ふたりはいい勝負 ショヴォー氏とルノー君のお話集 5 (福音館文庫 物語 S-23)
- 福音館書店 (2003年10月2日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834006476
作品紹介・あらすじ
父と息子の優しくも軽妙なやりとりから、底抜けのナンセンスが、しみじみと胸を打つ物語が、そしてファンタジーが、おしげもなくあふれ出し、43篇の物語の星雲が渦を巻く。
感想・レビュー・書評
-
いい勝負してます、ほんとに。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルノー君の屁理屈攻撃に「うるさいな」と言いつつもリクエストに
応えてお話を作ってあげるジョヴォー氏のお父さんぶりが可愛い。
なぜなに小僧を持つ親の苦労が多いに笑える。
好奇心むき出しの子供の率直さと、そんな言葉、
何処で一体覚えてくるんだろうと言う、
妙に大人びたセリフがたま~に出てくる驚き。
作者の本当の息子のルノー君が成長したら、
どんな大人になったんだろうな、と思っていたら、
ルノー君が幼くして、大人に成長する事無く
亡くなっている事を知った。
ネットで調べてみると、どうも父親である作者が息子の
虫垂炎の手術をミスって死なせてしまった、と言う事が書いてあったが、
この「ショヴォー氏とルノー君のお話集」は、
幼くして死んだ息子の為に父親としてしてあげたかったものを
詰め込んだ宝物なんだな、と言う気がした。 -
小学校の図書館にあったこのシリーズ。大好きなんです。また、この挿絵が、いい。
全3件中 1 - 3件を表示
著者プロフィール
レオポルド・ショヴォーの作品





