こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 2786
レビュー : 440
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008302

感想・レビュー・書評

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  • 子供が小さいころいつも一緒にいたぬいぐるみ。寝るときも一緒だったのですが、いらなくなったのはずいぶん前。毛も抜けてぼろぼろだったが、なかなか手放しませんでした。

    「だいじょぶ、だいじょうぶ」
    小さなベッドのそばに、生まれてくる赤ちゃんを待つこん。おばあちゃんからの手作りの贈り物。やがてやってきたやわらかな命の傍らにいつもいっしょ。こんはあきちゃんのお気に入りでもあり、頼れるお兄さん。

    「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
    あきちゃんも大きくなり、こんもぼろぼろ。
    遠い田舎のおばあちゃんのお家まで、電車にのって出かける二人。駅弁を買いに乗り遅れそうになっても、ドアにしっぽを挟まれても、ここでもこんは頼れるおにいちゃん。

    「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
    野良犬からあきちゃんを守り、自分は連れ去られ砂丘の穴に埋められて、やっと探し出したあきちゃん。こんを背負いやっとのことでおばあちゃんの家に。こん、ちっともだいじょうぶじゃないんだけど。

    「あらあら、ボロボロだし、ぺちゃんこね」
    おばあちゃんに手当してもらっても、お風呂に入るのだけは勘弁?

    あきちゃんは、もう「こん」を守れるお姉さんかな?

    • 8minaさん
      すずめさん、こんばんは。
      福音館書店のHPにも型紙と、詳しい作り方が出ていますね。お母様に作っていただけましたか?
      すずめさん、こんばんは。
      福音館書店のHPにも型紙と、詳しい作り方が出ていますね。お母様に作っていただけましたか?
      2014/08/31
    • けいたんさん
      懐かしいです♪ 娘とよく読みました。
      林明子さんの作品はたくさん読んだと思います。心がポカポカしてきますよね。

      先日はコメントありが...
      懐かしいです♪ 娘とよく読みました。
      林明子さんの作品はたくさん読んだと思います。心がポカポカしてきますよね。

      先日はコメントありがとうございました。初めてのことで返信の仕方もあれでよかったのかわからず…失礼があったらすみません。
      自分の読了本の登録が終わりましたのでこれからゆっくり本棚を拝見させてください。
      2014/09/10
    • けいたんさん
      昨日はコメントありがとうございました(^-^)/
      何年分もまとめて登録したのでご迷惑をかけてしまいすみませんでしたm(*_ _)m
      ...
      昨日はコメントありがとうございました(^-^)/
      何年分もまとめて登録したのでご迷惑をかけてしまいすみませんでしたm(*_ _)m
      8minaさんの本棚は面白い本で一杯でワクワクしています。これからも参考にさせてください。
      2014/09/12
  • 悲しいお話の絵本も多い中で
    本当に 心癒される一冊です。

    生れた時から ずっと一緒のぬいぐるみの「こん」
    主人公の「あき」ちゃんは ぼろぼろになった
    こんちゃんを治して貰おうとおばあちゃん家へ
    二人で珍道中するも 無事に到着。

    三人での入浴シーンは 本当に幸せな気持ちになります

    • pink@trdさん
      宝物を大切にする優しさを感じますね。おばあちゃんに頼る孫の姿はとても心温まります。
      宝物を大切にする優しさを感じますね。おばあちゃんに頼る孫の姿はとても心温まります。
      2012/03/02
  • 生まれたときからの相棒と旅をするお話。すてきな絵本です。どっちもかわいい!こんもあきちゃんも。電車内でおべんとう食べるシーンが好きです。砂丘が幻想的ですてきね。こんちゃん、あきちゃんおつかれさま。よかったね。

  • 再読。

    おばあちゃんが赤子の「あき」を見守るよう遣わした、狐のぬいぐるみ「こん」。こんは、あきの遊び相手になりながら成長を見守ってきたけれど、ある日、腕がほころびてしまう。おばあちゃんの町まで、腕をなおしに行くというこんに、あきはついていくことを決め、ふたりの初めての旅行が始まる―。

    こんが、旅の途中で、またその終着近くにおいて、何度も繰り返す「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という台詞が心に迫る。こんは物事をスマートに解決することはできないけれど、あきを見守る者として、精一杯、大人らしく振る舞う。ぼろぼろになりながら、あきを守ろうとする姿は健気だ。
    これから成長して大人になっていくあきと、「だんだん ふるくな」っていくこんを見比べると、切なさも感じる(それは保護者とこどもの関係にも近いかもしれない)。けれどこの小さな旅行の最後が「よかった!」という語で締めくくられたときは、綺麗になったこんも、ここまでの絵の色鮮やかさも手伝って、一緒になって、‘良かった’と思わさせてくれる。

  • ぱく…野良犬が「こん」を、くわえて行ってしまうところで、いつ読んでも、娘たちはドキドキします。
    でも、「あき」が、砂丘に埋められたぺっちゃんこの「こん」を見つけ、おばあちゃんが、お風呂に入れて、元どおりにしてくれると、
    娘たちも、ほっとします。

    お休みの一冊に、よく、読みました。

    ほころびのできた、ぬいぐるみのきつねの「こん」を、遠方のおばあちゃんの家まで、二人(こんとあき)で出かけて、直してもらうお話です。
    きれいな砂丘の挿し絵に、鳥取砂丘をかけ上がり、海を眺めた記憶が、絵本と重なります。

    それにしても、行きの新幹線?で二人が食べている「おいなりさん弁当」のおいしそうなこと!
    プリンがついてるなんて、最高です。

    挿し絵を見ながらいつも、うらやましいし、
    新幹線の駅弁コーナーで、無意識に、探している私が、いまだにいます。

  • ◆女の子が優しげな印象のこの絵本、男の子二人の我が家はなんとなく手にとらずにきました。もったいなかった〜(T_T) ◆頼りになりそうで全然頼りにならない「こん」のかわいらしいこと(*^^*) おべんと二つ抱えて挟まっているページが好き。癒されてしまいました。表紙の印象から勝手にセンチメンタルな絵本かと思っていましたが、明るい絵本なんですね。子どもだったらどんなふうに読んで、どんなところを喜ぶのでしょう。読まず嫌いを後悔しています。

  • 懐かしー!って思って立読み始めたら止まらなくなった。笑
    昔読んでた時は普通に読んでただけだと思うんだけど、今読み直したらすごい響いた。親戚の子にちっちゃい子いたらプレゼントしてあげたいくらいw
    すごい好きな場面は、こんの尻尾が電車のドアに挟まれて、あきちゃんとその場でお弁当食べてるとこ。こんの言う「だいじょうぶ、だいじょうぶ」がなんか切なくて、危うく涙目になるとこだった!笑
    プレゼントしたくなる絵本て、こういうのを言うんだろな。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「今読み直したらすごい響いた。」
      普通なのに凄い絵本ですよね!
      MOE2013年6月号、特集が「林明子の絵本の秘密」だから読もうと思っていま...
      「今読み直したらすごい響いた。」
      普通なのに凄い絵本ですよね!
      MOE2013年6月号、特集が「林明子の絵本の秘密」だから読もうと思っています!
      2013/05/30
  • 子どもの本を選ぶようになって初めて、作家名を意識するようになった。これは、そんな中で覚えたお名前、林明子さんの本。

    こんが赤ちゃんを待っているところ、魔法がかかったよう。あきがだんだん大きくなってこんが古くなっていくところから、迫りくる悲しい結末(成長した子どもはもうふるいぬいぐるみとは遊ばない)を予想してしまったが、物語が始まるのは実はそこから。

    こんとあきは、旅行かばんを持っておばあちゃんのうちに出かける。だけど、どんなにこんが頑張っても彼はちいさなぬいぐるみで、あんなトラブルやこんなトラブルが・・・。ドキドキはらはらの連続だった。こんの健気さが切ない。

    あきの想像上のお話かなと思ったけど、他の大人たちにもちゃんとこんが動いてお話しているのが見えているようで、なんとなく不思議な感じもした。(同じ林明子さんの作品でも、たとえば「きゅっきゅっきゅ」の動物たちはぬいぐるみだし、「おふろだいすき」でプッカがしゃべるのはまこちゃんの想像世界のお話だ。)

    きっと、あきは、自分が大人になっても、こんが古くなっても、大事に大事にしてくれるに違いない。

  • 出産祝いに友達からもらった本。
    早いと分かっていつつ、1歳半ごろから、かいつまんで読んでいたら意外と気に入ってくれた。
    電車、おばあちゃん、など好きなものが出てくるのと、「こん」という名前が言いやすいからかな?
    子供にずっと愛されるのには理由があるんだなと感じた。

  • 守られる存在から守ってあげる存在へ。思いやりと優しさが溢れる本。

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著者プロフィール

林明子 1945年、東京に生まれる。横浜国立大学教育学部美術科卒業。絵本に『こんとあき』『はじめてのおつかい』『おでかけのまえに』『でてこい でてこい』『きょうはなんのひ?』『おふろだいすき』『はっぱのおうち』『ぼくのぱん わたしのぱん』「くつくつあるけのほん」全4冊(以上、福音館書店)などがある。長野県在住。

「2017年 『ひよこさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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