人魚姫―アンデルセンの童話〈2〉 (福音館文庫 物語)

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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006667

作品紹介・あらすじ

このシリーズのために、デンマークを代表する画家オルセンが、カラーを含むみごとな挿絵を二〇〇枚描いてくれました。アンデルセン童話の傑作『人魚姫』など一七編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 人魚姫のみ読んだ。
    あ、ハッピーエンドじゃなかったんだと思った。
    童話特有の魔法使いのビジュと世界観が怖くてびっくり、最後ナイフで殺せ!って言うのも恐ろしいなと思ったら。
    内容的には意外と世知辛いなと思った、王子はなんか可愛い子拾って口も聞けず従順だから気に入った!って文面だけ見るとただのありがちな性欲王子なんって思った、とにかく面食いだなと。舞姫をなんとなく思い出した。
    魂と引き換えに〜って話は面白かった。人外設定で恐れられる感じじゃなくて、ちょっとした羨望ぐらいのイメージだった。

  • アンデルセンの代表作品。
    表現の素晴らしさに何度読んでも感動してため息がでます。
    王子を愛して声を奪われ人間になりますが、王子の愛はえられず、最後は空へのぼっていきます。
    一途に愛に生きた姿はほかの童話のお姫様とは一線を画しており、もともとは人間ではない人魚姫ですが、誰より人間らしさを感じさせます。
    ほんとうに大好きなお話なので、こどもが大きくなったらぜひ読んであげたいと思います。

  • 資料番号:020108361
    請求記号:949ア

  • 表題作の、人魚姫と、みにくいアヒルの子と、空飛ぶトランクあたりがメジャーどころでしょうか。人魚姫は、哀しいお話だよな~と、すこうし重い気持で読み始めたのだけど、ちゃんと、救いもあるのだなあ。ちょっと安心した。哀しい、切ないお話も、楽しい、幸せなお話も、不思議なお話も、いろいろ。黙って傍に居てくれるようなかんじがしました。でも登場人物たちにあんまりつらい思いさせないで~。やっぱり、ハッピーなお話がすきだ~。

  • シンプルでせつない、ラブストーリーの傑作。

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