三びきのこぶた

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000979

感想・レビュー・書評

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  • 思ったより3匹目のこぶたが太々しい…
    と思ってしまうのは良くないかな?

  • 有名な話だけど原作はこれのはず。娘が小学生にもなると同じ題名のものをいっぱい読み比べして楽しんでいた。

  • 教育実習中に小学校2年生に読み聞かせをした本。パロディーの本を読む前にぜひ読んでほしいと司書の方に頼まれて読みました。私が知っていた3びきのこぶたとは異なり、初めて読んだときはびっくりしました。

  • shibu

    三びきのこぶたの話はいろんな出版社から出ているけれど、ストーリーがずば抜けておもしろいのは、やっぱりこれ!!

    瀬田貞二さんの翻訳で1969年初版のロングセラーです。
    私もこれで育ちました。

    こぶたは二匹目までは食べられちゃうのだけど、三匹目は、なんと、食べちゃうの。オオカミを!!

    このシーンで、何度読んでも子どもたちは目をむきます。
    幼稚園の子どもたちにお話会で紹介すると、ここで「えーっ!!」って叫ぶの。可愛いね〜。

    オオカミもワルソウだし、迫力満点の絵でおもしろいです。

  • 絵の山田三郎さん繋がりで読んでみた作品です
    そしてこちらでも、絵の魅力の圧巻な事といったらありませんでした
    3びきのこぶたと言えば、それぞれのこぶたがそれぞれで家を建てるシーンから始まって、色々あって末っ子の堅実的な工法をした家で三匹とも仲よくする話だと思っていたのです
    しかし、こちらはイギリス民話の原作に忠実だからなんでしょうか、藁の家の長男、木の家の次男はあえなくオオカミにぺろりされてしまい、お腹を切って縫って助ける、みたいなファンタジーな事は何も起きません 純粋に捕食されます
    末っ子とオオカミとの丁々発止がわりと長くて、こんなにエピソードあったのか、と驚きました
    豚の姿かたちはリアルな豚ですが、あちこちに買い物へ出かけたり、たくさんレンガを焼いたり、お祭りに参加したりして、オオカミをうまいこと寄せ付けない末っ子ちゃんのお話が新鮮でした
    出かけた先のお祭りやお店に集まったたくさんの人間、レンガ焼き釜やその回りの道具に至るまで描きこみがとにかく凄いです 
    コミカルな滑稽話を意識されてるのか、瀬田貞二さんの訳文も冴え渡っており、声に出した時の音のリズムの良さも心地よく、3ぴきのこぶたのイメージが変わる傑作です
    兄貴豚×2を食べたオオカミを、鍋でコトコト煮て晩ごはんに食べてめでたしめでたしになる物語ですが、ふと『ダンジョン飯』に通じるものを感じました

    そう言えば裏表紙の絵が、蛇? の肉を食べている 眼鏡をかけた豚の紳士の肖像画を、豚の子供たちが眺めてる絵なのですが、子供たちがちゃんと擬人化されてて服を着てて可愛いです
    でも本文の3ぴきのこぶたは全裸、というか豚のままです 何故だろう

  • アニメ絵本しか読んでいなかったので、新鮮でした。何かの著書で、食事でいうとアニメ絵本はインスタントでたまにはいいけど、素材の本来の味を楽しめる絵本も堪能すべきとのことで読みました。
    ストーリーも違うし読み比べができました。絵はこちらのほうがリアルで好きみたいです

  • 現実味のある話で、かわいく楽しいだけではない潔さがある。

  • こっちの本は、いいブタと悪いオオカミだよ
    と言ったものの
    最後まで読んだら一体どっちがよくて
    どっちが悪いのかよくわからなくなりました。
    息子(4歳5ヶ月)の感想は
    「えっ、食べちゃったの?」

  • じ。455
    3y

    兄2匹食べられてるし・・と思ったら、Kくんに聞いたら、アメリカでは食べられるって。
    あーまた日本が優しくする方向へ絵本を変えてるよ!!

  • 1年生のうちに、スタンダードなさんびきのこぶたをしっかり読んであげてほしいです。できるだけ、この本で。

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著者プロフィール

1916~1979年。現東京都文京区に生まれる。東京帝国大学国文科卒業。第二次世界大戦後、東京府立第三中学校に復職し、教師の傍ら雑誌に児童文学作品を投稿。後、平凡社勤務を経て、児童文学の創作、翻訳、評論の分野で活躍。1959年自宅に瀬田文庫を開き、毎週土曜日の午後に自宅を開放していた。代表的な作品『なんきょくへいったしろ』『あふりかのたいこ』など、再話『かさじぞう』『ふるやのもり』など、翻訳『指輪物語』のほかに『ホビットの冒険』『ナルニア国物語』などがある。

「2023年 『最新版 指輪物語7 追補編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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