きゅっきゅっきゅっ―くつくつあるけのほん3 (福音館 あかちゃんの絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 216
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006841

感想・レビュー・書評

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  • 子供より先に親が気に入って、4冊セットの箱入りで買ってきたうちの1冊。
    腰がすわった頃から、読み聞かせというより一緒に遊ぶようにして読んでやっていた本です。「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」でお手々やらお腹やらを拭くまねをしてやって、あんよで大笑いになって誰かさんのお口の周りまでたどりつかなかったことがしばしば。そういえば、本当に小さい頃は足の裏ってそんなにくすぐったがらなかったなあ…。

    ちなみに、口の周りにまあるく生えてる髭を泥棒ひげ、口の周りにまあるく食べ物がついている状態を「どろぼうさんみたい」と呼んでいるのですが、これ世間一般で通じるのでしょうか。「泥棒 サザエさん」や「泥棒 ひげ」で画像検索するとそれっぽいのがヒットします。あと、カールおじさんも泥棒ひげかな?って思っていたけれど、カールおじさん自体そろそろなじみがなくなってきているかも…。
    とにかく。
    子供が身近にいる生活をしてはじめて「お口の周りがどろぼうさんみたい」な状態が実在する、それも頻繁に発生することが身に染みてわかりました。
    牛乳飲ませると口の上に本当に白い髭みたいに牛乳がついているし、チョコレートでも食べるとこれぞどろぼうさん、って感じに口の周りがベッタベタだし…。
    「だれかさんが おくちのまわりに こぼしてる」からの「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」状態と毎日遭遇しているわけで、逆に言うと絵本のオチがオチになっていないのがこの本の最大の弱点ですw
    実際、お口の周りを拭くときはいつも「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」と唱えながらです。

    言葉が出る前でも、読み聞かせていて最後のページでお皿が空になっているのを見ると、お手々をあわせてご馳走様ポーズをしてたのを懐かしく思い出します。最近久しぶりに読み聞かせてみたら、「おなかにこぼしてる」で大笑いした後、あんよにこぼす前に反撃されてくすぐられました。絵本としてももちろんですが、一緒に遊ぶ材料としてとてもお世話になりました。

    ところで、何回読んでも「おいしいスープ」の正体がわかりません。色的にはオニオンスープかもしれませんが、オニオンスープはあんなに口の周りに残らないように思えます。ミネストローネか、もしかしたらお汁粉かもしれないと疑っています。

  •  「きゅっきゅっきゅっ」と心地よいリズムが楽しい一冊♪
     
    子どもがまねして” きゅっきゅっきゅっ ”。何度も何度も読みました。

     「ふいてあげるね きゅっきゅっきゅっ」…絵本でも、わが子でも、
    ぎゅーと抱きしめたくなっちゃうほどの愛らしさです。
     裏表紙の満面の笑顔は、つい微笑み返してしまいます♪

  • 1歳3ヶ月の娘のお気にいり。読んで〜と渡してくる。食事中、お口のまわりきゅっきゅっきゅね と言いながら拭くと嫌がらなくなった

  • 2y1m

  • 0歳3〜4ヶ月は、ほぼ無反応でした。
    5ヶ月になって、「きゅっきゅっきゅ」のところでにっこり、全てのページで足をバタバタするようになりました。
    効果音やリズムが好きみたいです。

    6ヶ月になり、かなり気に入っています。
    絵のところを手で触って、テンション上がっています。

  • スープをこぼして「きゅっきゅっきゅっ」。
    ごっこ遊びやお世話する楽しさも感じられる内容。
    目を引く色合いに、簡潔なストーリーでまとめられた絵本。

    【ママ評価】★★★★
    林明子さんの絵本4冊目。
    目立つ色合いが印象的。
    蛍光のようなオレンジの背景に、落ち着いた緑。
    線も茶色で柔らかい。
    絵の配置やサイズ感もとっても好み。
    何度も感想に書いている気がするけど、やっぱりどこか品がある。
    そして、今回はクマが登場している。
    まあ可愛い。
    ぬいぐるみのクマ。
    綿が結構しっかりめに入った感じでコロコロ感もあって非常に可愛い。
    顔も可愛い。
    クマ好きとしては、これは良いクマですね、と言いたい。
    ストーリーは、こぼれたスープ拭くだけのシンプルな内容。
    簡潔でサラサラ読めるから、飽きずに何度も読める。
    この作者さんの絵本はなんだか不思議な魅力に満ちている。

    【息子評価】★★★★★
    何度も「もっかい」の要望があり、繰り返し繰り返し読んだ。
    かなり気に入ったみたい。
    毎回、特に反応することもなく、黙々と聞いていた。
    母にただ側にいてほしいから読ませてるだけかと思い、別の絵本を読もうとすると怒られた。
    この絵本を手渡してくる。
    母も‘これがこうだから良い’と説明できないが、魅力のある絵本だと思う。
    息子も何かに惹きつけられたみたい。
    1歳8ヶ月

  • 10ヶ月くらいから いただきますの動作をする きゅっきゅっきゅっに合わせて手で絵を擦る

  • 1y4m
    読んでいてリズムが良くて楽しい。絵本と実生活を繋げてあげるようにしているが、特にこの本のセリフ通りに口を拭いてあげるととても喜ぶ。理解できるかどうかは別として、音のリズムを教えてあげるために、離乳食食べ始めから読んでもよかったかも。

  • 絵がとにかく可愛くて癒される。自分の子どもに似てると、多くの親が思うのかな。そしてこの本を見て子どもがわたしの口をきゅっきゅと拭いてくれた。わざと口を汚す哀れな親か誕生しました。大好き。

  • 木2歳1ヶ月娘に読み聞かせ。気に入った様子。
    きゅっきゅっきゅっと言いながら、絵と同じ場所を触りあいっこしてスキンシップも楽しい

著者プロフィール

林明子

「2013年 『文庫版 魔女の宅急便 全6冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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