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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784834001822
作品紹介・あらすじ
なおちゃんは、朝、お父さんと自転車に乗って保育園にいきます。かどのたばこやのおばあちゃんが手をふってくれます。保育園で友だちとあそび、昼ご飯を食べ、お昼寝をすると、夕方にはお母さんがお迎えにきます。なおちゃんの一日を、子どもの視線で丁寧に温かく描いた絵本です。
感想・レビュー・書評
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保育園に通う女の子のいつもの一日を描いただけなのに、何度読んでも飽きのこない、楽しい絵本。40年前に書かれたのに全く古さを感じさせないのが不思議…。
神沢利子・文、林明子・絵、という絵本界の大御所の黄金コンビ作品。お二人とも更に有名な作品はあるけど、これは隠れた名作だと思う。
林明子さんの絵は、もっと時代を下ってからの精緻な作風のほうが好きだけど、この絵本には、この頃の素朴でちょっと軽いタッチの絵がぴったりはまっている。
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2y1m
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線のしっかりしたタッチが新鮮。
お茶目なお店の看板など、細かいところまで楽しめる。
お父さんが絵描きで家にいて、お母さんがお勤めしてるって、現代的な設定! -
1983年の発行。確かにそういう時代はあちこちに感じられるが、それが作品の価値を下げるようなことはない。今読んでもほっこりする。そりゃあこのコンビだもの。間違いないよ。林明子の絵は今の絵とは違うけれども、今と同じように細かいところにまで心を配って描いていて、もう一度絵をじっくり見ると、いろいろな発見があって楽しい。もっと知られていいんじゃないかな。
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最近は近所の人とあいさつすることない気がします
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長女のお気に入りで何度も読んできた絵本。83年発刊だけあって、カレーライスを「ライスカレー」と表記していたり、描かれる街や人々の服装など、昭和の雰囲気が随所に感じられる。
ドラマ「天皇の料理番」を見ていた時に「ライスカレー」が出てきて、昔はそう呼ぶのが主流だったんだと追体験した。 -
良かった
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だいすき
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2017.4.10
家を出て幼稚園に行って帰ってくるまでのなおちゃんの1日。お父さんとの自転車登園、いつも通るタバコ屋のおばあちゃん、お友だち、ままごと、おひるごはん、お昼寝、みんなでお出かけ、ママのお迎え、夕ごはんの買い物、信号待ち…なおちゃん目線でその日の出来事を見せてくれる。大人にしてみたら日々のルーティンや雑務と捉えがちなことも、子ども目線だとこんなにも豊かで楽しいものになるのか。と思うと同時に、あ、自分もこうだったなと気づいた。自販機のお釣りのとこのぞいたりね。いろんなことに楽しみを見つけておもしろがってた。今、せっかくそういうことの天才の子どもと一緒に過ごしてるんだから、自分も子どもと同じ目線になって日々を感じて楽しんでいきたい。子育て中しかできないしね。なおちゃんの出で立ちが、魔女の宅急便のキキの小さい頃みたいでかわいい。 -
林さんのイラストタッチの絵本は初めて。
お話が進みページをめくっていくと、いろんなところに繋がりがあって楽しい。
著者プロフィール
林明子の作品





