いもうとのにゅういん (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
4.03
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感想 : 114
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001617

感想・レビュー・書評

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  • 林明子さんの絵本は無条件に全て好き。中でもこれは何回も子供達に読まさせられました。

  • 子供の成長のお話。日常の中のふとした瞬間に驚かされたりしますよね。

  • ひとりっこなので、「独占欲」というものがなく
    この表紙みたいなことがないまま、良くも悪くも育ちました。

    とは言え、子育てをしていて感じたことのある、
    あさえ(おねえちゃん)の成長の様子、
    その表情やしぐさがいじらしくて、たまりませんでした。

    ほっぺこちゃんという、人形のあだ名もとっても親近感が持てました。

    ✳︎ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊”より。

  • 2017.11.8
    子どもの頃家にあって繰り返し読んだ絵本。子どもの頃以来すごく久しぶりに読んだら、あの頃読んでた時の自分がブワッと蘇ってきて、それがあまりに鮮明で濃くて震えた。泣きそうになった。三つ編み、お人形の「ほっぺこちゃん」、雷の夜、ハートの包装紙、プレゼントの折り紙と手紙…。自分の妹にちょっと重ねて読んでこと、母が口にする「ほっぺこちゃん」という名前…。全部蘇ってきた。
    絵本は確実に子どもの心に入り込み、大人になっても深いところにちゃんと眠っている。大事な絵本。

  • p.21の絵が親子で盛り上がりました。生真面目な雰囲気の作品ではありますが、遊び心があって素敵だなと思いました。
    女の子のふわふわの髪の毛の表現がとっても大好きです。かわいい作品です。

  • 3歳8ヶ月
    林明子さんの絵に親子ではまり、図書館に行くたびに一冊借りている。
    この絵本で「入院」を理解したみたい。一人で留守番する不安と、妹思いのお姉ちゃんの優しさがリアルに描かれていて、読み聞かせている私の方が泣いてしまいそうだった。
    「なぎもやさしいおねえちゃんになる!」という頼もしい言葉も出てきました。

  • この本が一番好きという人がいて読んだ。

  • 5分18

  • いもうとのお見舞いに、
    喜びそうなものを
    あれこれ考えるおねえちゃん。

    つつみの中から出てきたものには
    「あっ」と驚いた。
    あんなに執着を
    見せていたものだったのに。

    成長って、こういうことなんだろうな。

    他人のことを思い遣って。
    誰かに言われたからではなくて、自らすること。

  • 3歳10ヶ月の子どもが自分で選んだ本。いもうとが包みを開けるところを嬉しそうな表情で眺める。妹の気持ちに共感しているのか、姉の身になっているのか。

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著者プロフィール

筒井頼子 筒井頼子(つつい よりこ)1945年、東京に生まれる。埼玉県立浦和西高校卒業後、広告会社などに勤務。その後、絵本、童話などの創作をしている。主な絵本に『はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』『いもうとのにゅういん』『とんことり』『おでかけのまえに』『おいていかないで』、童話に『ひさしの村』『いくこの町』『雨はこびの来る沼』(以上、福音館書店)などがある。1989年にアメリカのエズラ・ジャック・キーツ賞新人作家賞を受賞。宮城県在住。

「2014年 『そうちゃんはおこってるんだもん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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