もりのこびとたち (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008418

感想・レビュー・書評

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  • 〝深い深い森の奥、松の木の根元に小人の家があります。そこには、お父さん、お母さん、それに元気な子どもが四人いて、白い点のある赤い帽子を被っています〟・・・小人の子どもたちは、リスとかくれんぼしたり、カエルと飛びくらべをしたりして遊びます。子どもたちが少し大きくなると「フクロウ学校」で、森のことを学んでいきます・・・森の小人たちの生き生きとした暮らしと、季節の移り変りが描かれた、スウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフ(1874-1953)の美しい絵本です。

  • お話はそれほど目新しく、印象に残るものでもないのだけれど、この絵本は何より絵だろう。視覚が、物語にまさって、ページをめくるごとに説得力を持って来る。

  • 左ページは文字と白黒の絵、右ページはカラーで1ページにわたって絵が描かれているというのがちょうどいい。

    まずはこの絵本で小人の生活に興味を持ってくれたら、その後のいろいろな読み物につながりそう。

  • 出版社は4歳~

    深い深い森の奥、松の木の根元に家があり、小人の家族が住んでいます。
    お父さんは松ぼっくりの帽子をかぶり、お母さんと子ども達四人(男女二人ずつ)はキノコそっくりの白い点のある赤い帽子をかぶっています。
    危険もあるけれど、楽しくて豊かな森の暮らしが描かれます。

    私が印象に残っているのは、お父さんが松かさの鎧を着て蛇と戦う場面(その後、子ども達が蟻相手に真似をして痛い目に遭い、お母さんに手当てをしてもらうのもかわいい)と月夜に妖精達と遊ぶ場面、ふくろう学校。

    美しい絵に魅了されてしまいました。
    じっくり眺めたい絵本です。

  • 「深い森の奥の木の根もとに、こびとのおうちがあります。そこにはこびとの家族がすんでいます。こびとの子どもたちは、りすとかくれんぼしたり、かえると飛びくらべをしたりして遊びます。少し大きくなると、物知りのふくろうおばさんの学校で、森のことを学びます。こびとたちの生き生きとした暮らしと、森の季節が描かれた美しい絵本です。自分たちのまわりの森や林にも、こびとの家族がいるかもしれない。そんな想像の世界をひろげてくれます。」

    ・細かく丁寧に描かれた絵は親子で寝る前にじっくり眺めるのに適しているが、本が大きめなのでこの本は読み聞かせにも向く。4歳~大人まで

    ・きのこの帽子をかぶった小人の子ども達かわいい!人間に見つかりそうになったらその場でしゃがんでじっとしたら、きのこそっくりで役に立つのね。
    ・松ぼっくりの帽子の父さんは、闘う時はまつぼっくりの鎧を着て全身松ぼっくり 笑
    ・小人たちの暮らし(リスとあそんだりベリーを摘んだり、ウサギとそり遊びをしたり)に、娘たちは「いいなぁ!」と言っていたけれど、トロルが出てきたのを見て「やっぱ怖い!」と言っていた。本を読んでいる間、心が小人の世界、森の中にぐっと入っていってるように感じた。
    ・北欧の世界、昔ばなしやファンタジーや、北欧の森など世界を知る、入口となる本。

  • 絵が好きです。

  • 良かった

  • 年中娘は夜のようせいがお気に入り。2歳息子も、意外と最後まで見入っていた。

  • 深い深い森の奥の松の木の根元に住むこびとたちの一家の生活を描いた作品。

  • スウェーデン、トロルなつかしいわ…

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著者プロフィール

1874~1953年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。6人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく、世界中で、何世代にもわたって愛されている。主な作品に『もりのこびとたち』『ペレのあたらしいふく』(福音館書店)、『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)、『おひさまのたまご』『しりたがりやのちいさな魚のお話』(徳間書店)などがある。

「2021年 『ロサリンドとこじか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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