピーボディ芸術学院で絵と音楽を学び、その後、ニューヨークのパーソンスクール応用美術科を卒業。1940年、作家・画家であるクロケット・ジョンソンと結婚、『にんじんのたね』(こぐま社)をはじめ、数冊の絵本を共作で作った。他の作品に、『はなをくんくん』(福音館書店)、『さかさんぼの日』(偕成社)など。また、モーリス・センダックとの共作に『シャーロットのしろいうま』(富山房)、『あなはほるもの おっこちるとこ』『おふろばをそらいろにぬりたいな』『うちがいっけんあったとさ』(以上岩波書店)などがある。 「子どもの視点から世界を見ることのできる数少ない作家」 と評され、子どもの空想や遊びを熟知したうえで作られた作品の数々は、想像力やユーモアのセンスに富み、子どもの読者の共感をよんで、今日に至るまで高い人気を誇っている。1993年没。

「2014年 『くま! くま! くまだらけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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