ジャングル・ブック (福音館古典童話シリーズ)

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本棚登録 : 65
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007503

感想・レビュー・書評

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  • 人間が友達じゃなくたっていいじゃない!

  • 動物と喋れたらどんなに楽しいか。でも動物に育てられるのは嫌です。

  • 幼い頃読んだ記憶がよみがえり、非常に懐かしい寓話。結構教訓的だったのだなあと読み返して思う。目には目を的なところがあり、キップリングが西欧人であることを考えると興味深い。

  • <どこにもない、でもどこかにありそうな、空想のジャングル>

    先日読んだ、『タイガーズ・ワイフ』に、『ジャングル・ブック』が登場する。主人公の祖父が大切にしている本で、非常に印象的な小道具として使われている。
    『タイガーズ・ワイフ』はバルカン半島が舞台の物語で、非常に楽しく読んだのだが、考えてみたら、自分は『ジャングル・ブック』をきちんと読んだことがなかった。で、読んでみるかと図書館で借りてきた。

    懐かしい福音館古典童話シリーズの1冊。まずは非常に厚くて驚いた。480ページ弱。
    1つながりの作品というよりも、連作短編集といった感じである。
    人間の子どもモーグリ(蛙の意)は、トラに襲われて親からはぐれ、ジャングルで狼に育てられることになる。クマや黒ヒョウに鍛えられ、賢く育っていく。
    ジャングルでこのまま暮らしていけるかと思ったが、さまざまな軋轢が生じ、やはり人間の元に戻ることになる。
    ここで、モーグリは敵であるトラのシアカーンと対決する。モーグリが立てた作戦は成功するが、そのことが原因でモーグリは人間の村から出なければならなくなる。
    ジャングルにも、人間界にも、永住の地がないモーグリ。一度は再びジャングルに戻るのだが、最終的にモーグリはどうするのかというのも読ませどころだ。幕切れにジャングルの動物たちが歌う歌には胸が熱くなる。

    トラはなかなかの悪役であり、対するモーグリも知恵があっても高潔なわけではない。黒ヒョウもクマもそれぞれに(人間ではないが)人間味を感じさせる設定になっている。ジャングルには独特の掟があり、確固とした世界を形作っている。
    現実の動物のリアリティはないが、読んでいるうちに、このジャングルが存在するような感じがしてくる。空想の力、創造の賜物だろう。

    出版された時点では、『ジャングルブック』にはモーグリが主人公でない話も含まれており、後に続編も書かれた。本書はその2冊の中から、モーグリが主人公のものだけを抜き出したものである。

    キップリングは史上最年少の41歳でノーベル文学賞を受賞しているのだという。
    現在では原作自体はあまり読まれているとはいえないが、この本が書かれた頃には、異国への憧れとあいまって、不思議で強烈な魅力のある物語として、多くの子ども達の心を捉えたものなのだろうか。


    *アンリ・ルソーやヘレン・バンナーマンはキプリングとほぼ同時代人である。例えば「蛇使いの女」や「ちびくろさんぼ」のジャングルは、どこかで「ジャングル・ブック」のジャングルとつながっている、のかもしれない。

  • ものすごく幼い頃に読んで
    大好きになったジャングルブック
    ジャングルといえばアフリカというイメージでしょ
    でもこの本を読むとジャングル=インドになりますよ
    福音館書店さんのこの古典童話シリーズは
    装丁が綺麗で眺めているだけでも
    かなり心がうきうきします

  • 夜の闇がジャングルをおおうころ、黒豹バギーラの眼が輝く厳しいジャングルの掟にきたえられ、逞しく成長していく狼少年モーグリの知恵と勇気と誇りにみちた物語。

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