おおきなおおきな おいも (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 1984
感想 : 184
  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834003604

感想・レビュー・書評

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  • あおぞらようちえんの子供たちが楽しみにしていた芋ほり遠足。しかし、当日はあいにくの雨。
    つまんない つまんない つまんない
    「だいじょうぶ だいじょうぶ おいもはね…」
    ここから始まる、子供たちの想像力さく裂の奇想天外おいもストーリー。

    おおきなおおきなおいもを描く分担作業、掘り出して、洗って、運んで、工作して、調理して…おいもパーティーから最後はやっぱり…!
    各作業のディテールが疎かにされることなくしっかりと描かれていて、想像の世界も現実の世界ももはや渾然一体。
    大胆な発想がつながっていく工程やアイデアが沸き上がる子供たちの勢いを、間近で追っているような臨場感が本当に楽しい!

    ほぼ存在を消して見守りつつ、要所要所で子供たちのイメージを次に促す先生も素敵。子供の遊びに関しては、こういうスタンスでありたい(願望)。

    赤羽末吉の絵のインパクトもすごい。
    シンプルでゆるやかな絵とたっぷりの余白は、子供たちのアイデアやイメージをいくらでも受け入れてくれそう!

    あおぞらようちえんの子供たちと、聞いている我が子と読んでいる母、みんなで一緒においもストーリーを体験しているような感覚が味わえる、とっても楽しい絵本。

  • 芋掘り遠足が雨で延期になった。残念がる子ども達は紙をどんどん繋げて大きな大きな芋の絵を描く。その芋をヘリコプターで幼稚園に運び、船や恐竜に見立てて遊ぼう。遊んだ後はお芋パーティ。それから……。黒と赤紫の素朴な絵で、無限の空想の世界を描く童話。

  • 「おっきなおっきなおいもの所が、おもしろかった!」小2娘のリアルな感想

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「おおきなおおきなおいも」というタイトルと、表紙絵のギャップに「えっ??いもの話??かいじゅうの話じゃなくて??」と思ってしまう1冊。

    「なぜ、おいもがかいじゅうに??」の謎は、本編でちゃんとわかります。
    いままで赤羽末吉さんの絵本は何冊も読んできましたが、「これ、ホントに赤羽末吉さんの作・絵なの??」というくらい、それまての絵本のイメージと絵がちがうので、びっくりしました。

    白と黒、そしてサツマイモの紫という3色で描かれた絵は、まるで子どもたち自身が絵を描いたように見えます。
    だからこそ、読んだ子どもたちも「これは、わたしたちの本だ」と、ぎゅっと抱きしめたくなるのではないでしょうか。

    厚みのある本ですが、文章量は多くないので、「4歳から」の表示どおり、小さい子でも楽しめます。
    むしろ小さい頃にこそ、出会いたい1冊です。

    まだまだ暑い夏が続きますが、「おおきなおおきなおいも」を読んで、秋に出会うさつまいもを、夏の間におおきくおおきく描いていきましょうね。

  • おいもほりに行く前に読みたい。絵がすてき!お芋を食べたくなる。形は新書大判サイズだが、読み聞かせ絵本としても。

  • 最高
    色がいい。紫!

  • 絵本ではんなく書籍の体裁なので、なかなか対象年齢の子供が手に取らないとおもうんだけれど、すごく面白い。何かの本で、絵本から書籍への移行が上手く進まず、若い人の読書離れが進んでいると読んだ。こういう良質な幼年童話?がもっとポピュラーになってほしい。

  • >幼稚園の子どもたちが共同で描いたとてつもなく大きなさつまいもをめぐって、子どもたちの空想が無限に広がっていく愉快なお話。
    実際の園での遊びからヒントを得て作られました。

    次女が明日いもほりということで借りてきました。
    「鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による」と書かれているのは初めて知ったけれど、とてもダイナミックで面白い!
    子ども達の豊かな想像力がとてもいいなと思います。
    赤羽末吉さんの絵が素晴らしい。

    小4と6歳の娘達も楽しんで読んでいました。
    おならで宇宙へ飛び上がる場面には毎回大喜び(笑)

    • ぶっかけさん
      「おいもほり」ってワクワクする素材なのでしょうね、昔から。子どもが小学校低学年の頃、ご近所のお宅の一部屋で開かれたお芋ほりパーティーのことを...
      「おいもほり」ってワクワクする素材なのでしょうね、昔から。子どもが小学校低学年の頃、ご近所のお宅の一部屋で開かれたお芋ほりパーティーのことを思い出しました。
      2014/10/17
    • はぴさん
      >ぶっかけさん

      「おいもほり」なぜかワクワクしますよね!
      私も小学校の頃、芋ほり大会があったのを覚えています。大きい芋を選んで重さ比...
      >ぶっかけさん

      「おいもほり」なぜかワクワクしますよね!
      私も小学校の頃、芋ほり大会があったのを覚えています。大きい芋を選んで重さ比べをしてチャンピョンを競ったりもしました。お子さんのお芋ほりパーティーも楽しい思い出ですね♪
      2014/10/17
  • 今更な本だとは思うのだけど、
    最近発見したことがあって。

    子供の頃から大好きだったこの本の作者、
    なんと赤羽末吉さんだった…!!!

    知らなかった!

    この本って、数少ない「完璧」な絵本の一つだと私は思っています。

    やっぱり赤羽末吉さんは本当にすごいな、と脱帽するばかりです。

  • あおぞらようちえんのいもほり遠足は、雨のために一週間延期。
    つまんない。
    だいじょうぶ だいじょうぶ。
    おいもは いっぱい おおきくなって まっててくれるよ。

    先生の言葉で子どもたちの想像がどんどんふくらんで、
    想像のおいももどんどん大きくなっていきます。
    みんなで描く大きな大きなおいも。
    さあ次はどうしよう。

    子どもたちの声を聞きながらのびのびと保育の活動がふくらんでいく様子がよくわかります。
    こんな風に絵を描いたら楽しいだろうな。

  • 全ページお芋の紫色と黒だけで描かれていて、特に人間の絵が幼稚園児が描いたかのような緩さで優しい雰囲気なのが素敵。
    大きな大きなお芋を描き始めた子どもたちの熱中した様子と創造力にパワーを感じ、どんどん発展していくところにワクワク。
    力を合わせてみんなで作り上げる楽しさが伝わってくる良い絵本です。

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著者プロフィール

赤羽末吉 1910~1990。東京に生まれる。1959年、日本童画会展で茂田井武賞受賞。1965年『ももたろう』 (福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1968年『スーホの白い馬』(福音館書店)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞受賞。1973年、講談社出版文化賞受賞。1975年、小学館絵画賞と国際アンデルセン賞優良賞受賞。また、同年『スーホの白い馬』で、ブルックリン美術館絵本賞受賞。1980年には、それまでの絵本の業績に対して国際アンデルセン賞画家賞を受賞した。ほかに、『かさじぞう』『だいくとおにろく』『くわずにょうぼう』『つるにょうぼう』『かちかちやま』『みるなのくら』 (以上、福音館書店)など多数の絵本がある。

「2022年 『へそもち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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