ぐりとぐらのえんそく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008920

感想・レビュー・書評

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  • これも本棚にある。絵がかわいくて和むんだよね。幸せな気持ちにさせてくれる、大切な絵本。

    • りりうさん
      ここみさんも好きなんですね╰(*´︶`*)╯♡素敵な絵本ですよね。
      ここみさんも好きなんですね╰(*´︶`*)╯♡素敵な絵本ですよね。
      2024/03/08
    • ここみさん
      ぐりとぐらがお弁当を食べてるイラスト可愛いですよね♡
      ぐりとぐらがお弁当を食べてるイラスト可愛いですよね♡
      2024/03/12
    • りりうさん
      絵が可愛いですもんね、お腹が減ります笑
      絵が可愛いですもんね、お腹が減ります笑
      2024/03/12
  • 「ぐりとぐら」シリーズの4冊目。
    シリーズの他の作品と同様に、子どもが生まれる前に先走って買ってきて、読んでやれるようになったのはほぼ5年後でした。

    リュック一杯にお弁当を詰め込んで野原へ遠足に出かけたぐりとぐら。
    遠足に来たはずですが、おりょうりすることとたべることがこのよで一番好きな2匹です。とにかくお弁当が気になって仕方がありません。わざわざ持ってきた目覚まし時計を見ると、なんとまだ10時。お昼まで2時間もあります。体操をして、マラソンをしてお昼のベルを待ちます…いやいや、そんなに運動したらもっとお腹が減っちゃうってばw。

    この食欲こそぐりとぐら。
    何をどれだけ持ってきたかは最後のほうで分かりますが、本当にパンパンに膨れ上がったリュックの中身はほぼほぼお弁当です。これだけ大量にお弁当を準備できる2匹の家事能力に戦慄を覚えます。

    そして体操をする2匹の可愛いこと。
    ラジオ体操でしょうか。揃っているようで、右側の手足の体操はポーズがずれているのが2匹の魅力を増幅しています。
    …そう言えば、こうやって正面からのポーズを見ると、帽子の大事さがわかります。つばから耳が飛び出していて、さらにてっぺんがとんがっている帽子をかぶっていなかったら、きっと、名前のつけようのないただのねずみに戻ってしまいます。眼鏡が本体なんて言葉もありますが、彼らに関しては帽子が本体に違いありますまい。なにせ海の中でもずっとかぶっていたくらいですからね。

    さらに、マラソン。
    お昼ご飯までの時間つぶしにマラソンってどうなのと思わざるを得ませんが、それでも尻尾を長くたなびかせ、ひげをピンと立てて走る2匹はそれなりに楽しそう。そしてその先に、もう見えています、毛糸。
    うちでは読み聞かせで一番受けるページです。「これこれ!ここにある!これ知ってるよ!け・い・と!」とひとしきりはしゃいだ後、固唾を呑んで次のページを待ち構えます。
    そして、「あ~あ、転んじゃった」までがお約束です。

    さらにさらに、毛糸を辿っていく過程がスリリング。「おきゃくさま」では足跡を辿っていきましたが、毛糸は丸めて玉にしていく楽しみが追加されています。持ちきれなくなって押していくのは体の小さな2匹のお約束。

    どうやら森の向こうの家がゴールみたいです。よくみると「くま」と表札に出ていますが、知らんぷりして「誰の家だろうねえ?」と読んでやると、大張り切りで「くまだよ!」と返ってくるのもお約束。

    毛糸は熊の家を通り抜けて庭まで続いている様子。2匹が通り抜ける熊の部屋が親には楽しい。床にはこどものともならぬ「くまのとも」が落ちていますし、クッキーと思しき缶の横には「くまのプーさんのおりょうりのほん」が、戸棚の下には「だいじ」とラベルの付いた壺(中身は間違いなくはちみつでしょう)が見て取れます。

    庭でようやく会えたくまはチョッキが胸までほどけていて、ちんちくりんなのが愛おしい。そして、どうやら季節は春だったようです。くまはチョッキを脱ぎ捨てて、ぐりとぐらについて野原へ。
    タイミングよくめざまし時計がリ〜~~ンと鳴り響き、待ちに待ったご飯です。
    「ぐりとぐらとくま」(って並べると3人目のメンバーみたいですよね)はなかよくお弁当を食べたのですが、くまさんの分もあるってどんだけどっさり持ってきたんだよって話です。

    見て取れる限りでは、ハンバーガーとサンドイッチとソーセージとゆで卵、ピクルスと何かの漬物、ニンジンとリンゴとミカン、クッキーに水筒の飲み物!
    なんて豪華なお弁当なんでしょう。

    帰り道、楽しかった思い出をいっぱい抱え、反対に空っぽになったリュックを背負って帰る2匹の後ろ姿が満足そうです。

    とっても「ぐりとぐら」らしいお話で、親も子供もお気に入りです。
    今夜の読み聞かせに再登板してもらいましょう。

  • ぐりとぐらのお弁当がおいしそうだった。のはらで見つけた毛糸を追いかけて、毛糸のチョッキを着たくまに出会うところもかわいい。展開に夢があっていいなといつも思う。子どもと読みたい。

  • 文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。

    企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    展示期間中は貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/11/26-12/25まで】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1194920

  • もってきた時計が目覚まし時計というところで思わず笑ってしまいました。自分たちよりも大きくなってしまった毛糸をころがす姿はとてもかわいらしいです。

  • ぐりとぐらが遠足に。お弁当を食べるまでの間なにをしようか。。。。とマラソンをはじめたら、毛糸が木の枝に引っかかっていてそれをたぐっていくと、なんとくまさんのチョッキにたどり着く。そして、くまさんも一緒に仲良くお弁当。

    遠足の楽しみってやっぱりお弁当ですよね。

  • 遠足にでかけたぐりとぐら。お昼ご飯まで時間をつぶすためにマラソンをしていたら、毛糸に足を取られてころんでしまいました。毛糸をたどっていくと、その先には大きなくまさんが! くまさんも誘って、三人で野原で仲良くお弁当を食べます。
    まもなく3歳になる娘が「ぼうし かぶってる ぐりとぐら~」とお気に入りの絵本。
    毎日、寝る前に読み聞かせています。
    「ぐり ぐら ぐり ぐら」とリズムの良い、お決まりのフレーズ。娘もご機嫌で口ずさみます。親の方も独特のテンポの良いの文章のおかげで、何度読み聞かせても飽きることなく気持ちよく読めます。だから、娘も聞いていて楽しいのかもしれませんね。
    そして、なによりも絵がやわらかで、優しい感じです。大きなくまさんも威圧感がなく、小さなぐりとぐらに対する思いやりにあふれています。美味しそうな食べ物は、娘と一緒になって「これは、なにかな?」と謎解きをしたり。細部までこっていて、くまさんのおうちや家具など、大人も真剣に見入ったり。
    このお話のいいところは、随所に「思いやり」がみられるところ。大きなくまが、自然と小さなぐりとぐらの歩調にあわせたり。ぐりとぐらも自分たちのお弁当を惜しげもなく、くまさんに分け与えたり。二つしかない水筒を、仲良く三人で分け合っている姿はじんときます。
    我が家では「ぐりとぐら」シリーズの中で、『ぐりとぐら』と並ぶお気に入りの作品です。

  • 4-8340-0892-4 C8795¥630E

    ぐりとぐらのえんそく

    1979年4月1日 
    福音館書店

    こどものとも傑作集
    1986年9月20日 第12刷

    作:なかがわりえこ
    画:やまわきゆりこ

    1993年9/19
    ※ めもあり

  • ぐりとぐらは本当に一緒に遊んでいる気だった。
    頭の中で3Dにして一緒にお山に登った想い出。

  • お家の中がとてもかわいい♪部屋に飾っておきたい絵。優しい絵が好き。

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著者プロフィール

なかがわりえこ

「2009年 『ぐりとぐらのあいうえおと1・2・3 (2冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なかがわりえこの作品

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