旅の絵本 (2) (日本傑作絵本シリーズ)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007305

感想・レビュー・書評

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  • 旅の絵本Ⅱ
    旅の絵本の中に
    不思議の国のアリスの白うさぎとかピノキオとかガラスの靴を持ってシンデレラを探している兵士とかスカートめくれてるマリリン・モンローとかマーケットで売ってるポスターがマイケル・ジャクソン、チャップリン、モンロー・・・あと誰?(笑)とかラプンツェル
    キリスト生誕(?)から最後の晩餐、ヮ(゜д゜)ォ!十字架に磔られたキリストさんも・・・
    とか探すのが楽しい♪
    トレヴィの泉っぽいのとかゴンドラとかあるからイタリアかな?

  • 安野光雅の旅の絵本、2巻。
    今度はイタリアだそうだ。

    この、写真のようにリアル!というわけでもないけど、細かく描かれている絵は見ていて飽きない。
    見る度に新しい発見がありそう。

    関係ないけれど、自分の中で安野光雅ブームが来ている。
    山川出版社で安野光雅の特集雑誌が出ているのでほしいくらい。
    森の絵本もこの人だったとは知らなかった。

  • 1の続き。また田舎から都市へ‥‥要所にちりべられた童話がまたいい!シンデレラが急いで階段をくだる絵があり、ページをめくると靴を掲げて探す人の姿が。絵の隅々までどんな話が隠れているか探してしまいます。

  • 今度はイタリア篇、陸路をきて海へぬける旅。旅人がとおりすぎる景色のなかに、たくさんの人々のドラマがあります。前作同様、かくされたお話を探す楽しみも。グリム童話やイソップの寓話、アラビアン・ナイトにアンデルセン、映画のワンシーンなどなど。なかでも、楽園の追放からイエスの磔刑にいたる聖書の物語が目をひきます。

  • 旅していく風景も素敵ですが、物語の登場人物を探すのも楽しいです。
    気づいてないのがまだありそう。

  • 安野氏の緻密で柔らかなタッチの絵本。
    文字はまったくありません。
    イタリアの田舎から賑やかな街中、そしてまた田舎へと
    美しい景色の中を旅人と共に旅してるような気持ちになれます。
    そしてページのあちこちに童話の一場面や名画がかくされているのも
    楽しい!
    『キリストの生涯』
    『不思議の国のアリス』
    『三匹の子ぶた』
    『シンデレラ』
    『みにくいアヒルの子』・・・・
    何故か民衆の中にポパイやマリリン・モンローも。
    子ども達と一緒にページをめくりながら『あ、ここにも!』と探すのもいいし
    疲れた時に手元に置いて眺めるのもいい。
    子どもも大人も楽しめる絵本です。

著者プロフィール

安野光雅(あんの みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2023年 『文庫手帳2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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