- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784834005561
感想・レビュー・書評
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呉服屋の旦那さんは、大の縁起担ぎで有名でした。縁起の良い「うえ」「かみ」「あがる」が大好きな言葉で、反対に「した」「しも」「さがる」と聞くと怒りの雷が落ちてきます。奉公人の定吉と亀吉は、旦那さんへの前で縁起の悪い言葉を使わぬよう、子どもなりに気をつかう毎日でした。町家の向こうから「米あげザルウ―ツ、米あげザルウ―ツ」という売り声を耳にした旦那さんが「嬉しい声が聞こえてきたやないか! 定吉に亀吉、あのザル売りを呼んでやりなはれ!」 二人は、ザル売りに儲け話の知恵を授けますが・・・。縁起担ぎの小噺です。
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2012.12.5 4-4
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らくご絵本。途中までは落語らしくて面白い。最後だけがあまり落語らしくないのだけど、これはもとの噺がこうなのか。
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6’40’
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えんぎのよくないことにはごようじん
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うえ、かみ、あがるという言葉は大好きだけれど
した、しも、さがるは大嫌いな縁起かつぎのだんなさん
こめあげざるを売ってる振売りの掛け声に喜んで家に呼び入れました
丁稚のさだきちとかめきちの助言を聞いて、旦那さんの好きな言葉ばかりを言うので、旦那さんは上機嫌
お小遣いをどっさりくれましま
ところが帰り際、つい頭を下げてしまったからもう大変 -
7分
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7分。あがる、うえ、かみ、という言葉が好きな旦那さんにもきちは喜ぶ言葉を連発し、おこづかいがじゃんじゃん…。
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中学年向け
著者プロフィール
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