- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834001372
感想・レビュー・書評
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村山桂子×堀内誠一の、たろうシリーズ。
今回は『たろうのおでかけ』に出てきたお友達のまみちゃんも再登場。たろうとまみちゃんの体格や顔立ちがだいぶ変わっていて、2人共成長したということなのかな?
自分の部屋が欲しいたろうに、お母さんが古い絨毯を渡す。「このじゅうたんを ひろげた ところが たろうの おへやよ」
たろうは早速、階段の下に絨毯を広げて自分の部屋にする。そこへ、ねこのみーや、いねのちろー、あひるのがあこ、にわとりのこっこが次々にやってきては、部屋の場所に注文をつけてくる。
みんなが楽しめる理想の部屋はどこだろう?
登場人物が多いため繰り返しのやり取りの回数も多く、中だるみせずに読み聞かせするのがやや難しい。でも、娘はその繰り返しが楽しいようで、「自分だったら、どこにじゅうたんを敷くかな?」
「最後はだれの意見に決めるのかな?」
「意見を聞いてもらえなかった子はかわいそうじゃないかな?」
と、色々考えをめぐらせながら聞いていた様子だった。
窓が欲しい、あったかい部屋がいい、2階が欲しい…と各々の希望が次々出るが、最後に出た「みんなで あそべる おへやだったら もっともっと いいのにな」という意見に、皆がはたと気付く展開がとても良い。最後は皆で同じ意見にまとまり、しかも「みんなであそべる」場所が本当にとびきり楽しい場所だったのだから、読んでいる子供は安心するし、納得もいく。大満足のラスト。
アイデアも展開も素敵な良い絵本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
じゅうたんを広げたところがたろうのお部屋。たろうのお部屋に
次々にお客様がやって来て、お客様から色々な要望が出されます。
そしてたろうは「そんなことなら かんたんさ」とじゅうたんを抱えて
引越しです。だんだん仲間が増えて、みんなでぞろぞろ引っ越す
様子がとても楽しそう。
数色の原色で描かれた絵は、鮮やかでかわいい。
2・3才から。 -
大人が読んでも面白かったです。
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3歳児は何度か読んでとそこそこ気に入っていました。、
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5歳10ヶ月
図書館の小学生向けおすすめ絵本だったが、本人は気に入らなかった様子 -
じぶんのへやって響きに、とにかくときめく私、、居心地のいい部屋でおやつを食べるのは最高!春に読むのにぴったりのエンディング。
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図書館本。幼い頃読んでもらった記憶がある本。犬、猫、アヒル、ニワトリが次々と加わって引っ越しが賑やかになります。
著者プロフィール
村山桂子の作品





