じめんのうえと じめんのした (福音館の科学シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001297

感想・レビュー・書評

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  • 植物は土の上と下にのびています
    色々な植物があり、植物だけが日光と土から栄養物を作り出すことができるということが、小さな子にもなんとなくわかるお話

    読み聞かせ時間は3分くらいです

  • 3歳3ヶ月。前半の様々な植物の断面図まではよかったが、後半の栄養のお話は難しかった様子。淡々とした説明が絵本というより教科書っぽいです。もう少し大きくなったらまた読んでみたい。

  • 目にみえる部分とみえない部分。

    この絵本はずいぶん前に青山ブックセンターでの原田郁子ちゃん(クラムボン)おすすめ書棚で手に取りました。

    普段から目にする地上に暮らす動物と、存在は知ってはいるものの実はこれまで目にはしたことのない動物。
    またさんさんたる陽を葉いっぱいに受け私たちにその姿を表す部分と、土の中で養分を吸い取りぐんぐん下へと根ざす私たちにはみえない部分を持ち、その両方で成り立っている植物。

    ものの美しさやよさは、そこへ至るまでの裏舞台やその支えの証とまでは言わないまでも、動物と植物に限らずバックグラウンドの存在とそのバランスを思った一冊。また土いじり時に感じられる諸々のよさ(土から這い出る虫や根っこに感じる生命力。匂い・手触り・冷たさなど)を彷彿させ、私にとっては気持ちのよい1冊。

    動植物の営みと外と内をシンプルに描く、深くてむずかしくしていないのがいい絵本。

  • じめんのしたでは、ニンジンは太い根であり、ジャガイモは膨れた茎であること。
    じめんのうえで、日光に当たった植物だけが、空気と土から栄養物を作れること。
    つまり我々動物は、植物により生かされているという簡潔な答えに目から鱗が落ちた。

  • いつも目にしている植物のじめんのうえとじめんのした。当たり前だけど、地面の上で日光や空気を、地面の下で水や養分を取り込んでいる。
    どっちも必要。上も下も。うまいことできている。そして動物はその植物をいただいている。ってことは動物も植物を通して太陽の光も空気も、土の中の地下水も養分も取り込んでいるってこと。このことをしっかり頭と体で理解していたら自然を蔑ろになんかできないはず。こういう本を子どもの頃に読んで、自分自身の根っこにできたらいい。

  • 4歳と2歳の娘達に読みました。

    ちょっと難しかったかな?
    でも目には見えない地面に興味津々の様子。
    「こうなってるんだねー」と言うと、うん、うん、と頷いてジーと見ていました。

  • 「地面に根っこをしっかりとはって、おひさまと空気と土から栄養をつくるのは植物です。植物のおかげで生きている動物たち。まっすぐな線と色で地面の上と下を分け、単純明快に描いた生き物たち。むだのない文章です。それでいて、大切なことがしっかりと語られています。植物学を学び、幼い子の心も十分知っている作者ならではの名著です。」(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000  の本での紹介より抜粋)

    「じめんのうえには、いろいろなしゅるいのどうぶつがすんでいます。じめんのしたにすむどうぶつもいます。」子どもたちの身近な動物や植物を例にとり、むだのない絵と親しみやすい語り口で、自然界のしくみを丁寧に教えてくれます。作者はアメリカの植物学者で2児のママ。

    (『豊かな心をはぐくむこども絵本ガイド』主婦の友社 より)

  • 図書館本。次女に借りた本だけど長女にピタリだった。地中深く根を生やす木と、地中の浅いところを横に根を伸ばしていく木と。食物連鎖についても。

  • £1

  • K
    五歳三か月

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