ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ)

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感想 : 111
  • Amazon.co.jp ・本 (16ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834004625

感想・レビュー・書評

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  • 小さな少年 ペレには、子ヒツジが一匹いて
    自分で、世話をしていました。

    ある時、上着が小さくなったので
    あたらしい服をつくろうと
    ペレは、羊の毛を刈り取るのですが・・・

    羊毛が、一着の服に カタチを変えるまでには、たくさんの工程がありますね。
    糸を紡いだり、染めて色をつけたり、織って布にしたり。もちろんペレには、そんな難しい技術はありません。さて、どうするのでしょう?

    彼がしたこととは・・・

    今の、自分にできることで
    だれかの助けになること(つまり、お手伝いですね。)を、精一杯する。

    そして、そのかわりに
    自分ができないことを、できるひとに、やってもらう。

    たくさんの つながりを経て
    ようやくできあがった一着の、服。
    そこには、こんなにたくさんの
    時間と、技術と、手と、心が、こめられているんですね。そのことに改めて感動すると共に

    想いをカタチにするために、一心に 努力をかさねるペレの姿と行動力に、拍手をおくりたくなる一冊です。読み聞かせにも どうぞ。

  • アルパカの毛って高級なんだよって話で、思い出したのがこの絵本。ペレが持っているのは子羊なんだけどね。その毛を刈り取り、新しい服を作るまでの過程の物語。
    たくさんの人たちの手を借りて、ただ借りっぱなしじゃなくペレも働いて、出来上がる服。最後にお礼をいう相手もいいんだ。
    流行の服を使い捨てのように買える今時には、ひとつひとつ丁寧に作りあげていく人々のことを知っていて欲しいと思うな。この絵本読んでたのに、息子に伝わっていなかったように思えるのが残念だ。

  • ペレは羊を飼って自分で世話をしています。
    自分の服が小さくなったので羊の毛を刈り、いろんな人のところを周り、新しい服を作ってもらいます。
    大人たちは最初「小さいお前が何を言っているんだ!」といいつつ、仕事と引き換えにペレの頼みを引き受けます。

  • 絵がとにかく優しい。読み聞かせには小学生くらいがいいのでは?娘が大好きだった絵本。

  • 自分一人ではできないことも、
    周りの人に助けを求める、
    そして自分にできることをする。
    それで夢が叶う。
    男の子が主人公ですが、 
    大人にも示唆の多い本です。

  • 2017.11.9
    1976年に発売された絵本だなんて。すごく素敵な絵。ベスコフの絵本は日本とは全く違う外国文化の雰囲気にあふれているので違う世界を感じられる。ものってその状態で売られてるんじゃないんだってことを教えてくれる。いろんな人の手を通って生み出される。現代人は大人でさえも、服が基本的にどうやって作られるのか知らない人が多いので、ぜひ子どもと一緒に読みたい。周りに頼れるたくましい大人たちがたくさんいて、みんなに見守られているその環境がいいな。まわりのみんながペレのために無償でやってくれるんじゃなくてちゃんと交換条件ってのがいい。

  • かわいいペレのじまんのこひつじを抱いた最初の絵か本当に素敵なんです。
    そのじまんのこひつじの毛をかって、おばあちゃんにけをすいてもらい、また別のおばあちゃんに毛をつむいでもらい、ペンキ屋のおじさんから染め粉を手に入れ…と、だんだんあのこひつじの毛がペレの新しい仕立て服になってゆく様。
    でも先々でお手伝いをたのまれ、それを真面目にこなしてあたらしいふくを自分の力で誇らしげに手に入れるペレ。
    ペレと村の人との関わりを通して、私は、スローライフとファストフアッションについて考えずにはいられませんでした。。
    素敵なん絵本ですね。

  • 読みきかせ講座でこの絵本をよんだ人がいて、100年前の絵本だときいて気になっていた。
    普段行かない図書館で目にとまったので、よんだ。

    ペレは子羊を1ぴき持っていた。
    ペレも子羊も大きくなり、ペレの服は小さくなってしまった。
    ペレは羊の毛を刈り取り、自分の服を作る。

    なんて賢い、知恵と生きる力を持っている子だろう、と感心した。
    適材適所、対価、ということばが頭に浮かぶ。
    ペレは、自分でできることの範囲も知っている。
    大型の絵本で見やすいし、美しい。

  • 4月 2年生の読み聞かせに使用。絵がきれい。

  • 図書館にて。
    すてき。絵もお話も。
    5歳の娘のうけは、いまいちだったけど。

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著者プロフィール

1874~1953年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。6人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく、世界中で、何世代にもわたって愛されている。主な作品に『もりのこびとたち』『ペレのあたらしいふく』(福音館書店)、『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)、『おひさまのたまご』『しりたがりやのちいさな魚のお話』(徳間書店)などがある。

「2021年 『ロサリンドとこじか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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