しんせつなともだち

  • 福音館書店
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本棚登録 : 1989
感想 : 169
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001327

感想・レビュー・書評

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  • うさぎが見つけた二つのかぶ。その一つを友達のところに持っていくけど留守。そうすると、いつのまにかかぶはもとのうさぎのところへ。どうしてかな。素朴て味わいのある絵が素晴らしい。

  • ブックサンタ2023寄付本

  •  誰かに優しくされると自分も他の人へ優しくしたくなる、そんな連鎖が続く温かい気持ちになる絵本。

     私は「わざわざ」という言葉を使う人があんまり好きじゃなかったのですが、この絵本のうさぎのセリフの「わざわざ」には優しい気持ちが溢れていました。
    (「わざわざ」という言葉、「別にやってもらわなくてもよかったけど」という感情を含んでいるようで苦手。)

  • 恩着せがましくない、優しいしんせつが溢れる絵本♪

  • 以前読んだ『どうぞのいす』にも似て、動物たちが別の誰かのために行動するぐるぐる話。
    ただ、この絵本の場合は、蕪をふたつ見つけたうさぎが、ひとつを友達のろばに持って行くのですが、その後次々現れる動物たちも含めてみんな、自分の手持ちのものを食べて、蕪をともだちに持って行きます。
    友だちが必ず留守なのは、まあご愛敬。

    擬人化されていないリアルな動物たちの表情や動きから目が離せない。
    そして何の表情もない蕪が、そこはかとなくユーモラス。
    最後のページは蕪を見ただけで笑えてしまう。

  • 雪の中、ウサギが食べ物を探していると、かぶを2つ見つけました
    ウサギはかぶを1つ食べると、お腹が空いているだろうと友達のろばの家にもう1つのかぶを持って行きました
    ろばは留守でしたので、かぶを家に置いていきました
    ろばも食べ物を探しに出掛けていて、さつまいもを持って帰ってきました
    ろばはさつまいもを食べると、かぶを羊のところへもっていきました

    どうぞのいすのように優しさが手渡されるお話
    読み聞かせ時間は3分半くらいです

  • 他者を思いやる気持ちに心温まる物語。
    見返りを求めず、親切を受けた感謝の気持ちでまた別の友達に親切ができる。
    親切のスパイラル。
    こんな気持ちがあれば争いがなくなりますね。

  • こうさぎは見つけたカブを友だちのろばの家に持っていき、留守だったので置いてくる。カブを見たろばは、やぎの所に持っていく。やぎはしかに、しかはこうさぎに。こうさぎは目を覚ますとカブが戻っているので驚く。が、少し考えて、友だちが持ってきてくれたと気づく。(27ページ)
    ※どの動物も、友だちを思って自然にカブを持って行く。いやらしさなく、温かい気持ちになる。それぞれの家にある物も古いけど、雰囲気がある。

  • 対象年齢は就学前のお子さん向けです。

    もりのどうぶつたちのやさしさがほのぼのと伝わる絵本です。
    おともだちとたすけあう心を育てるあたたかいおはなしだと思います。

  • 4分半

    優しいどうぶつたちの繰り返しの絵本

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著者プロフィール

方軼羣

「1987年 『しんせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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