すばらしいとき (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 312
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007206

感想・レビュー・書評

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  • 子どもと公共図書館に行っていた頃多分目にはしてちたけれど読んだことのなかった本。

    名作だとは思いますが、気にいるかどうかは人(子ども)それぞれでしょうか。

  • 1958 コールデコット賞受賞作品
    Time Of Wonder
    [早春の霧の朝には、海辺の林でシダの枯れ葉が育つ音がきこえてきます。ミツバチがとび鳥たちが歌うころには、霧がはれて青い海がきらめきます。夏は、イルカがはねる海をヨットでめぐり、潮がひいた砂の上に岩や流木でお城をつくり、夜はボートの上で星空をながめます。アメリカの北東部の小さな島で、早春から夏の終わりまでのすばらしい季節をすごす姉妹。少女たちの自然の美しさへの驚きと喜びが、詩のような文章とのびやかな絵で描かれます。]

  • 「ペノブスコット湾の水面に岩勝ちのみぎわをみせる小島のつらなりの上で、みてごらん、世界のときが、ゆきすぎるのが みえるから。一分一分、一時間一時間、一日一日、季節から季節へと」

    「早春のきりの朝、なぎさにたつと、まるで、なにもない世界のはしにひとりぼっちでたっているように感ずるだろ。」

    ゆっくりとふくれあがる雲、近づいてくる雨、しんとしずまりかえった林、幕を上げる霧、きらめく青い水、水にうつった星の影……。ペノブスコット湾の小島の美しい情景が胸に沁み渡る。その大自然の中での二人の姉妹の暮らしも微笑ましい。

    「波と空を ようく みておくんだよ。海の潮の香りを ようく かいでおくんだよ。去っていく場所のことを かんがえると、すこし さみしいね。でも これからいく場所のことをかんがえると、すこし うれしいだろ。しずかに 思いめぐらすときだーー」

  • 星野道夫さんがおすすめしていたのでよんでみた。
    かもさんおとおりの作者。
    自然と共に生活する家族。

  • 訳がちょっと古めかしいかと思ったが、読んでいくとその美しさと心地よさに、気にならなくなった。
    夏のバカンスと冒険?
    こういうの、ちょっと憧れちゃうなあ。
    明るく優しい絵が、郷愁を誘います。

  • コルデコット賞

  • 星野道夫さんが好きだった絵本

  • 3歳10ヵ月の息子にはまだ早かった様子。
    読んでいるうちに、うとうと、すやすや。静かに流れる時、を感じさせてくれました。
    もう少し時間を空けてから、また手に取りたいと思います。

    12/22、息子が選び、図書館から借りてきました。

  • なぜかスッと入ってこなかった。

  • おそらく再読。
    何気なく手にとったのですが、季節ぴったりで
    いい出会いが出来ました。

    情景が進んでいく。
    海は、美しいです。
    キラキラの派手な夏がすべてじゃないよね。
    語りかける言葉がやさしいです。

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著者プロフィール

ロバート・マックロスキー

「1978年 『すばらしいとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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