旅の絵本 (安野光雅の絵本)

制作 : 安野 光雅 
  • 福音館書店
4.19
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本棚登録 : 763
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834005394

感想・レビュー・書評

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  • 特にこの画家さんのファンということもなく、ましてや後書き以外は一切のテキストもない本。
    中部ヨーロッパの風景を、ほぼ同じ角度から俯瞰して何枚も描いただけの本なのに、ものの見事にはまってしまった。

    今読み終えた(見終えた)ばかりというのに、すぐまた初めから開いてしまう。
    その繰り返しの中の発見が、楽しくて楽しくてたまらないのだ。

    タイトルだけ聞くと画家さんが旅をしながら描いた本のようだが、いつの間にやらこちらが旅人になってしまう。
    絶え間なく好奇心を刺激する、楽しみ方に終わりのない旅だ。
    建築物だけでなく、農村の風景の中に、知っている人がいそうな気がしてくるのがまことに不思議。
    小さな道にはほこりが舞い立ちそうだし、緑の葉のにおいまでが漂ってきそうなのだ。
    それは、ページごとに進んでいく小さなお話たちに迷い込んでしまったせいかもしれない。
    『だまし絵』や『隠し絵』にも通じる楽しみが満載だ。
    あ、ここにもこの人たちがいる。
    あ、この人さっきから何しているの?
    大人から子供まで、楽しみ方も多様になりそうだ。
    ということは、私もこの先ずうううううっとこの本を楽しめるということ。
    名画のシーンのような部分もあり、見つけた時の嬉しさと言ったら!

    ちょっと人を待つ合間の楽しみに、また眠れない夜のつれづれに、いえいえ昼間の喧騒を避けてひと休みしたいときに、皆さんもぜひぜひ。
    それから、後書きがとても良い。
    絵で安野ワールドを堪能したあとにこの後書きを読むと、たぶん皆さんも「囚われの身」となるだろう(笑)

  • 文字のない絵本。

    細やかな絵をよーく見るとどこかで見たことのある“絵画”や読んだり、
    聞いたことがありそーな“お話”の一場面をみつけることができます。
    誰の絵?とか、どんなお話だったか?とか子どもたちと見るのも楽しいし、
    忘れてたら“画集”や“お話”を見直し、読み直しするいい機会で、
    また新しい魅力を発見できるかも…

  • 字のない絵本
    作者安野光雅さんが旅でみつけた世界をとても細かく優しい彩色の絵で描かれた絵本
    隅から隅まで細かくみると村の中にいろんな人がいて面白い
    何度も見返したくなる絵本^^*

    あとがきから
    ~印象に残った文~
    人間は迷ったとき必ず何かを見つけることができるものです。私は、見聞をひろめるためではなく、迷うために旅に出たのでした。そして、私は、この絵本のような、一つの美しい世界を見つけました。

    追記(2018/1/13)
    じっくり観ると、ちょこちょこ童話の絵が・・・
    ハーメルンの笛吹き、はだかの王様、おおきなかぶ、赤ずきんちゃんとおおかみもちゃんといる
    (。-∀-)面白い♪

  • なんで たびびとさんは ひとりで たびをしたのかな。
    なんで うまを ひとにかえさないで おいていっちゃったのかな。ひとが きづいてくれるからかな。

    すばらしい えほんだった。
    まず どんどん ばしゃが すばらしくなっていくこと。
    あかずきんちゃんと イソップのはなしと、おちぼひろいが でてきて、じゆうに たのしめることが、すばらしかった。

  • 安野光雅さんの絵って好きなんだけど
    絵本っていう形では読んだことなかったな。
    こうやってじっくり見てみると
    とても細かいところまで描写してあってすごい。
    ほのぼのとしたタッチがいい。

    • reader93さん
      今夜これを読みました!細かい描写が本当に素晴らしいですね。自分も馬に乗ってこんな景色を散策してみたいと感じました。
      今夜これを読みました!細かい描写が本当に素晴らしいですね。自分も馬に乗ってこんな景色を散策してみたいと感じました。
      2012/06/23
    • christyさん
      >reader93さん、これはすごい作品ですよね~。作家の頭の中もどうなっているんだろう?と思いますが、画家の頭の中もどうなっているんだろう...
      >reader93さん、これはすごい作品ですよね~。作家の頭の中もどうなっているんだろう?と思いますが、画家の頭の中もどうなっているんだろう?と思います(笑)。同じ目を持っていながら、こんな風に再現できるのってすごいですよね。安野さんの作風はとても癒されます。
      2012/06/23
  • 言葉のない絵本です。安野光雅さんの素敵な絵と一緒に北ヨーロッパを親子で旅に出てみてはいかがでしょうか?たくさんのエピソードや絵画、童話などがちりばめられているのを、楽しく見つけてみてください。読んであげるなら4・5歳くらいからでも大丈夫です。シリーズの第一作として1977年より、世界中で長い間愛され、読み継がれて、人それぞれの思い出を紡いでいる絵本です。

  • なんとも味わい深い。。。ゆっくり眺めて、自分の中でお話を見つけてほしいなぁ。

  • 2017/11読了。細密なヨーロッパの風景に、馬で行く旅人が1人。よく見るとおとぎ話や名画の一場面も描きこまれ、見るたびに発見がある絵本。安野さんの絵は、なんとも言えぬ味わいがあるなあ。

  • ページをめくるごとに、旅人が島へ入り、島の中の町へ進んでいく。あとがきにもあったけど、街が一つの国であるかのよう。『ビブリア古書堂~4』に登場して、読んでみることに。どのページにも旅人が描かれていて見つけるまでの楽しさも感じる。絵の感じが素敵。

  • 小学生の頃、何度も何度も読んで(見て)いた絵本。
    字がないのですが、旅人がどのページにもいるので探したり、
    童話などの物語の人物が出てくるので、お話を考えてみたり。
    続編もあるのですが、やはり1巻が好きです。

  • 子供の頃、大好きで繰り返し読みました。物語が好きで、たくさんのお話を知っている人はめいっぱい楽しめる本です。そうでなくても、本の中にたくさんのしかけがあって飽きません。宝探しのような絵本です。

  • 安野さんの絵は
    なにも語りかけてはこない
    でもその押し付けない感じがいいのです
    大人の絵本

  • ””

  • ヨーロッパ。名画。昔話。不思議。
    絵がつながりあってて、それを見つけると嬉しくなる。
    巻末に1ページごとの解説がある。
    名画や昔話がモチーフも絵も。

  • 細部まで描き込まれた絵の中に潜む遊び心。
    油断できません。
    なんでそんなところで卓球始めたのか非常に気になる。

  • 旅。

  • 今さらゆるくはまって2冊目を読む。ヨーロッパの街並みを鳥瞰で描いた絵本シリーズの第1作。次のページを開くと違う街の違う風景なのだが,何人(何匹)かの登場人物がほぼ同じポーズをとっている隠しネタがあることに気づく。

  • 津和野の美術館で作品の一部を見たので、改めて、代表作を見ることにした。ヨーロッパですね、ボートで上陸した男が馬に乗り、森を抜け、城郭都市に入り、丘で馬を手放し、去って行きます。中世の景色や汽車が走る近代まで、時空が混在するのは、旅する男の空想世界でしょうね。お城から脱出する男や手から離れた風船が飛んでいくところなど、作者の遊び心を見つけるのが楽しい絵本です。

  • 2017.2.4
    .
    #旅の絵本
    #安野光雅
    #福音館書店
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    ああ、いい。
    文字はないけどいろんな人の物語がある絵本。
    私もこの中に入り込みたい。
    何度でも永遠に読める絵本。
    おおきなかぶや赤ずきんの登場にもニヤリ。
    来月の「えき」での展示が楽しみだな。
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    #絵本 #日々絵本 #絵本の記録 #90冊目

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「世界・社会」で紹介された本。

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