おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
3.77
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本棚登録 : 2121
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834003789

作品紹介・あらすじ

たまご焼きが大すきな王さまのユーモラスなお話。絵本作家長新太の原点となった作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 挿絵が長新田さんverを読みました。
    鳥かごの扉を開けた犯人(王様)を探させ、鳥に秘密を見られて口止めし、その鳥が生んだ卵を食べると…。
    怠け者で、ドジで考えが足りないのに、行動は早くて、問題を起こして、後処理を家来にやらせる…。
    もぉ~と思うのは、自分の中にも王様がいるからかもしれない。

    • スキッパーさん
      goya626さん

      にわとりや、家来の扮装をした子供が駆け回る姿が浮かびました^^
      とても楽しい劇になるでしょうね!
      goya626さん

      にわとりや、家来の扮装をした子供が駆け回る姿が浮かびました^^
      とても楽しい劇になるでしょうね!
      2020/10/28
    • goya626さん
      残念ながら、うちの市では学芸会は中止になりました。勿論、新型コロナのせいです。
      残念ながら、うちの市では学芸会は中止になりました。勿論、新型コロナのせいです。
      2020/10/28
    • スキッパーさん
      goya626さん

      それは残念ですね…。また1日でも早く、楽しい劇が再開されるよう願っています☆彡
      goya626さん

      それは残念ですね…。また1日でも早く、楽しい劇が再開されるよう願っています☆彡
      2020/10/29
  • ストーリーと絵が最高!ボナールのような色彩、絵の余白のバランスが良い。

    たぶん、長新太さんの絵でなかったら、同じストーリーでも違った印象を持っただろう。2.5頭身?の丸々とした王さまだから、コミカルさが良いスパイスになっている。でなければ、とんだ嘘つきで周りに迷惑をかけている王さまだ。

    私の好きな場面は、ニワトリが列をなして、王さまを追いかけているところ。王さまはしっかりと鍵を持ち、目は(×_×)になり逃げている。王さまは逃げているが、ニワトリ達は「狭くて、ぎゅうぎゅう詰めの小屋から出してくれた」優しい王さまを好きになり追いかけたのでは‥と勝手に想像を膨らませてみた。

    最後、目玉焼きの黄身から声が出てくるオチも良い。「黙っていろ」と言われると、どうしても言いたくなる人間(鶏?)の性を表現しているのか‥とまた勝手に想像をした。

  • のどかな王国の、子どもか!とツッコみたくなるいかにも凡人な王さまが可愛い! 

  • 王様シリーズの1冊
    卵の大好きな王様は、ある日ぎゅう詰めになったにわとりをかわいそうに思い、戸を開けて逃がしてしまいます。にわとりに王様が追いかけられていると大騒ぎ!自分がとりごやを開けたとは言えない王様。後からついて来ためんどりに口止めをするが、そのめんどりが産んだ卵から‥・・。
    子供のような王様、ラッパの音も楽しい絵本です。

    • pink@trdさん
      心優しい王様が、ハプニングに動揺する姿に思わず笑ってしまいました。まさしく楽しい絵本ですね。
      心優しい王様が、ハプニングに動揺する姿に思わず笑ってしまいました。まさしく楽しい絵本ですね。
      2012/03/02
  • 日々に退屈している王様が主人公の絵本です。
    鶏小屋の鍵を開けしまい、城内は大変なことに。
    ところで、始めのページで夕食のリクエストをコックに伝える際、「たまごやきがいいな。めだまやきにしてくれ」と王様が言うのです。
    たまごやきとめだまやきは同じ物なのか…、それが気になります。

  • 購入本。
    「あ、うん。」としか言わない王様。ニワトリ小屋の戸をうっかり開けてしまって、さあ大変。家来が犯人捜しに奔走するも、王様はどこふく風。だけど、王様の部屋に迷い込んでいたニワトリの産んだ卵が!

  • なんで ごあいさつのへやとか あるのかな
    なんで おうさまの ごあいさつは かわってるのかな
    あ、うんって いうだけなの

    まず にわとりが かぎをすてたのを みていたのが おもしろかった
    つぎは なんでたまごやきが しゃぺったのかが おもしろかった

  • 4-8340-0378-7 c8795P880E

    おしゃべりなたまごやき

    作:寺村輝夫(てらむら てるお)
    画:長新太(ちょう しんた)


    発行所:福音館書店

  • 王様の耳はロバの耳みたいな感じです。

  • 3歳〜。
    絵本で描かれる西洋風の王様って、呑気だったり、子供じみていたり、かわいらしかったり、短絡的だったりすることが多いように思えます。この絵本の王様もそんなタイプ。
    滑稽さとともに教訓をそれとなく子どもに理解してもらえたら、なりよりです。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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