おばあさんのすぷーん

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 520
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834002386

感想・レビュー・書評

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  • 表紙のおばあさんの顔
    怖すぎませんか?
    実際3歳の子が読む前に「こわい」といいましたから!(笑)

    でも、読んでみると
    とっても素敵な絵本です。
    おばあさんの大事なスプーンがなくなってしまい
    大冒険?の末、ねずみといっしょに戻ってくるまでのお話。

    表紙に怖がった子も、
    くすくす笑い、楽しく読み進めます。
    表紙のこわさに恐れることなく
    ぜひ手に取って読んで欲しい一冊だと思います。

  • 3歳5ヶ月

    しみじみといい絵本。

    調べたら神沢利子さんとは熊の子ウーフとか、ついこの前よんだはけたよはけたよとかを書いた方。

    しみじみといい。というのはどれも共通というか、人柄なのだろうなあと思った。作者が世界や人への愛にあふれた人であれば、作品がそのような雰囲気を帯びるものなのだなと。それはストーリーや絵の技術的なスキルや作り込みとは全く別のもの。そういう絵本に出会えるのは幸福。

    仕事や文章やあらゆるアウトプットに人柄があらわれるということについて、自分自身も、愛溢れる感じは無理でもせめてせめて冷たい感じが溢れちゃうのからは脱したいと思わされる…(泣笑)


    読みながら母は、食器の断捨離について考えました()

  • 冬にぴったりの本!ちいさいねずみたちがスプーンをそりにするところがかわいくて何回も見返しました。でぶちんねずみがスプーンを覗き込んで自分よりももっとふとっちょねずみをみつけるところも、おもしろかったです。

  • カラスが持っていってしまったスプーンがネズミに出会って 読んでいてほのぼの

  • 2回目。久々に読んだらお気に入りに。冬にぴったりの絵本。ねずみ達がスプーンをソリにして滑るシーンなどが面白いようです。

    3歳

  • 3歳3ヶ月。自分からは持ってきませんでしたが、読んであげるとじーっと集中して見ていました。

    表紙のおばあさんが怖かってようで、はじめは「これは怖いからイヤ」と嫌がっていましたが、読んであげるとネズミがスプーンと出会うところからはケラケラ笑って楽しんでいました。

  • おほほとあははは
    ちゅっちゅっちゅっ
    にほっこり。

    4歳の感想↓
    ねずみがスプーンのそりで戻ってきただよ。

  • 無事戻ってきて良かった

  • おばあさんのすぷーんをからすがとって、ねずみがひろって…

    ねずみたちがスプーンをのぞきこむと、じぶんよりふとっていたりやせているねずみがさかさまにうつるところは、子どもも実際に自分でやってみるとおもしろいでしょう。
    スプーンをそりにして滑れるのはねずみならではだけど、絵と文から楽しさは十分伝わります。

    冬の読み聞かせに。

  • 低学年冬向き

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著者プロフィール

神沢利子 1924年、福岡に生まれる。子ども時代を北海道樺太で過ごす。文化学院文学部卒業。童話作品に『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『くまの子ウーフ』(ポプラ社)『銀のほのおの国』『流れのほとり』(福音館書店・日本児童文芸家協会賞)『神沢利子コレクションI~V』(あかね書房・巌谷小波文芸賞)など、絵本に『たまごのあかちゃん』『おばあさんのすぷーん』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おっとせいおんど』『いいことってどんなこと』『えぞまつ』(以上福音館書店)など多数の作品がある。東京在住。

「2022年 『てんのくぎをうちにいった はりっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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