- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834003758
感想・レビュー・書評
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2024.10.28市立図書館
せなけいこさんの訃報を聞いて、子らが幼い頃に気に入っていた作品をみつけて借りてきた(家の赤ちゃん絵本はだいたい実家に預けてあって手元にないので)。
「おかあさんのつくった絵本」というキャッチコピーで売られていた「いやだいやだの絵本」セットと「あーんあーんの絵本」セット、私が子どもの頃うちにあったのは「いやだいやだ」セットのほうだけだった。そのなかでは「もじゃもじゃ」が好きだった。「あーんあーん」セットの方はこどもが生まれてからやっとであった。こっちのほうが不条理度というかホラー度がすごいと思ったが、それがまた子どもをひきつけるらしく、ネコ好きということも手伝ってか、わがやの娘たちにはこの「きれいなはこ」と「ふうせんねこ」がお気に入りだった。
きれいなはこをとりあっていたら、中からこわいおばけがでてきて、相手をひっかいたつめや相手をかじった口がたいへんなことになってしまい、さいごはおばけになってしまうというのはなかなかおそろしいが、語り口がカラッとしているのでなんだかやみつきになってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お化けが出てくるところで、笑顔になる我が子
全く怖がらずにケラケラ笑ってます -
えぇぇ…お仕置きエンド…タイトルとあいまって恐怖でしかない…。てか犬おまえは口でかくされても友達と遊べるだろ…笑
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ガブガブしたり、引っかいたりしては、いけませんよ。という内容なんだけれども、
そういうことをしてしまう要因を取り除かない限り、本人もしんどい行動なので「ガブガブしてたらこんなことになっちゃうよ!大変だ!噛むのをやめよう!」とは、ならないだろうな、と思います。 -
頂き物
読み聞かせらしく聞いてもらえた本。
6ヶ月。母にかぶりつき、母を握りしめる彼女は何を考え真剣に聞いているのか。
わたしはずっと この本が嫌いだった。
ものごころついてから読んだので、感じの悪い本という位置付け。
今娘に読んでやって、しっくりきた。ひっかく、かみつくは大きな問題なので。 -
「きれいな」なんて心地よいタイトルにだまされると、心臓をぐわっとつかまれるようなラストに打ちのめされる。
この、なんのフォローもないラストに、夫婦で中毒になりそうです。
ホント、衝撃の展開に、なんのフォローもないの。
まじで!?そうなっちゃうの!?…深いねえ……って具合で。
せなけいこはくせになる。 -
衝撃のラスト。ラストページには文章が無くこどもに何を伝えるのかは親に委ねられている
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あっ、この本も昔家にありました。
。。。。これかなりのBAD ENDですね。
単純に、シンプルに、悪い事したら、おばけになっちゃうよっていう話。
美しいものに目がくらんで悪事を働いて罰を受けてお化けになって終わり。。。
恐ろしい話ですよね。
タイトルも
「きれいなはこ」
ときた。
なんてシュールなお話w
でも、昔は結構どきどきしながらなんどもなんども読んでいた記憶があります。
「ふうん。
そりゃあ、取り合いなんてしたらだめじゃんね~。
私はちゃんと仲良く一緒に箱をあけるもの(←おませ)」なんて
のんきな事思いながらww
今読むと、実は恐ろしかったっていう本
結構あるのかもしれませんね。
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written by ごじゃるde142(@gojarude142) -
題名と表紙だけ見て、カワイイ内容の絵本だと思って図書館で借りたら違っていて初めて娘が読んだときは泣いた。でも改めて読んでみると内容に納得したようだ。