いってらっしゃーい いってきまーす (こどものとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 492
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001822

作品紹介・あらすじ

なおちゃんは、朝、お父さんと自転車に乗って保育園にいきます。かどのたばこやのおばあちゃんが手をふってくれます。保育園で友だちとあそび、昼ご飯を食べ、お昼寝をすると、夕方にはお母さんがお迎えにきます。なおちゃんの一日を、子どもの視線で丁寧に温かく描いた絵本です。

感想・レビュー・書評

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    保育園に通う女の子のいつもの一日を描いただけなのに、何度読んでも飽きのこない、楽しい絵本。40年前に書かれたのに全く古さを感じさせないのが不思議…。

    神沢利子・文、林明子・絵、という絵本界の大御所の黄金コンビ作品。お二人とも更に有名な作品はあるけど、これは隠れた名作だと思う。
    林明子さんの絵は、もっと時代を下ってからの精緻な作風のほうが好きだけど、この絵本には、この頃の素朴でちょっと軽いタッチの絵がぴったりはまっている。

  • 最近は近所の人とあいさつすることない気がします

  • 長女のお気に入りで何度も読んできた絵本。83年発刊だけあって、カレーライスを「ライスカレー」と表記していたり、描かれる街や人々の服装など、昭和の雰囲気が随所に感じられる。

    ドラマ「天皇の料理番」を見ていた時に「ライスカレー」が出てきて、昔はそう呼ぶのが主流だったんだと追体験した。

  • 良かった

  • だいすき

  • 2017.4.10
    家を出て幼稚園に行って帰ってくるまでのなおちゃんの1日。お父さんとの自転車登園、いつも通るタバコ屋のおばあちゃん、お友だち、ままごと、おひるごはん、お昼寝、みんなでお出かけ、ママのお迎え、夕ごはんの買い物、信号待ち…なおちゃん目線でその日の出来事を見せてくれる。大人にしてみたら日々のルーティンや雑務と捉えがちなことも、子ども目線だとこんなにも豊かで楽しいものになるのか。と思うと同時に、あ、自分もこうだったなと気づいた。自販機のお釣りのとこのぞいたりね。いろんなことに楽しみを見つけておもしろがってた。今、せっかくそういうことの天才の子どもと一緒に過ごしてるんだから、自分も子どもと同じ目線になって日々を感じて楽しんでいきたい。子育て中しかできないしね。なおちゃんの出で立ちが、魔女の宅急便のキキの小さい頃みたいでかわいい。

  • 林さんのイラストタッチの絵本は初めて。
    お話が進みページをめくっていくと、いろんなところに繋がりがあって楽しい。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
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  • おかあさんがお勤めでおとうさんが在宅(絵描きさん)という、30年前は斬新な設定の絵本。朝はひとあしはやくおかあさんが出勤しておとうさんが自転車で保育園に送り、夕方は仕事帰りのおかあさんがお迎えにきて、買い物しながら歩いて帰る幼いなおちゃん。自転車からみる朝の景色とあちこち寄り道しながら歩く夕方の景色の対比がおもしろく、「みぃちゃん」や「ぼくのぱんわたしのぱん」のきょうだいが町のあちこちに描きこまれていて、遊び心のある林明子さんの世界がたっぷり楽しめる。神沢利子さんのつづる保育園の一日の活動の様子やこどものとりとめのないおしゃべりなどもリアルな感じでおもしろい。

  • 4歳には難しいかも、少し開きてた

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著者プロフィール

神沢利子 1924年、福岡に生まれる。子ども時代を北海道樺太で過ごす。文化学院文学部卒業。童話作品に『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『くまの子ウーフ』(ポプラ社)『銀のほのおの国』『流れのほとり』(福音館書店・日本児童文芸家協会賞)『神沢利子コレクションI~V』(あかね書房・巌谷小波文芸賞)など、絵本に『たまごのあかちゃん』『おばあさんのすぷーん』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おっとせいおんど』『いいことってどんなこと』『えぞまつ』(以上福音館書店)など多数の作品がある。東京在住。

「2022年 『てんのくぎをうちにいった はりっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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